久々に5回以上リピっても飽きない映画に出会った。
音楽も素晴らしく、特にヒックとトゥースの距離が狭まっていく時に流れる「許されざる友情」は、素晴らしい。
ドラゴンの飛行シーンも3Dならではの迫力があった。
自分もトゥースに乗って飛行しているかのように錯覚させる出来。
この飛行シーンだけでも何度でも映画館に足を運びたいと思う。
脇キャラの一人一人もぞんざいに扱われることなく、性格描写がきっちりなされ、子供たちにしてもその性格の違いなどが後半で生かされている。
文句のつけようがない脚本。
物語自体の完成度は「トイ・ストーリー3」の方が高いと思う。
「ヒックとドラゴン」の方はシンプルであるがゆえにわかりやすいが、突っ込みどころもある。
でもこの夏の映画で何度でも観たいと思ったのは「ヒックとドラゴン」だけだ。
その差はどこから来るのだろう、ただの好みなのだろうか?
私にも実はその理由ははっきりしない。
でも上映してる限りリピろうと思い、上映終了ぎりぎりまで休みのたびに映画館に足を運ぶ事となった。
さて、ラストのヒックの吹き替えでの「ペット」という言葉に、ひっかかっている人が他のレビューを見ても少なからずおられるようだ。
字幕の上映は非常に限られていたので、多くの方が吹き替えで見られたと思う。
DVDが発売されたら是非字幕で見てほしい。
実は、
「唯一の悩みは」と冒頭で語り、それはドラゴン=「害虫」であるとしている。
それに対応するラストの語りは「自慢できるもの」=「ペット」である。
「The only problems are the pests.」
「The only upsides are the pets.」
原文を並べるとこうで、英文学等によくある「韻を踏む」表現であり、脚本での言葉遊びであるとわかる。
そもそも日本語に訳された時点で、「韻を踏む」というのは崩壊しているので、字幕作成者はもう少し考えて頂ければよかったのかなと思う。
吹き替えで聞くと、「それはペット!」と「ペット」が強調されて聞こえるので、よけい耳に残るのかもしれない。
字幕だとさらっと聞こえるので、あまり気にならない。
原文と日本語訳のニュアンスの差だと思う。
ペット自体の意味合いも欧米と日本とでは違う。
動物を傷つけても器物損壊だった日本とは、ペットにしても意味合いが違う。
欧米のそれは、よりパートナー、家族の一員に近いものであると思う。
あそこまでひっぱっておいて、最後にペットかよ、と興ざめしている方は本当に是非、DVDが出たら字幕で本作を見直して頂きたい。
それでも気になるなら、そこはもう個人個人の好みだと思うし…。
突っ込みどころは色々ある本作だけど、そういった些細な点は気にならない、何度でも愛すべきヒックやトゥースに会いたいと、いい年した者をはまらせてしまう魅力は十分。
見れば見るほど一見真っ黒ネコトカゲか、羽のあるオオサンショウウオ、ウーパルーパもどきか、うなぎ犬なトゥースが可愛くてたまらない。
あの大きな丸い目をぐりっとされたら、頭にさわってみたいなーと思う。
ヒックがうらやましくてたまらない。
そろそろ上映も終わる頃なので、今はひたすらDVDの発売を待つのみでしたー。
早く発売してくれないかなー。禁断症状が出る><
ヒックとドラゴン スペシャル・エディション [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン, 吹き替え |
コントリビュータ | ディーン・デュボア, ジェラルド・バトラー, クレイグ・ファーガソン, クリス・サンダース, ジェイ・バルチェル, アメリカ・フェレーラ |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 1 時間 38 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4988113826136
- 監督 : クリス・サンダース, ディーン・デュボア
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン, 吹き替え
- 時間 : 1 時間 38 分
- 発売日 : 2011/7/22
