太陽がいっぱい 最新デジタル・リマスター版 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | エレノ・クリザ, ルネ・クレマン, ポール・ジェゴフ, マリー・ラフォレ, エルヴィール・ポペスコ, アラン・ドロン, モーリス・ロネ |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 58 分 |
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商品の説明
眩い陽光が照りつける美しい南イタリアの海で、青年が企んだ完全犯罪の顛末。
名匠ルネ・クレマンと世紀の美男俳優アラン・ドロンのくみあわせによる、不滅のロマンティック・スリラー!
最新HDCAM- SR24Pマスターにて刊行!
『禁じられた遊び』(52)や『居酒屋』(56)で知られる、戦後フランス映画界を代表する監督の一人ルネ・クレマンが“ヌーヴェル・ヴァーグ”の代表作の数々で撮影を担当した名手アンリ・ドガエを迎えた心理スリラーの名編。鮮やかな色彩と若々しい感覚で切り取られた南イタリアはイスキア島周辺の美しい景観と、哀愁漂うニーノ・ロータの音楽、憂いを含んだ美貌の若手俳優アラン・ドロン、モーリス・ロネ、マリー・ラフォレの佇まいとが相俟って、暗い情念を秘めた不穏な犯罪物語とアンバランスな対比をなし、忘れがたい映画体験が醸成される。
屈折した青年トム・リプリー役を演じたドロンは、原作者にもお墨付きをいただいた本作の演技と存在感で初めて世界的に注目を集め、スター俳優の仲間入りを果たした。
アメリカ人女性小説家パトリシア・ハイスミスの原作を映画用脚本に翻案したのは、クレマン自身とクロード・シャブロル監督との名コンビで知られるポール・ジェゴブ。二人の手からなる脚本は、1962年にエドガー賞最優秀外国映画脚本賞を受賞した。アメリカ人青年トム・リプリー(アラン・ドロン)は、イタリアに滞在中の裕福な友人フィリップ・グリンリーフ(モーリス・ロネ)のもとを訪れていた。フィリップの父親の依頼で、合衆国に戻るようフィリップを説得するのが目的である。だがフィリップはトムの説得に応じる気はなく、元来貧乏なトムの方もフィリップとの贅沢なイタリア生活を楽しんでいた。トムはフィリップとその恋人マルジュ(マリー・ラフォレ)の関係を羨み、自らの貧困生活を捨てて富裕な人生を歩むことを切望している。一方、甘やかされて育ち、傲慢なフィリップは、トムの卑屈さに次第にうんざりし始め、彼を邪険に扱ったり罵倒したりするようになる。やがてトムの心に、フィリップに対する殺意が芽生え始める……。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 117.93 g
- EAN : 4523215058384
- 監督 : ルネ・クレマン
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 58 分
- 発売日 : 2011/5/28
- 出演 : アラン・ドロン, マリー・ラフォレ, モーリス・ロネ, エルヴィール・ポペスコ, エレノ・クリザ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : フランス語 (Mono)
- 販売元 : 紀伊國屋書店
- ASIN : B004QTPPZG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,899位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 646位外国の青春映画
- - 3,903位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 10,500位外国のドラマ映画
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上位レビュー、対象国: 日本
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話はありがちだが飽きさせない物がある
アラン・ドロンが演じる主人公トムが、富裕なフレディから全てを奪うことを画策。鏡の前でフレディの声や口調を真似したり、中でも投影したサインを練習するシーンは紫煙とともに強烈な印象。
先にヨットとボートをつなぐロープが切れたことで、次もそうなるはずと視聴者に暗示。
先にロープが切れて漂流するボートに乗ったトムを、フレディが探し出したことと、後でトムがフレディにやったことの対比で、トムの冷酷さが一層際立つ。ラストは「地下室のメロディ」を想起。
他人を見下しバカにしたフィリップも、その友達も
そしてトムも、人を殺し、ただじゃ済まない
みんな同じ穴のムジナだ
本作は紹介するまでもないのですが、日本では1960年6/11公開されたフランス映画の名作です。
監督は名匠ルネ・クレール、カメラマンはアンリ・ドカ、
しかも音楽は、モーリス・ロネが担当しているという、現在では考えられないような豪華さです。
主演のアラン・ドロンは、このとき24歳で、まさにこの映画で一躍大人気スターに躍り出ました。
内容は、貧乏な青年が、友人の金持ちの道楽息子にバカにされながらも憧れ、嫉妬し、
結局は殺人を犯すというものですが、
淀川さんは、この過程にホモセクシュアルな感情があると、解説されていたのを思い出します。
そういわれてみれば確かにそうですね!それに監督のルネ・クレマンもゲイだったといわれていますしね。
しかも幕切れが鮮やかというか・・・。クレマンの作品の中でも1、2を争う名作だと思います。
画質ですが、レストアされている割には、いまいちの画質のような感じがします。
それに色が少し黄色がかっているのも気になります。
ファンにとっては、最高です。
吹き替えが、日曜洋画劇場とゴールデン洋画劇場の両方あったのも良かった!