有名になった「パイレーツ~」以前の、ジョニー・デップの主演作、いい作品が多い。
本作品や、「シークレット・ウィンドウ」、「スリーピー・ホロウ」等。
タバコと酒は、人生経験をつんだ男にしか似合わない。
人生経験、つむんだね、最近の俳優のボクちゃんたち。
無理だろうけど。
ナインスゲート ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ロマン・ポランスキー, フランク・ランジェラ, ジョニー・デップ, レナ・オリン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 13 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
- EAN : 4988111240354
- 監督 : ロマン・ポランスキー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 13 分
- 発売日 : 2011/6/24
- 出演 : ジョニー・デップ, レナ・オリン, フランク・ランジェラ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : 角川書店
- ASIN : B004WZ95QO
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,722位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 111位外国のホラー映画
- - 198位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奇人ポランスキーらしさ全開の、おどろおどろ風ミステリーロードムービー。デップ他、主要キャストの熱演も相まって風味全体の99%は大成功、残りの1%で陳腐沈没しかけている。その無念は公開当時、マトリックスが流行っていたせいなのであろうか、水先案内人風の謎の女(ネタばれになるので濁す)のファイトシーンをなぜああしてしまったのかに尽きる…すべては悪魔のみぞ知る(笑)
2018年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悪魔の書をめぐる物語。
悪魔信仰とか、よくわからんので、イマイチ・・・
ジョニーは軽妙な役をうまく演じていて、良かった。
しかし、どんどん人は殺されるし、ジョニーはタバコ吸い過ぎだし、酒も飲み過ぎ・・・
でも最後は、どうするんだろう??いろいろなケースが想像できて、面白い。
悪魔信仰とか、よくわからんので、イマイチ・・・
ジョニーは軽妙な役をうまく演じていて、良かった。
しかし、どんどん人は殺されるし、ジョニーはタバコ吸い過ぎだし、酒も飲み過ぎ・・・
でも最後は、どうするんだろう??いろいろなケースが想像できて、面白い。
2024年5月4日に日本でレビュー済み
悪魔と通じる希少な本がある?そんな冗談みたいな話があるかと、主役の男も観客も感じながら謎解きと事件に巻き込まれていく。基本的には面白くなる要素しかないと思いました。最後の最後まで面白い展開が待っていると信じていました。率直にいうと、全然引き込まれませんでした。監督がそこそこ評判のあるようなので、彼の世界観があるのかもしれませんが、完全に突き放されました。
なんで面白くなかったか考えてみました。インディジョーンズシリーズには謎解き要素とオカルト要素があり、本作との共通項がある言えます。インディジョーンズほどの冒険譚を期待していたわけではないが、それでもあまりに不完全燃焼というか、「結局、本当に悪魔の書物なの?御伽話なの?」というところがはっきりしなかったのが、モヤモヤした感覚に繋がっていきました。
同じ悪魔がテーマの映画にコンスタンティンがあります。悪魔やら天使やらが惜しげもなく降臨し、キアヌリーブスが悪魔たちとバチバチ互角でやり合う作品です。聖なるショットガンでぶっ放せとは言わないが、ルシファーの存在を少しでも感じられたら、ゾクゾクとしたかもしれません。
こういう趣向の映画もあるんだなと勉強になった気がします。まだ観ていなくて、ドキドキとワクワクを求めてこの映画を観ようとしているなら少し考え直した方がいいと思います。
なんで面白くなかったか考えてみました。インディジョーンズシリーズには謎解き要素とオカルト要素があり、本作との共通項がある言えます。インディジョーンズほどの冒険譚を期待していたわけではないが、それでもあまりに不完全燃焼というか、「結局、本当に悪魔の書物なの?御伽話なの?」というところがはっきりしなかったのが、モヤモヤした感覚に繋がっていきました。
同じ悪魔がテーマの映画にコンスタンティンがあります。悪魔やら天使やらが惜しげもなく降臨し、キアヌリーブスが悪魔たちとバチバチ互角でやり合う作品です。聖なるショットガンでぶっ放せとは言わないが、ルシファーの存在を少しでも感じられたら、ゾクゾクとしたかもしれません。
こういう趣向の映画もあるんだなと勉強になった気がします。まだ観ていなくて、ドキドキとワクワクを求めてこの映画を観ようとしているなら少し考え直した方がいいと思います。
2018年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恐ろしい作品である。不気味で、それでいて艶っぽい。
恐ろしい、というとホラー映画のイメージが強く根付く。
本作はオカルト色が強く、ホラーとは言えない。高速道路を移動するシーンなどはロードムービーの描写でお馴染みだ。オカルト・ミステリといったところだろうか。なるほど、本作に登場する一冊の本には禍々しさよりも古美術を鑑定するような好奇心をそそられる。
一冊の本を調査するよう依頼された古美術商の主人公。彼は世界に三冊しかない本を、持ち主たちのところへ出向いては調べていく。
行く先々で遭遇する謎の美女、倒れていく本の持ち主、バラ撒かれる謎。
主人公を襲う苦難や事件、この演出はハードボイルドのそれである。主人公もまた、ハードボイルドである。とは言ってもきざったらしい台詞を吐いたり、無闇に自身の男らしさを強調したりはしない。
「もう戻れないかもしれない」――危険な罠の存在を認識しながらも探究心はごまかせず、進み続ける。殴られ、放火の現場に置かれ、殺されかけ、それでも立ち上がる。そういった意味のハードボイルドである。『チャイナタウン』の主人公を彷彿とさせるタフガイっぷりである。権力や脅迫、同調圧力には屈せず、自分の道を進み続けるのだ。
主人公が進み続けるのはなぜか。古美術商としての探究心からか、はたまた自分の仕事に忠実だからか。彼の内面に迫る描写は出て来ないので観客の想像に任せる、といったところだろうか。
昨今のハリウッドにありがちな派手な演出は抑えられ、代わりに表に出て来るのは抑制のきいた描写だ。ヒッチコックへの強い憧れはオマージュとなって画面のあちこちに散りばめられている。
ラストで明らかになる主人公の旅の目的地はどうだ。想像力はかきたてられ、実は今までの苦難が伏線となっていた事に愕然とする。
様々な作品が悪魔の存在を語ってきた。
ホラーで、あるいはミステリで。
本作に登場する悪魔はグロさが中心となったいかにもなモンスターではない。純然たる悪意の主でもない。
人間の考え得る悪魔は人間の中に存在する。扉を開けて出会えるのは人間如きが触れることなど許されない未知の存在である。そしてこの存在は最後の最後まで何を考えているのか、明かされないのだ。
男が出会えたのは破滅の主か、はたまた?
オカルト・ミステリの傑作である。
恐ろしい、というとホラー映画のイメージが強く根付く。
本作はオカルト色が強く、ホラーとは言えない。高速道路を移動するシーンなどはロードムービーの描写でお馴染みだ。オカルト・ミステリといったところだろうか。なるほど、本作に登場する一冊の本には禍々しさよりも古美術を鑑定するような好奇心をそそられる。
一冊の本を調査するよう依頼された古美術商の主人公。彼は世界に三冊しかない本を、持ち主たちのところへ出向いては調べていく。
行く先々で遭遇する謎の美女、倒れていく本の持ち主、バラ撒かれる謎。
主人公を襲う苦難や事件、この演出はハードボイルドのそれである。主人公もまた、ハードボイルドである。とは言ってもきざったらしい台詞を吐いたり、無闇に自身の男らしさを強調したりはしない。
「もう戻れないかもしれない」――危険な罠の存在を認識しながらも探究心はごまかせず、進み続ける。殴られ、放火の現場に置かれ、殺されかけ、それでも立ち上がる。そういった意味のハードボイルドである。『チャイナタウン』の主人公を彷彿とさせるタフガイっぷりである。権力や脅迫、同調圧力には屈せず、自分の道を進み続けるのだ。
主人公が進み続けるのはなぜか。古美術商としての探究心からか、はたまた自分の仕事に忠実だからか。彼の内面に迫る描写は出て来ないので観客の想像に任せる、といったところだろうか。
昨今のハリウッドにありがちな派手な演出は抑えられ、代わりに表に出て来るのは抑制のきいた描写だ。ヒッチコックへの強い憧れはオマージュとなって画面のあちこちに散りばめられている。
ラストで明らかになる主人公の旅の目的地はどうだ。想像力はかきたてられ、実は今までの苦難が伏線となっていた事に愕然とする。
様々な作品が悪魔の存在を語ってきた。
ホラーで、あるいはミステリで。
本作に登場する悪魔はグロさが中心となったいかにもなモンスターではない。純然たる悪意の主でもない。
人間の考え得る悪魔は人間の中に存在する。扉を開けて出会えるのは人間如きが触れることなど許されない未知の存在である。そしてこの存在は最後の最後まで何を考えているのか、明かされないのだ。
男が出会えたのは破滅の主か、はたまた?
オカルト・ミステリの傑作である。
2018年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョニー・デップ好きなら、観といて損は無い映画だと思います。
彼の演技が、作品の質を高めてくれています。某海賊も良いですけど、この作品や某旅人の方が彼の良さが出ていると私は思います。
この作品のDVD詳細は、他のレビューを確認してください。
私は、私なりの作品解説してみます。
謎の女ですが、ルシファーかその腹心で本を監視していた存在。悪魔です。
目的は、本の謎を解きゲートを開く人間が、それに相応しいのか見極め導くことです。セックスも見極める手段の一つです。
合格した人間には、最後の一枚の在処を教えます。つまり、兄弟は彼女の手下で役目が終わって姿を消したのです。
見極めの判断は、知性と行動が必要不可欠。金も肉体的力も不要で、合格した人間にはそれを与えてくれます。火に強いとか。
映画の冒頭で、依頼主も監視対象なのが分かります。描かれてませんが、ずっとチェックされていたはずです。しかし、謎の女の興味を引き接触したのは主人公でした。
自力でなく、主人公を利用したので不合格なのでしょう!
