”孤独な飲んだくれブギ”から決別した、風通しの良い快作である。
ムーンストーン以降のアルバムはどうにも好きになれずにいましたが、
それでも我慢をしながら信じて買い続けてました(笑)
そして、ようやく今作でそれが報われた感じです!!
楽曲ごとの個人的な感想を以下に
3.セックスと自由 ○
黒人音楽をまだブラックコンテンポラリーなんて言ってた頃の感じでもあり、
ベタな感じがキリンジの”シューティング・スター”的な遊び心を感じる。
アルバムはここから聞くことが多い。
4.カミングスーン ◎
ウォーターフロント、元倉庫(笑)
前奏を聞いた瞬間のワクワク感は異常♪
はじめは凄くむず痒かったし、気恥しさがあったんだけど、
知らず知らずのうちに口ずさんでしまいます。
ライムスター等のエッジ効いたラップではなく、
スチャダラパーであるあたりが、楽しくおおらかな雰囲気を作ってる。
6.ハイビスカス ◎
最高。アルバムを牽引するナンバー。
おおらかに伸びやかに田島さんが歌います。
歌い方と楽曲が合いすぎ!!
すごく好きな曲
7.ふたりのギター ◎
かなりスタイリッシュな曲。
くぐもったオルガンの音が良い感じ。
街に流したいな〜。
アレンジの妙が冴え渡ります。
9.あたらしいふつう ◎
なんていうか、monkeymagicが歌っても似合いそうな曲。
前向きでいいっス。
総評:田島さん、本当にありがとう。もう、それしか言えない。