アニメ『Aチャンネル』の最終巻6巻。
一部、今まで発売された巻と仕様が変わっています。
アニメ本編は2話収録(Channel11とChanel12)。
今までの巻と比べるとシリアスなシーンが多くなり、最終話の最後で感動です。
最後の最後で「あの曲」は鳥肌モノでした。
感動一辺倒かと思いきや、所々今まで通りの楽しいシーンも入っていて、上手くバランスが取れているなと感じました。
私の思い込みかもしれませんが、アニメの序盤は明るく楽しく・・・な話が多かったのに、アニメ終盤になると感動やシリアス・・・な話が多くなって「今まで通り明るく楽しい話が良かったのに・・・」と思う人もいるかと思います。
この『Aチャンネル』は「ずっとシリアス」ではないですし「ずっと感動シーン」ではありません。
楽しいシーンやキャラクターの言動や行動・・・。
メインキャラも脇キャラもそれぞれ良い味出しています。
12話での先生チームの所はオリジナルだそうですが、良いオリジナルシーンです。
各先生の性格が良く出ています。
そして最後に「良い話」・・・話全体の流れが自分にはとても良い流れだと思えましたね。
アニメ新作映像「+Aチャンネル」は今までの巻では2話収録でしたが、今回は1話収録です。
1話のみですが、収録時間が6分36秒と今までの話で最長(今までの倍以上)です。
内容は面白いの一言。笑えます(笑)。
途中アイキャッチが入り、最後にEDも流れるのである意味、真の最終話とも言えます。
アニメの最終話では感動話を。そして特典で楽しい『Aチャンネル』話を持ってきたのは大正解ですね。
るんちゃんはほんと独特な思考の持ち主のようで(笑)。
BONUS DISCは2曲(11&12話挿入歌)を収録です。
オーディオコメンタリーも2話分収録。
コメンタリー11話ではメインキャラ4人のキャストさんに加え、鎌手先生役の沢城さんが参加しています。
・・・モノマネが〜。
12話では4人のキャストさんとついに原作者の白田cc・・・じゃなかった・・・黒田bb先生が参加です。
この巻の特典映像は2011年8月21日(日)に日本青年館で開催されたイベント「AチャンネルFes!〜みんなで仲良くAしましょ!〜」の〜トークパートダイジェスト〜を収録。
イベントに行ってきた者としては楽しいシーンが満載なので改めて良かったですし、おまけで斎藤さんと又吉さんのイベント未使用かるた映像が収録されているので良かったなと思える一方、“ダイジェスト”なので所々カットされているのが残念です。
例えば斎藤さんが「エスパー」能力を発揮した所は全部ではなく「一部」ですし、
悠木さんが結局全ての台詞を喋る所も「一部」になっています。
また、トークの部分のみなのでライブシーンは全くありません・・・。
何らかの形で世に出てくることを願うばかりです。
あのライブシーンは見事でしたので。
ピンナップは最終巻だからか、今までは2枚でしたが今回は3枚とボリュームアップです。
ブックレットは収録されている2話の紹介→Aチャンネルができるまで→原作者黒田bb先生とOPを歌った河野マリナさんのインタビュー→BONUS DISCの挿入歌紹介→スタッフ紹介の構成です。
最後のページでの〇〇先生の台詞・・・現実になってくれることを切に願うばかりですね。
OVA制作は決定ですが・・・やはり・・・その先を・・・ね。
アニメで『Aチャンネル』という作品を知り、気に入って全6巻購入したのですが、買って損なしの商品でした。
「放送されたアニメは録画で十分」の考えの私ですが、ちゃんと買って良かったと思える作品でした。
買った人だけが観ることができる新作映像の存在は大きかったと思います。
「一個人の感想」であるのは言うまでもなくなんですが・・・。
これだけスタッフ&キャストに愛されている作品・・・中々ないのでは。
私も好きです。この作品。
OVAにも大いに期待したい・・・それだけの作品で多くの人におすすめしたいアニメです。
向き、不向きはやはりあるでしょうが。