- 出演 : ジェイ・バルチェル, ジェラルド・バトラー, アメリカ・フェレーラ, クレイグ・ファーガソン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- ASIN : B0051DQEYC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 123,690位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 842位外国のファミリー映画
- - 1,054位外国のファンタジー映画
- - 4,719位キッズアニメ・映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
たまらなく可愛いドラゴン(2層 AVC TrueHD 5.1ch)
クレシッダ・コーウェル著の児童文学の映画化。若干の設定変更はあるが、幼い頃無人島で生活していたという著者の純朴な世界観が投影された素敵なストーリー。シンプルだからこそ深く伝わる。登場キャラクター各々の細部まで克明で、画面の奥行きの深さも素晴らしい。生命感のある炎も深く印象に残る。それらが余計なものを削ぎ落としたストーリーを引き立たせ、純粋な目線がより際立つ。ドラゴンのトゥースの可愛いこと。ころころと変わる表情がたまらなく、何度でも観たくなってしまう。たとえ言葉が通じなくても、心を通わせること・互いを理解しあう事は出来るという事をあらためて教えてくれる。サウンドは原語はロスレスのドルビーTrueHD 5.1chで収められているが、吹き替えはDD 5.1chのみ。日本語吹き替えで視聴したが、ちゃんと低音もサラウンドも感じられるが、パサパサと色艶がなく全体的にバランスと調和に欠ける。不要な言語を廃せば、当然日本語吹き替えもロスレス収録は出来る。特に吹き替えで楽しむ事の多い作品において、日本市場向けにきちんとローカライズする事が課題。ここが常にゲストを心から楽しませ、満足してもらおうとするディズニーとの大きな違いかもしれない。特典は中々の充実度。「ボーン・クラッシャーの伝説」は番外編のエピソードで本編に劣らない質。「ドリームワークス・アニメーション ジュークボックス」は一曲丸々収録して欲しかった気も。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わたしは北欧ものが好きなんです
神話ではケルトと北欧が好きだし、イレギュラーでクトゥルー
DQモンスターズの設定も好き
オーディーン!(フェードイン4714)
北風がバイキングを作った!!
だからイヤなわけないじゃないですかこの説定
バイキングってだけで胸が躍りますよ
さて本編ですが
好きなテンポです
そして、ところどころでてくるバイキングトーク…
バイキングジョークっていうんですかねー
好みです!
いいわバイキングジョーク
腕の一本や二本、なんてことねーぜ的な
伏線かっ
お話はバイキングの島の頭の子として生まれた見た感じひ弱なヒックが、
ハルバル父さんのように強いバイキングになりたい…いや、おれ本当になりたいのかな?
でも父さんの子だもの、強くならなくちゃ!とりあえずーみたいな
おれ本当はビッケみたいに知恵を使う方が得意なんだけど?
でもこの島じゃ力がないとやっとられん
ドラゴンをヤらないと一人前って認められないしね
だからこれからのおれをみてくれよ!
"これ"とか全部さして言っちゃわないで
いやー、本音を言うと戦うバイキングっていっぱいいるじゃん?
だから今必要なのはパンを焼いたり武器を作ったりするバイキングだと思うんだよね?
どうよ
あ、スイマセン
やっぱそうですよねー
がんばります
そんな感じのヒックが幻のドラゴン
ナイトフューリーという種の、
個体名「トゥース」と出会うことにより
自分に出来ることは何か
やるべきことは何かがみえてくる
この島はアラクレたちの集まり
自分はアラクレが好きなのですが、
この物語に出てくるハルバル父さん…でなくて
ヒックの父親、ストイックも
そんな不器用で男気あふれる父さんでして
竜の巣に突撃かますときなんざぁ
懐剣ひとつで影の総理邸にぶっこむ流の兄貴の如し
むちゃくちゃやで!
でもいいっ
その後の反省の言葉もいいっ
最初から結果わかりきってますがな
でもやらねばならんときがあるだぁーーー
(北風がバイキングを作るときは「あるだぁーーーっ」。若しくは「何をするだぁーーーっ」)
言葉ではバイキングジョークに紛れて
けっこー息子に酷いこと言ったりするんですけど
父の不器用なその愛をみた(ノ◇≦。)
不器用だけど親バカな面もあって
父さん魅力的でした
ヒックはですねー
ヒックの性格づけは、
バイキングである偉大な父さんを持つことにややコンプレックスがあるひ弱な息子
そんなゴーシュのヒック
でもガチガチに悩むとか追いつめられるって様相でもないんですね
弱虫でもないですし
非力なだけ
ただバイキングの世界で非力っちゅうーのはどうか…
ってことを本人も考えてる
口が達者で…
いや、口が減らないというか
非力で口八丁なんだけど、
優しく、非力をカバーできる知恵があって、口が減らない
そんで、根底には熱い魂というね
そんなウソップとねこたんが(ドラゴンがねこたん)
徐々に心を通わせてゆく過程は、すすみ具合、進行具合が唐突でなく好きなテンポです
父は
父と同じように自分を超えてほしかった
しかしヒックは
違う方法で父を超えた
父と息子のぎこちない会話も
お互いを想い合っているのになかなか伝わらないもどかしさがあって、
なんかいいです
最後には平穏無事だけで終わらない、
北風に負けないバイキングの心意気をみて
やっぱり彼も
ヒックも
まさにバイキングの男なんだ、と思った次第です
ヒックとドラゴン
この作品はどちらかというと男の子むけかもしれません
神話ではケルトと北欧が好きだし、イレギュラーでクトゥルー
DQモンスターズの設定も好き
オーディーン!(フェードイン4714)
北風がバイキングを作った!!
だからイヤなわけないじゃないですかこの説定
バイキングってだけで胸が躍りますよ
さて本編ですが
好きなテンポです
そして、ところどころでてくるバイキングトーク…
バイキングジョークっていうんですかねー
好みです!
いいわバイキングジョーク
腕の一本や二本、なんてことねーぜ的な
伏線かっ
お話はバイキングの島の頭の子として生まれた見た感じひ弱なヒックが、
ハルバル父さんのように強いバイキングになりたい…いや、おれ本当になりたいのかな?
でも父さんの子だもの、強くならなくちゃ!とりあえずーみたいな
おれ本当はビッケみたいに知恵を使う方が得意なんだけど?
でもこの島じゃ力がないとやっとられん
ドラゴンをヤらないと一人前って認められないしね
だからこれからのおれをみてくれよ!
"これ"とか全部さして言っちゃわないで
いやー、本音を言うと戦うバイキングっていっぱいいるじゃん?
だから今必要なのはパンを焼いたり武器を作ったりするバイキングだと思うんだよね?
どうよ
あ、スイマセン
やっぱそうですよねー
がんばります
そんな感じのヒックが幻のドラゴン
ナイトフューリーという種の、
個体名「トゥース」と出会うことにより
自分に出来ることは何か
やるべきことは何かがみえてくる
この島はアラクレたちの集まり
自分はアラクレが好きなのですが、
この物語に出てくるハルバル父さん…でなくて
ヒックの父親、ストイックも
そんな不器用で男気あふれる父さんでして
竜の巣に突撃かますときなんざぁ
懐剣ひとつで影の総理邸にぶっこむ流の兄貴の如し
むちゃくちゃやで!
