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アブラクサスの祭 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 村井良大, 本上まなみ, スネオヘアー, ともさかりえ, 加藤直輝 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 30 分 |
商品の説明
サンダンス映画祭2011”ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門”正式招待作品!
現役の住職で芥川賞受賞作家・玄侑宗久原作 × 映画初主演のミュージシャン・スネオヘアー
悩める禅僧が、愛と再生を唄う!
坊主だって、悩みはある!
音楽とは生きていくこと!
◎仕様◎
【毎回映像特典】
①予告編
②TVスポット
③「ハレルヤ」MV
④映画『アブラクサスの祭』公開記念完全スペシャルガイド
⑤玄侑宗久インタビュー
⑥未公開シーン
◎内容◎
かつてロック・ミュージシャンだった禅僧の浄念(スネオヘアー)は、音楽への狂おしい思いからノイズが聞こえるようになり、
ウツ病患者として入院した過去をもつ。現在は福島の小さな町の禅寺に身をおき、妻の多恵(ともさかりえ)と5歳の息子・
理有(山口拓)と静かに生活している。禅僧になっても薬を飲みながら、自分の「役割」を考えつづけているが、なかなか思
うように答えはでない。
そんなある日、寺近くの高校から頼まれた進路指導講演会で大失敗をし落ち込んだ浄念は、自分の中で「音楽」への想い
がたち切れていなかったことに気付く。この町でライブをやりたいと、強く思いはじめる浄念。寺の住職の玄宗(小林薫)は浄
念の良き理解者であり音楽についても賛成はしているが、地元でのライブには困惑顔。多恵も浄念の体を気遣い大反対。
そんななか、ある事件をきっかけにショックを受けた浄念は、自分をコントロールすることができなくなるが――
果たして浄念は答えを見いだすことができるのか?
◎スタッフ◎
原作:玄侑宗久『アブラクサスの祭』(新潮文庫刊)/監督・脚本:加藤直輝/脚本:佐向大/音楽:大友良英
エンディングテーマ:「ハレルヤ」 曲=レナード・コーエン 歌=スネオヘアー+ともさかりえ/製作:バンダイビジュアル
ビターズ・エンド、福島民報社、福島テレビ、三春町観光協会、フロンティアワークス
オフィス・シロウズ/企画協力:新潮社/配給・宣伝:ビターズ・エンド
◎キャスト◎
スネオヘアー、ともさかりえ、本上まなみ、村井良大、ほっしゃん。
たくませいこ、山口拓、草村礼子、小林薫
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569641250
- 監督 : 加藤直輝
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 30 分
- 発売日 : 2011/8/26
- 出演 : スネオヘアー, ともさかりえ, 本上まなみ, 村井良大
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B004V6A50E
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 171,639位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,740位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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そんな中、浄念にとんでもない衝撃的な事が起きます。その事をきっかけにかつて自殺未遂をした海へと行きます。その場所でギターをありったけかき鳴らし、再び自分と向き合う事になります。
自分のすべてを受け入れようという観念。
小説も素晴らしい作品です。しかし少し抽象的に感じられるかもしれません。主に精神面を描いた小説なのでそれを映像化するのは非常に難しいしことであると思います。しかし核の部分はぶれないし、しっかり描かれていると思います。1番大きな違いは小説では出てこない隆太という若き青年が出てくる事です。小説では書かれなかった、浄念と隆太とのふれあいもすごく良いです。
漠然としていて言葉では表現しきれない感情、感動、他人事には感じられなくなってしまう部分、改めて自分と向き合う事を深く考えさせられる作品です。
主演をつとめたのはミュージシャンのスネオヘアーさん。浄念の役をすごく繊細に演じておられました。感情の起伏も上手く演じておられ、感銘を受けました。スネオさんの紡ぎ出す音楽はいつも彼の世界観がありますが、見事に浄念の世界のライブシーンでまた圧倒され、役者として、ミュージシャンとしての2つの面をそれぞれにすごく楽しめる作品です。
決して派手ではありません。しかし心に強く残る作品だと思います。
ウツの坊さん、元ロッカー、お寺でライブ。
自分というのはどこにもいない、
あるがままではなく、ないものとしてそのまま、受け入れよ。
ということ。
映画でも、ドラマでも、小説でも、
いつ出会うかによって、感じ方はまるで変わってくる。
感受性がせつなすぎるくらい、豊かなときには、
心が震えるものも、
分厚い盾を身につけて、はね返せるときには、
心にまで届くことがなかったり。
人との出会いもそうだ。
いつか大切にしてきたものも、
何かの拍子に、「いらないもの」に変わることもある。
立ち止まっていられないから、
刻々と、変化していくもの。
そんな刻々と変化していく中で、
それでも常に思うことは、
「味方」がいるってことの、心強さ、だ。
味方のいる世界だから、
なんとかやっていける。
最高だという瞬間にだって出会える。
ときどき、もうだめだと思っても、
生きてる方がいいと思うから、生きてる。
生きていると、答えのない謎々が積み重なる。
いつかその答えかもしれないものにも、会える日がくる。
だから、生きてる。
いまは、ただ、伝えたいと思う人に、
伝えることができないことで、
ときどき世界の意味をなくしたりしている。
それでも、生きている。
生きているんだよ。
生きていくんだよ。
……まとめると。
ストーリーとかじゃないタイプの映画だと思うけど、
感受性のすみっこに、引っかかるものがあったということ。
そういうことだ。
ところで、この映画の夫婦役の、
スネオヘアーと、ともさかりえは、
その後、実際に結婚したらしい。
夫婦のシーンは、
本当によかった。
なんというか、
とても淡々としているのだけど、
夫婦ってそうなんだろうと思って、
かなりぐっときた。
夫婦が作る絆って、
他の誰かじゃ、だめなんだろう。
きっと、そうだ。
かつてはミュージシャンを目指していた鬱病のお坊さん。
ミュージシャンとお坊さん、どちらが善でどちらが悪なのかはわからない。生きること、そのままが葛藤でもある。
スネオヘアーも、小林薫も水本まなみも実にいい味を出しています。
音も最高に好きです。
あのつまらない原作をよくぞここまで高めた
すばらしい
ほかにも笑えるところがいくつもある。
キャスティングもすばらしい
ものがたりの内的継続が力強い