内蔵のサウンドカードからコアキシャルの出力をしています。
贅沢をして近年に発売された、ATX電源から直接電源供給を受けるタイプのサウンドカードを使用しておりました。
どうせならと、ATX電源自体をノイズが少ないと評判の物に変更したところ期待以上の結果が出ました。
やはりクリーンな電源はデジタルオーディオの肝であると感じて、以前に購入を考えて見送ったこの製品の詳細ををもう一度見てみると。
なにげにATX電源を洗い直していると記述があるのをみて、購入してみることにしました。
結果。
表現が難しいのですが、カードを換装し一度ならして、即、旧カードを元箱に納めるほどの変化がありました。
同軸の泣き所であるノイズが旧カードより格段に少なく、（欲目を持たなければ）出力はこれでいいと納得のいく音になってくれました。
音質に触れる前にいっておくべきことは、RCAの出力も試しましたがこの部分は今発売されている安価な物でもすばらしいDACがあるのでアナログ出力目的でこの製品を購入するのはやめておいた方がいいということです。
（マニア的な見解ですので手軽にオンボードで楽しみたい方にはコスパの高いボードです、おすすめします）
音質の変化ですが、電源環境に目を向けた方ならわかると思いますが、無音（音の無い場所）の表現が格段に増します。
旧カードの方が無音部分がきれいに聞こえる（全く音が無い）のですが、SE-300の場合は音の広がりが正確に出ているようで、またまた表現が難しいのですが、音の中心からの広がりがとても自然になります。
たとえばヴォーカルにエコーのエフェクトがかかってている場合、旧カードではエコーはこの範囲までという再現性だったものが、芯がありつつフェードアウトしていくような音になります。
のど元の声、ブレスが生々しく再現されます。
個人的にはこのうっすらと音のある部分を消してしまうのがノイズなのだなあと感じています。
カチカチとした俗に言うデジタル的なきらきらした音が好みの方には向かないと思いますが、レコード盤を再生したあの音を聴きたいという方にはおすすめだと思います。
ボリュームをどんどん上げていっても耳障りにならない、生々しい歪み感（昔はよく使われましたが今のオーディオではほぼ死語ですね）の無い音が再現できます。
私のようにデスクトップPC1台とアンプで音楽再生してできるだけいい音を出したい、と、いうような欲深な方には足場がための貴重な一枚だと思います。
クリーンなコアキシャル出力にうってつけのサウンドカードでした。
ONKYOさんありがとう。
ちなみに旧カードはA〇USの結構高いカードです。
| ブランド | オンキヨー(Onkyo) |
|---|---|
| メーカー | オンキヨー(Onkyo) |
| 製品サイズ | 18.1 x 2.5 x 12.65 cm; 300 g |
| 商品モデル番号 | SE-300PCIE |
| メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
| 商品の寸法 幅 × 高さ | 18.1 x 2.5 x 12.6 cm |
| ハードウェアプラットフォーム | マイク |
| OS | not_machine_specific |
| 同梱バッテリー | いいえ |
| 商品の重量 | 300 g |