悪魔に見初められた主人公は"何"に成るのか?
彼はそれを手にし"何"を行うのか?
ラストシーンは、想像を掻き立てワクワクしましたよ(^_-)
彼の演技が、作品の質を高めてくれています。某海賊も良いですけど、この作品や某旅人の方が彼の良さが出ていると私は思います。
この作品のDVD詳細は、他のレビューを確認してください。
私は、私なりの作品解説してみます。
謎の女ですが、ルシファーかその腹心で本を監視していた存在。悪魔です。
目的は、本の謎を解きゲートを開く人間が、それに相応しいのか見極め導くことです。セックスも見極める手段の一つです。
合格した人間には、最後の一枚の在処を教えます。つまり、兄弟は彼女の手下で役目が終わって姿を消したのです。
見極めの判断は、知性と行動が必要不可欠。金も肉体的力も不要で、合格した人間にはそれを与えてくれます。火に強いとか。
映画の冒頭で、依頼主も監視対象なのが分かります。描かれてませんが、ずっとチェックされていたはずです。しかし、謎の女の興味を引き接触したのは主人公でした。
自力でなく、主人公を利用したので不合格なのでしょう!
悪魔に見初められた主人公は"何"に成るのか?
彼はそれを手にし"何"を行うのか?
ラストシーンは、想像を掻き立てワクワクしましたよ(^_-)
2017年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回のAmazonビデオのみならず画質が良かったためしはないのですが、もう何度も観ています。最初はそれほどでもなかったのに、観るたびに次第に深く引き込まれるようになっています。
その魅力は、第一にオープニングとエンディングに顕著な映像と音楽の相乗効果でしょうか。
監督、ポランスキー特有の間というべきか、独特の乾いたタッチとほの暗い音楽が相まって、ゆったりと身をゆだねられる雰囲気を醸し出しています。
次いで、稀覯本収集エージェント、コルソを演じるジョニー・デップと、彼の行く先々に現れる中性的で格闘技にたけた謎の女を演じるエマニュエル・セニエの個性的な存在感。特にデップはクールで静かな物腰の中にさりげなくつきまとうコミカルさが魅力です。
「行く先々」と言えば、物語は、コルソが、ニューヨークの収集家バルカンから、彼が入手したものを含め世界に三冊しか存在しないとされる悪魔書の真贋に関わる比較調査を依頼されたことに始まります。
貴重なバルカン所有のその書を、古びた布のショルダーバッグに入れて携えた彼が先ず向かったのは、そもそもの出処であったスペインの製本所。次いで他の二冊それぞれの所有者の住むポルトガルとフランスへ、そして最後に再びスペインへと、悪魔に弟子入りする巡礼者よろしく(その先々で、彼は試練を受けるかのような危機に見舞われ、人が殺される)旅を続けるのですが、その移動手段も列車、バイク、スーパーカー、くたびれた乗用車、ヒッチハイク、と、ロードムービー好きには格別に魅力的なものになっています。
その魅力は、第一にオープニングとエンディングに顕著な映像と音楽の相乗効果でしょうか。
監督、ポランスキー特有の間というべきか、独特の乾いたタッチとほの暗い音楽が相まって、ゆったりと身をゆだねられる雰囲気を醸し出しています。
次いで、稀覯本収集エージェント、コルソを演じるジョニー・デップと、彼の行く先々に現れる中性的で格闘技にたけた謎の女を演じるエマニュエル・セニエの個性的な存在感。特にデップはクールで静かな物腰の中にさりげなくつきまとうコミカルさが魅力です。
「行く先々」と言えば、物語は、コルソが、ニューヨークの収集家バルカンから、彼が入手したものを含め世界に三冊しか存在しないとされる悪魔書の真贋に関わる比較調査を依頼されたことに始まります。
貴重なバルカン所有のその書を、古びた布のショルダーバッグに入れて携えた彼が先ず向かったのは、そもそもの出処であったスペインの製本所。次いで他の二冊それぞれの所有者の住むポルトガルとフランスへ、そして最後に再びスペインへと、悪魔に弟子入りする巡礼者よろしく(その先々で、彼は試練を受けるかのような危機に見舞われ、人が殺される)旅を続けるのですが、その移動手段も列車、バイク、スーパーカー、くたびれた乗用車、ヒッチハイク、と、ロードムービー好きには格別に魅力的なものになっています。