でもいいっ
その後の反省の言葉もいいっ
最初から結果わかりきってますがな
でもやらねばならんときがあるだぁーーー
(北風がバイキングを作るときは「あるだぁーーーっ」。若しくは「何をするだぁーーーっ」)
言葉ではバイキングジョークに紛れて
けっこー息子に酷いこと言ったりするんですけど
父の不器用なその愛をみた(ノ◇≦。)
不器用だけど親バカな面もあって
父さん魅力的でした
ヒックはですねー
ヒックの性格づけは、
バイキングである偉大な父さんを持つことにややコンプレックスがあるひ弱な息子
そんなゴーシュのヒック
でもガチガチに悩むとか追いつめられるって様相でもないんですね
弱虫でもないですし
非力なだけ
ただバイキングの世界で非力っちゅうーのはどうか…
ってことを本人も考えてる
口が達者で…
いや、口が減らないというか
非力で口八丁なんだけど、
優しく、非力をカバーできる知恵があって、口が減らない
そんで、根底には熱い魂というね
そんなウソップとねこたんが(ドラゴンがねこたん)
徐々に心を通わせてゆく過程は、すすみ具合、進行具合が唐突でなく好きなテンポです
父は
父と同じように自分を超えてほしかった
しかしヒックは
違う方法で父を超えた
父と息子のぎこちない会話も
お互いを想い合っているのになかなか伝わらないもどかしさがあって、
なんかいいです
最後には平穏無事だけで終わらない、
北風に負けないバイキングの心意気をみて
やっぱり彼も
ヒックも
まさにバイキングの男なんだ、と思った次第です
ヒックとドラゴン
この作品はどちらかというと男の子むけかもしれません
2014年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はそれなりに良かったと思うけど、終始でムッとしてしまう「ペット」発言で星3にしました。
そういうニュアンスじゃないというのも理解しているつもりなのですが、駄目ですね。心の切り替えが出来ずスッキリしませんでした。
もう少し上手い翻訳がされていればなぁと思います。観たのは吹き替え版のみなので、字幕版で見たらまた印象が違ったかも。
そういうニュアンスじゃないというのも理解しているつもりなのですが、駄目ですね。心の切り替えが出来ずスッキリしませんでした。
もう少し上手い翻訳がされていればなぁと思います。観たのは吹き替え版のみなので、字幕版で見たらまた印象が違ったかも。
2017年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒックとドラゴン 可愛くてワクワク感のあるストーリーで、楽しめました。
2019年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全く期待せずに買ったのだが、面白い。
人間のキャラクターは好みではないが、細かい動きや細かく大げさな表情は海外アニメのそれを感じる。
2やTVシリーズも揃えたいところだが、値段がいいので検討中。
人間のキャラクターは好みではないが、細かい動きや細かく大げさな表情は海外アニメのそれを感じる。
2やTVシリーズも揃えたいところだが、値段がいいので検討中。
2015年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一度見た作品はそれで終わりというタチなのですが、レンタルで見終わって、生まれて初めてすぐにDVDを買い、映画のサントラなんぞめったに買ったことないのにそれもさっさと注文してずーーーーっと聴いてます。DVDのパッケージに☆で評価が書かれてて、何故か音楽だけが低い評価ですが、ありえません、だってテレビつけてたらあちこちの番組から流れてくるし。あの鉄腕ダッシュにも、未だに使われてて、ニヤニヤしてしまいます。
なにより、一番の名シーン、ヒックとトゥースが心を通わせる場面では、見ていてふと、この心地よさはなんだろう?という考えがよぎり、私は初めて音楽に気づきました。映画では初の体験です。映像、演出、音楽でとても肉厚、骨太なシーンに仕上がっていると思います。
そして不思議なほど何回も見たくなり、毎回おんなじところでハラハラ、ワクワクしてしまいます。一番見たい!と思う箇所で見たい演出がされているシーンもあって、病みつきになりました。
YouTubeにある予告ムービーはヒックを弱虫と言い切っちゃってますが、あんなスピードでドラゴンの背に乗って空を飛び回る人が弱虫なはずがなく。
