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ドント・ウォーリー・ビー・ダディー

ECD (アーティスト) 形式: CD
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CD, 2012/3/7 1枚組
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曲目リスト

1 Recording Report
2 まだ夢の中
3 対自核
4 ときどきあそこに
5 5to9
6 家庭の事情
7 大原交差点
8 たった一滴で
9 Wasted Youth
10 にぶい奴らのことなんか知らない
11 Sight Seeing

商品の説明

内容紹介

長らくお待たせしました!!

ECD 通算14 枚目となる待望の新作アルバム『Don't worry be daddy』が遂に完成!!前作「TEN YEARS AFTER」から一年半を経てサウンド、歌詞ともに路線を引き継ぎ続編と言ってもいい内容。
波乱の日本の現状の中で、自分自身のド現実を描写しながら何故かドリーミーな不思議なアルバムに仕上がった、ECD 最高傑作!!

◆ ECD 自身の日常をビートに乗せてラップする!これぞヒップホップ!!
今作もほぼ自身のプロデュースによる全11 曲。日本でヒップホップが広がり、様々なラッパーが出てこようと、まったくブレることのないECD 節が今作でも炸裂!
ヒップホップ・ビーツを作る上では欠かせない名機TR-808 の極太ビートの上に日常を切り取ったリリックをラップで乗せ、普段の生活の空気感と共にレコーディングした待望の新作!

◆日常生活にフォーカスした生々しいリリック!!
執筆活動でも自身の日常生活を赤裸々にしたり、カメラマンでもある妻のブログでは家族の日常を披露してしまっているのであまり違和感がないのだが、ハードなビートの上に乗っかる生々しいリリックは、まさにECD ならではのもの。
二人の娘に向けて歌った「まだ夢の中」、日常の出来事を綴った「5to9」、「家庭の事情」、東京の風景を切り取った「大原交差 点」、アルコールとの決別の意思を歌う「たった一滴で」など非常に生々しい生活感溢れる内容なのだが、何故だかドリーミーな仕上がりに!盟友イリシット・ツボイにより磨きがかけられた全11 曲はECD の最高傑作だろう!!

アーティストについて

ECD(イー・シー・ディー)is:
1960 年生まれ。87 年にラッパーとして活動開始、96 年には伝説のヒップホップ・イベント「さんピンCAMP」のプロデュースを経て03 年からは自身のレーベルFINAL JUNKY から作品を発表している。執筆活動も行なっており、著書には「失点イン・ザ・パーク」「ECDIARY」「いるべき場所」などがある。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14 x 12.4 x 0.8 cm; 81.65 g
  • メーカー ‏ : ‎ Pヴァイン・レコード
  • EAN ‏ : ‎ 4995879603802
  • 時間 ‏ : ‎ 40 分
  • レーベル ‏ : ‎ Pヴァイン・レコード
  • ASIN ‏ : ‎ B004OGYKAW
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国： 日本

昭和島警備保障
5つ星のうち4.0 Wasted Youthで鳥肌
2012年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近ちゃんと聴きだしたので、TEN YEARS AFTER以前はよくわかりません。でも、Wasted Youthで鳥肌。
その生きざまも含めて、かっこいい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
cure
5つ星のうち5.0 職場勤め・子育てする50オヤジの日常が伝えるリアリティ
2012年3月20日に日本でレビュー済み
現在51歳のベテラン・ラッパーECD、その活動は90年代初頭まで遡るというから正に日本のヒップホップを開拓し、その歴史
を生きてきた人である。彼の17作目となる本作は、50の齢に到達し子育てパパ・会社員・そしてラッパーと何足もの草鞋を履
く彼の、東京・杉並にあるアパートの一室を中心とした赤裸々な日常を伝える。

未だにヒップホップは一部の硬派な人達の所有物のイメージを持つ方もいるだろうが、ここで展開される一人の中年男のな
んとも慎ましい生活と漂う哀愁は、誰の生き方にも何かしらクロスするものを持つのではないか。20年を数えるキャリアで、
海外の真.似事ではなく日本人ならではのリアリティを追求してきた彼の成熟が現れた快作だと思う。

現在の彼の想いを率直に投影したリリックはずっしり重い内容が目立つ。「まだ夢の中」では自らの貧しい幼少期を重ねつつ
、高齢で幼い娘達を育て上げることの不安を述べ、「たった一滴で」では過去のアルコール依存症を告白し、たった一杯のビ
ールでいとも簡単に依存の苦しみへと逆流してしまう紙一重の恐怖を伝える。
一方彼なりのユーモアを覗かせる部分も。「対自核」で鏡を見ながら自らの弛んだ肉体に幻滅する中年男の哀愁はつい感情
移入してしまうし、彼の忙しない一日をダイジェストする「5 to 9」で、朝子供のおむつを替え朝食を作り、自転車で保育所に子
供を預けそのまま出勤する彼の姿は、同じ環境で日々頑張る子育てパパ達の共感を誘うだろう。

トラックは細かく刻まれるチキチキビートや電子音を始め無機質で尖った感触があり、それと生活臭漂う日常的なリリックとを
衝突させることで何とも言えぬシュールな面白さを産んでいる。初聴時ちょっとトラックに潤いが足りないかなとも感じたが、トラ
ック間の繋ぎに挟まれるインタールードにて、出典不明のアナログレコード音源等彼のレコード・マニア振りを駆使しながら洒
落た温もりある音空間を展開させ、本篇の尖ったトラックと絶妙な対比を創る。浮遊するアンビエント風トラックが延々展開され
る「Sight Seeing」の美しさは素晴らしい。

職場勤めの少ない給与を補う手段としての産物であるという切実感漂う本作には、華やかさは微塵もないけれど、無視も出来
ない一庶民の愛すべき生活で満たされる。ヒップホップという枠に囚われず多くの方に聴いて欲しい一枚だ。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート