ツイスター 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】
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商品の説明
★Blu- ray ベスト・ライブラリー100
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★6月22日発売
牛が飛び、家が転がる!街をのみこむ巨大竜巻との壮絶な戦い!!荒れ狂う大自然の脅威に立ち向かう科学者チームの奮闘を描くパニック・スペクタクル巨編。
【ストーリー】
一瞬にして家屋をなぎ倒し、すべてを破壊し尽くす凄まじい巨大竜巻。幼い頃、その直撃を受けて父親を亡くした科学者のジョーは、竜巻発生のメカニズムを解明する仕事に明け暮れていた。観測データを集めるため、竜巻のシーズンを迎えたオクラホマに到着した彼女は、別居中の夫ビルと合流。二人は激しく衝突しながらも、最新鋭の観測機を搭載したジープを駆って、真っ黒な空に次々と現れる大竜巻に挑んでゆく…。
【キャスト】
ヘレン・ハント/ビル・パクストン/ジャミ・ガルツ
【スタッフ】
監督:ヤン・デ・ボン
■製作:1996年 アメリカ
■音声:日本語/英語/仏語/伊語/独語/スペイン語 ■字幕:日本語/英語/仏語/伊語/独語 ■画面サイズ: 16:9
■収録時間:本編:113分
Film (C) 1996 Warner Bros and Universal Studios. All rights reserved.
Artwork and Packaging Design (C) 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 99.79 g
- EAN : 4988102013189
- 監督 : ヤン・デ・ボン
- 時間 : 1 時間 53 分
- 発売日 : 2011/6/22
- 出演 : ヘレン・ハント, ビル・パクストン, ジャミ・ガルツ
- 販売元 : ジェネオン・ユニバーサル
- ASIN : B004V33XP6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 232,567位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 710位外国のパニック映画
- - 12,935位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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牛が跳ぶのは🐂2-3回見た。
出演∶ヘレン・ハント、ビル・パクストン、ジェイミー・ガーツ、ケイリー・エルウィズ、ロイス・スミス、フィリップ・シーモア・ホフマン、アラン・ラック、ショーン・ウェーレン、ザック・グルニエ、エイブラハム・ベンルービ、ジョーイ・スロトニック、グレゴリー・スポーレダー、ベン・ウェバー
監督∶ヤン・デ・ボン
1990年前後、『アビス』『ターミネーター2』で、ジェームズ·キャメロン監督が3DCGを駆使したVFX映像を定着させてから大流行となった特撮大作路線のヒット作の1本だ……というよりも、'70年代にブームとなったパニック映画(Disaster Spectacle)の延長上にある作品とも言えると思う。
旅客機、豪華客船、大陸横断鉄道、超高層ビルなどの近代的な"ウツワ"での事故や災害を描くものが多かったパニック映画だが、大地震や火山噴火、新種ウイルスによるパンデミックなどの自然災害ものもあったと記憶する。それなのに北米ではお馴染みの"竜巻"による災害をテーマにしたものはなかった。なぜ? 竜巻をリアルに描くのに、CG技術の発展を待つしかなかったのだろうか?
"映画における竜巻"で、真っ先に思い浮かぶのは、1939年作の『オズの魔法使』。ファンタジー映画ゆえ竜巻のリアリティを追求するものではなかったが……。しかし、それ以前の1937年ジョン·フォード監督作『ハリケーン』では(竜巻ではないが)、かなり大掛かりで大迫力の暴風スペクタクル·シーンが出てくるのだが……。とにかく『ツイスター』以降、竜巻をフィーチャーした映画が増えたようで、『ツイスター』は"元祖竜巻映画"になるらしい。
[物語] 不安定な気象状況下、アメリカ南部では、多数の竜巻発生が予想されていた。
元"ストーム·チェイサー(竜巻を追い観測する研究者)"として知られ、今は気象予報士のビル(パクストン)は、婚約者の精神科医メリッサ(ガーツ)とともに、昔の仲間たちの元を訪れる。そこでは、ビルの前妻で、かつて共に竜巻研究に没頭した相棒でもあるジョー(ハント)が、今にも発生しそうな竜巻を追うべく、新発明機器の準備に余念がない。ビルは、なかなか離婚届にサインして送ってこないジョーを督促しに来たのだ。
ジョーのチームが準備していたのは、ビルが発案しジョーが完成させた新機軸観測装置"ドロシー"であった。相変わらず幼少時に父を奪った竜巻の追究に取り憑かれているジョーから、離婚届のサインを取りつけようとするビルだったが、完成したドロシーを目にするや、昔の血が騒ぎ出し、ジョーと共にドロシー搭載の車で竜巻を追って走り出してしまう。
一方、かつての仲間で、ドロシーのアイデアを盗んだジョーナス(エルウィス)も、スポンサーの財力で完成させた新機器で竜巻を追って、マスコミに存在をアピールし、手柄を出し抜こうとしていた。新発明の観測機を何としても竜巻の直下に設置しようと命懸けで挑むビルとジョーだが、成功への道は険しく、ドロシー1号、2号……と次々失敗に終わる。
そんなある夜、突如現れた大竜巻が、チームの憩いの街を破壊し尽くす。悲劇を繰り返さないためにも、新機器によるデータ収集を急がねば……。そして、1台残ったドロシーに最後の改良を施したビルとジョーの前に現れたのは、未曾有の規模を持つ最大級の竜巻であった !
製作総指揮は、スティーヴン·スピルバーグ。それに、ベストセラー作家·脚本家·プロデューサーの顔を持ち、『ウエストワールド』『アンドロメダ…』『ジュラシック·パーク』で知られるマイクル·クライトンが製作·脚本。さらに、『ダイ·ハード』『レッド·オクトーバーを追え!』『氷の微笑』で知られる名カメラマン、ヤン·デ·ボンが、傑作アクション映画『スピード』に続いて監督を務めるというテッパンぶりだ。
このタイプの映画、定石なら、有名俳優を何人も配し、それぞれのドラマを追う群像劇に大事故や災害が襲いかかり、多層的な物語展開になってゆく。だが、この映画の場合、一度は現場を外れた主人公が、いきなり災害と立ち向かう現場に飛び込んでしまい、そのままアレヨアレヨのジェットコースター的展開でぐいぐい引っ張って行かれてしまう。さすが、スピルバーグを始めとする娯楽大作映画の手練れたちの"至芸"というべきか……。
[余談①] 主役のビル·パクストン、日本では知名度が低いが、SF娯楽映画好きには知られた存在だ。『ターミネーター』では、未来から出現した殺人ロボット(全裸のシュワちゃん!)に殺されて服を奪われるチンピラ青年。『エイリアン2』では、宇宙海兵隊の技術兵役で、クライマックスの乱戦で戦死。『プレデター2』では、軽薄だが勇敢な若手刑事役で、プレデターの餌食になったりして、3大SFモンスターに殺された唯一の俳優となり、ついに本作では主役に昇格(!?)しました。
[余談②] 前述で、'70年代のパニック映画ブームの時、暴風災害ものがなかったと書いたが、一つ思い出しました。ジョン·フォード監督の『ハリケーン』('37)のリメイク版(同タイトル)が、1979年に作られていました。莫大な製作費を掛け、有名スターを揃えた大作ながら、スペクタクル·シーン以外に見るべきものがなく、忘れられた映画になっているようです。
多少のツッコミなど野暮ってもんです、素直に映画に入り込んで楽しむのが一番!
最初の竜巻遭遇で、橋桁の下に隠れたもののジョーが竜巻に向かっていくシーンは、その中に父親を見たのか、それとも竜巻に魅せられたのか、
各々で想像で解釈できる物哀しさは涙を誘う。
学生の頃は、狂気じみた大人の集まり(特にホフマンのぶち上げテンションに草)の様に感じたが、
現在人生の半分近くまできた今、なんであれ熱狂できるものが事があることの素晴らしさを感じてる。
人生を賭けることの素晴らしさがこの映画にはある。ただのディザスター映画として観るには勿体ないぞぃ。