ジェイク・ギレンホール主演、邦題『ミッション:8ミニッツ』のサントラ。
作曲は新鋭クリス・ベーコン。
スコアのみの全16曲。
同じ8分間を繰り返しながらも、少しずつ状況が変わっていく・・・という映画なので
かなり難易度の高い音楽を要求されたはずですが、クリス・ベーコンはイイ仕事をしていると思います。
ハラハラさせるときの音楽が『ダイ・ハード』の1の音楽にソックリですが、
似ているのは、そこだけです。
静かな音楽、希望を見出すときの音楽。
緩急のある、聴きごたえのあるサントラになっています!
オススメです。
監督のダンカン・ジョーンズは、父親がデヴィッド・ボウイであることが世間にバレてしまっているので
ワザと挿入歌を使わなかったのでしょう。
サスペンスの場面も、静かな場面も、すべてクリス・ベーコンのスコアに一任されています。
ただし、1曲だけ、ヒロインが持っている携帯の着メロが中盤でちょこっとだけ流れます。
チェズニー・ホークスの“The One & Only”。
映画の内容を知っていると、これはかなり意味深で泣ける曲名です!!
(※このアルバムには未収録です)
(※監督の前作『月に囚われた男』でも同じ曲が使われていました)