一度聴いたらすぐにでも口ずさみたくなるキャッチーなメロディとコーラス。
これは良い曲ですね。3人の声がソロもユニゾンもとても美しいです。
バックは、ミディアム・テンポでタッタッタタタッというリズムを曲を通して強調しながら、ティンパニ、ヴィブラフォン、ヴァイオリンのピチカート、生ピアノ、タンバリンなどを効果的に散りばめて、アコースティック感覚いっぱいで、しかも万華鏡のようにカラフルなサウンド。心地よい1960年代のガールズ・ポップスの雰囲気です。
途中の愛理の長い「語り」にはビックリしましたが、つづく歌声の生々しい情感には感動しました。
ジャケットの裏写真のように、高原の風に吹かれながら夏の青空と白い雲を仰ぎ見ているような曲です。
カップリングは、一転してブラス・セクションを強調し、アップテンポにのせたエキゾチックなメロディで始まり、やや昭和の歌謡曲のテイストを感じる情熱的な曲です。
ライヴでどんな振り付けで歌ってくれるか、楽しみです。
DVDはタイトル通り、デニムの衣装の3人がソファに座って歌っているショットをつなげたヴァージョンですが、ソロがあったり3人並んだり、編集は適度にしているので、これはこれで楽しく見られます。