Snoozerを長い間観察してきて思ったのが…
この雑誌というか田中氏には「音楽を批評する評価の軸がない」なと。
ポップミュージックは10代のものだという割には
その時代のものに良いものと、悪いものを彼は判断するわけですが、
(10代のものなら10代に判断させりゃいいのでないかとツッコミたくなる)
その軸が全く提示されないので
雰囲気で読んでるぶんには、そうだよな~と思うのですが
じっくり読んでいくと、だからなんなん?と不満ばっかり出てきてしまいました。
結局彼の好き嫌いなんじゃないかなと。
彼が推すのはRadiohead、くるりからAKBまで、
駄目と評価するのはイエモンや神聖かまってちゃんなど。
ロックが駄目になったのは、商業に乗っ取られたからだと批判していたはずですが
AKBはOKなんです、全く意味不明でした。

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snoozer (スヌーザー) 2011年 08月号 [雑誌] 雑誌 – 2011/6/18
《「snoozer」終刊号》
14年間どうもありがとう。ひとまずスヌーザーは終わります。
【FRONT COVER】
くるり
15年間どうもありがとう。
2枚目のベスト・アルバムを出して、2人のくるりは終わります。
【インタビュー、レビュー満載!】
PRIMAL SCREAM
ボビー・ギレスピー、『スクリーマデリカ』を語る
蛇足企画
野田努が田中宗一郎に訊く、スヌーザーの14年
JAMES BLAKE
THE BAWDIES
THE HORRORS
BON IVER
CSS
BLACK LIPS
THE MIRRAZ / ATARI TEENAGE RIOT /
BROTHER / DIGITALISM / BATTLES /
KAISER CHIEFS / TURNTABLE FILMS /
THE NAKED AND FAMOUS / DAS POP /
MILES KANE / WU LYF / WASHED OUT /
ロックブッダ / 踊ってばかりの国
14年間どうもありがとう。ひとまずスヌーザーは終わります。
【FRONT COVER】
くるり
15年間どうもありがとう。
2枚目のベスト・アルバムを出して、2人のくるりは終わります。
【インタビュー、レビュー満載!】
PRIMAL SCREAM
ボビー・ギレスピー、『スクリーマデリカ』を語る
蛇足企画
野田努が田中宗一郎に訊く、スヌーザーの14年
JAMES BLAKE
THE BAWDIES
THE HORRORS
BON IVER
CSS
BLACK LIPS
THE MIRRAZ / ATARI TEENAGE RIOT /
BROTHER / DIGITALISM / BATTLES /
KAISER CHIEFS / TURNTABLE FILMS /
THE NAKED AND FAMOUS / DAS POP /
MILES KANE / WU LYF / WASHED OUT /
ロックブッダ / 踊ってばかりの国
商品の説明
この雑誌について
独自の対話と写真を重要視する音楽情報誌
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年7月2日に日本でレビュー済み
田中宗一郎と野田努の対談を読んでいて思ったのは、強権的な父と長男に反発して家を出て行った
三男が田中で、お気楽な次男坊のポジションを満喫するはずだったのに父と長男のまさかの仲違いで
家業を継ぐ羽目になったのが山崎洋一郎なのかな、と。・・・長男はどこへ行っちゃったんでしょうね?
それはともかく、ギャングスタの時代を満喫する放浪息子もいつかは自分の家族を持たねばならない。
14年といえば父・渋谷陽一は岩谷宏、橘川幸夫といったかつての盟友たちと袂を分かっていた頃だというのに、
晩年のSNOOZERは野田を始めとした五分の仲間たちの力を借りなければ成り立たなかったという事実が、
田中の限界をはっきり示している。
チンピラたちの顔役であることに一生を捧げるつもりなのか、それとも家族を作りたかったのに
甲斐性がなかったせいでそれが叶わなかったのか、どちらなのかは分からないが、息子を持つことへの
覚悟か能力か、少なくともどちらかが田中には欠けていると私には感じられる。
現在のロッキング・オンを全面的に肯定する気はないが、いつか息子に殺されるという役割を引き受ける覚悟が
できているという一点において、私は山崎の方を支持する。
三男が田中で、お気楽な次男坊のポジションを満喫するはずだったのに父と長男のまさかの仲違いで
家業を継ぐ羽目になったのが山崎洋一郎なのかな、と。・・・長男はどこへ行っちゃったんでしょうね?
それはともかく、ギャングスタの時代を満喫する放浪息子もいつかは自分の家族を持たねばならない。
14年といえば父・渋谷陽一は岩谷宏、橘川幸夫といったかつての盟友たちと袂を分かっていた頃だというのに、
晩年のSNOOZERは野田を始めとした五分の仲間たちの力を借りなければ成り立たなかったという事実が、
田中の限界をはっきり示している。
チンピラたちの顔役であることに一生を捧げるつもりなのか、それとも家族を作りたかったのに
甲斐性がなかったせいでそれが叶わなかったのか、どちらなのかは分からないが、息子を持つことへの
覚悟か能力か、少なくともどちらかが田中には欠けていると私には感じられる。
現在のロッキング・オンを全面的に肯定する気はないが、いつか息子に殺されるという役割を引き受ける覚悟が
できているという一点において、私は山崎の方を支持する。
2011年6月19日に日本でレビュー済み
今回で廃刊ということで、記念に(?)買ってみた。で驚いたのが「…14年もやってたのか」と。
自分にとってタナソウという人は"Rockin' On"の副編集長の時のイメージが強くて、「やたらキュアーに入れ込んでる失踪癖のある人」という認識で。"Snoozer"を立ち上げてからは「レディへの極東スポークスマン/自称トム・ヨークの理解者」というw
何と言うか、巻末の野口努との長目の対談読んでて思ったのは「”村”だなあ」ということで。確かにスヌーザーが廃刊することは日本の洋楽ロック史における一つの季節の終りなんだろうけど、それって「ハシエンダ閉店」とか「ファクトリーレコード倒産」みたいな感じで、その村の住人以外の人々にとっては何の意味も持たない出来事なんじゃないだろうか、と。当事者たちとその周辺の人達はしばし感傷に浸ったり後になって郷愁を誘われたりするけれども…という。
自称洋楽好きの自分のような人間でも、この号で取り上げられてるアーティストで音を聴いたことあるのんてB・イーノ、ATR、Primal Screamあたりだけだったりする。最近買ったCDと言えばDepeche Modeの"Remixes 81-11"とJoy Division/New Orderのベスト盤の"Total"くらいで。P・スクリームの"Screamadelica"のデラックス版も買ったけど、一度聴いて「これは要らんわ」とすぐ売りに出したしwだから今聴いてるのもNew Orderの"Low Life"のリマスター盤だったり。James BlakeとかArctic Monkeysとかのオススメを読んでもあまり食指が動かないというか、1・2回You Tubeで視聴したりはするけど「これだったら坂本真綾聴いた方がマシだわ」で終わるという。逆にYou Tubeで視聴してすごくハマったのがKraftwerkの"Autobahn"だったりとか。
若い人に向けて最新の流行を紹介する音楽情報誌というフォーマット自体が採算が取りにくい物になっているのは現実としてあるとして、かと言ってビートルズやクィーンやE・クラプトンとかばっかりプッシュする「オヤジ」向けロック雑誌みたいなのも吐き気がする自分みたいな人間にとって、ちょうどいい感じで入っていける雑誌ってないのかなあ…と。それこそ自分が中学生だった頃のRockin' Onみたいな。
自分にとってタナソウという人は"Rockin' On"の副編集長の時のイメージが強くて、「やたらキュアーに入れ込んでる失踪癖のある人」という認識で。"Snoozer"を立ち上げてからは「レディへの極東スポークスマン/自称トム・ヨークの理解者」というw
何と言うか、巻末の野口努との長目の対談読んでて思ったのは「”村”だなあ」ということで。確かにスヌーザーが廃刊することは日本の洋楽ロック史における一つの季節の終りなんだろうけど、それって「ハシエンダ閉店」とか「ファクトリーレコード倒産」みたいな感じで、その村の住人以外の人々にとっては何の意味も持たない出来事なんじゃないだろうか、と。当事者たちとその周辺の人達はしばし感傷に浸ったり後になって郷愁を誘われたりするけれども…という。