正直冒頭の彼が作成した全ての始まりとなる例のヤツを見て、優秀なのに周りの人たちの価値観が違うせいで誰からも長所を育ててもらえないのかな、と思いました。
実際、ちゃんと彼には生きる力が備わっていて、暴力や思い込みなどではなく、知恵と持ち前の技術で計画、実証を繰り返してドラゴンと共に成長していきます。そこがまた魅力なのです。力で解決せず、冷静な観察を基に自ら分析し、親に頼らず、まずは自分の頭で考える。
なかなかこういう子が今いない気がします。親が何でも危ないと言って先回りして取り上げるから、失敗の宝物も知らないまま大人になるような。
ペット発言も、散々バディ!と呼び掛け、命懸けで共に戦ったことを考えれば、英語圏との文化の差かな、言葉の壁かな、ぐらいに思いました。ちゃんとヒックを見習って次のようによく考えてみたんです。それは、ペットという言葉自体、日本人が借りてきて好きなように使ってただけで、ホントの英語の意味と違う和製英語みたいな言葉って、他にも山程あるもの。その逆しかり、寿司が外国で食べると全然違う、なんてよくあるもの。まあ、一瞬、ん?('・ω・`)、とは思ったけど…(笑)
最後に。鞍をトゥースにつけるシーン。
ヒックに追いかけられトゥースが速いスピードで画面を2回横切るのですが、2回目画面の中央辺りで一時停止してみて下さい。一瞬で難しいかもしれませんが、ちょっと吹き出してしまうようなトゥースの表情が見れます。(ブレててぼんやりですけど、それは再生機械によるので。私は7回目位のトライでようやくストップ!)
あー、仲良しになったんだな~、とほのぼのしますよ。(*^^*)
なにより、一番の名シーン、ヒックとトゥースが心を通わせる場面では、見ていてふと、この心地よさはなんだろう?という考えがよぎり、私は初めて音楽に気づきました。映画では初の体験です。映像、演出、音楽でとても肉厚、骨太なシーンに仕上がっていると思います。
そして不思議なほど何回も見たくなり、毎回おんなじところでハラハラ、ワクワクしてしまいます。一番見たい!と思う箇所で見たい演出がされているシーンもあって、病みつきになりました。
YouTubeにある予告ムービーはヒックを弱虫と言い切っちゃってますが、あんなスピードでドラゴンの背に乗って空を飛び回る人が弱虫なはずがなく。
正直冒頭の彼が作成した全ての始まりとなる例のヤツを見て、優秀なのに周りの人たちの価値観が違うせいで誰からも長所を育ててもらえないのかな、と思いました。
実際、ちゃんと彼には生きる力が備わっていて、暴力や思い込みなどではなく、知恵と持ち前の技術で計画、実証を繰り返してドラゴンと共に成長していきます。そこがまた魅力なのです。力で解決せず、冷静な観察を基に自ら分析し、親に頼らず、まずは自分の頭で考える。
なかなかこういう子が今いない気がします。親が何でも危ないと言って先回りして取り上げるから、失敗の宝物も知らないまま大人になるような。
ペット発言も、散々バディ!と呼び掛け、命懸けで共に戦ったことを考えれば、英語圏との文化の差かな、言葉の壁かな、ぐらいに思いました。ちゃんとヒックを見習って次のようによく考えてみたんです。それは、ペットという言葉自体、日本人が借りてきて好きなように使ってただけで、ホントの英語の意味と違う和製英語みたいな言葉って、他にも山程あるもの。その逆しかり、寿司が外国で食べると全然違う、なんてよくあるもの。まあ、一瞬、ん?('・ω・`)、とは思ったけど…(笑)
最後に。鞍をトゥースにつけるシーン。
ヒックに追いかけられトゥースが速いスピードで画面を2回横切るのですが、2回目画面の中央辺りで一時停止してみて下さい。一瞬で難しいかもしれませんが、ちょっと吹き出してしまうようなトゥースの表情が見れます。(ブレててぼんやりですけど、それは再生機械によるので。私は7回目位のトライでようやくストップ!)
あー、仲良しになったんだな~、とほのぼのしますよ。(*^^*)
2017年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は面白いと思います。
2を期待していると、2はうーん・・・って感じでした。
これは観ておいて損が無いと思います。
2を期待していると、2はうーん・・・って感じでした。
これは観ておいて損が無いと思います。