1枚目は勿論オーダーメイドアルバムであるfrom the NEW WORLDを踏襲した作品になっているので、雰囲気としては明るく割とポップなイメージが強い作品です。ftNWからの曲は12曲中9曲で、どの程度アレンジが利いてるのかなと思っていましたが、そこまで差が無かったのは少し残念。ただ、中でもロードストーンはnorthVer.とsouthVer.に分けてそれぞれにアレンジ利かせた楽曲に仕上がっていたことと、4Dは次のレインメイカーに繋がるようにアレンジが加えてあったのは面白い。 また新録の口笛男、ENEMY、Sir Isaac!はどれもキラーチューンで、アルバム自体の質をかなり押し上げています。 しかし、2枚目は全くのベツモノ。聴いた瞬間に何故分けたのかが分かるような出来です。原曲の白鯨を知っていればよりアレンジを楽しめますが、1枚目とは全く異なる強烈なイメージを与える楽曲群に仕上がっています。