自称洋楽好きの自分のような人間でも、この号で取り上げられてるアーティストで音を聴いたことあるのんてB・イーノ、ATR、Primal Screamあたりだけだったりする。最近買ったCDと言えばDepeche Modeの"Remixes 81-11"とJoy Division/New Orderのベスト盤の"Total"くらいで。P・スクリームの"Screamadelica"のデラックス版も買ったけど、一度聴いて「これは要らんわ」とすぐ売りに出したしwだから今聴いてるのもNew Orderの"Low Life"のリマスター盤だったり。James BlakeとかArctic Monkeysとかのオススメを読んでもあまり食指が動かないというか、1・2回You Tubeで視聴したりはするけど「これだったら坂本真綾聴いた方がマシだわ」で終わるという。逆にYou Tubeで視聴してすごくハマったのがKraftwerkの"Autobahn"だったりとか。
若い人に向けて最新の流行を紹介する音楽情報誌というフォーマット自体が採算が取りにくい物になっているのは現実としてあるとして、かと言ってビートルズやクィーンやE・クラプトンとかばっかりプッシュする「オヤジ」向けロック雑誌みたいなのも吐き気がする自分みたいな人間にとって、ちょうどいい感じで入っていける雑誌ってないのかなあ…と。それこそ自分が中学生だった頃のRockin' Onみたいな。
2011年6月25日に日本でレビュー済み
ひとまず廃刊→ディスクガイドが出る→売上次第では新雑誌刊行? らしいですが新雑誌は難しいかなぁ今のご時世。 スヌーザーやタナソウについては賛否色々あるでしょうが僕は多くのきっかけを与えてもらった点では感謝しています。 日本では全くリリースの無い新人を猛烈にプッシュする事が多かったスヌーザー。 個人の好み次第なんで当たりハズレはありますが、それでもスヌーザーを読んでいなかったら出会わなかったアーティストが多くいます。 ジョニーボーイなんてシングル以外は大したことなかったけど未だに自分の思い出の名曲として刻まれています。 スヌーザーが廃刊しようが日本の99%以上の人には知ったこっちゃねえです。 でもこういう雑誌があっても良かったんじゃないかなと個人的には思います。
2011年6月25日に日本でレビュー済み
スヌーザーってのは最初から最後まで強弁と釣りで作り上げた虚構、ホラ交じりのゴシップ音楽誌を
貫いた稀な音楽誌だと思う。この最終号も強弁と釣りが配置されていて、”読み物”としては当然ながら完成度は高い。
最後まで残念なのは日本の低レベルな”音”を語れないライター達がいつまでも起用されていたこと(全員ではありませんよ、念のため)
もう少し音楽理論に関する本を読んで勉強しましょうね。はっきり言って海外と比較するとレベルが低いです。
具体的に言うのであれば、少し音楽の知識がある文系の人が作成したレビュー。
要は素人に毛が生えたレベル。これからの音楽批評はこういったレベルのモノは必要とされないと思いますね。
ただし最後まで”アンチロッキングオン”的なアイデンティティは評価できると思います。
というかこの一点こそが、スヌーザー的価値観の軸になっていたのでしょう。
この一点の価値からしたら憶測で他誌を中傷したりしようが、毎度の憶測による持論をさも確定事項とした前提も(釣り)
読者からしたら小さい事なのかもしれません。ということで今までご苦労さまでした。
貫いた稀な音楽誌だと思う。この最終号も強弁と釣りが配置されていて、”読み物”としては当然ながら完成度は高い。
最後まで残念なのは日本の低レベルな”音”を語れないライター達がいつまでも起用されていたこと(全員ではありませんよ、念のため)
もう少し音楽理論に関する本を読んで勉強しましょうね。はっきり言って海外と比較するとレベルが低いです。
具体的に言うのであれば、少し音楽の知識がある文系の人が作成したレビュー。
要は素人に毛が生えたレベル。これからの音楽批評はこういったレベルのモノは必要とされないと思いますね。
ただし最後まで”アンチロッキングオン”的なアイデンティティは評価できると思います。
というかこの一点こそが、スヌーザー的価値観の軸になっていたのでしょう。
この一点の価値からしたら憶測で他誌を中傷したりしようが、毎度の憶測による持論をさも確定事項とした前提も(釣り)
読者からしたら小さい事なのかもしれません。ということで今までご苦労さまでした。