音速ラインの久しぶりの12thシングル。
11thシングル「ポラリスの涙」、4thアルバム「風恋花凛」から約2年半。
ベスト盤以降初めてのシングルでもある。
この間にクオリティの高いミニアルバム「空になる」、実験的要素の強いフルアルバム「音速の世界」と、
どちらかといえばベスト盤以降新境地の道を進んでいた彼らだが、意外にも今回は原点に戻ったような曲だ。
夏っぽい蒸したサウンドと切ない歌詞。聴くだけで熱くんなってくる。
確かに曲の方向としてはデビュー当時の彼ららしさが出ている曲だが、
デビュー当時のアルバム「風景描写」「100景」とは何か違う。
決して原点に戻っただけではなく、これから先にも進んでいけるような重要な曲だと思う。
これからどんなアルバムを作るのか、楽しみだ。