僕はソニック・ユースのファンであり、ベックのファンでもあります。
そんなわけで、ソニック・ユースのフロントマンのサーストン・ムーアの新作をベックがプロデュースすると聞いて心躍ったもので、普段はほとんど輸入盤しか買わないのですが、日本先行発売ということで国内盤を購入しました。
サーストンのソロは、約4年ぶりですが、前作同様アコースティックな仕上がりになっています。
ソニック・ユースというとノイジーで実験的というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、このアルバムはとても穏やかで聴いていて癒される感じがします。
それは、サーストンの歌声が優しいことと、ベックの貢献(プロデュースの他、アレンジ、ボーカル、ギター、ベース、シンセで全面参加している)があるからかもしれません。
でも、全体の印象としてポップな感じがしないのは、サーストンらしいところです(笑)。
それにしてもサーストンは現在、52歳だそうですが、若いよね〜。
きっと、いい意味で精神的に若いのだと思います(僕も20年後、こういう52歳になりたいものです)。