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山猫 [DVD]

5つ星のうち4.3 59個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 1枚組
¥10,395 ¥4,950
DVD 通常版
¥7,575
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ パオロ・ストッパ, ルキーノ・ヴィスコンティ, ニーノ・ロータ, ロモーロ・ヴァッリ, クラウディア・カルディナーレ, セルジュ・レジアニ, バート・ランカスター, アラン・ドロン, リーナ・モレッリ
言語 イタリア語
稼働時間 3 時間 6 分
ディスク枚数 1

商品の説明

ヴィスコンティ藝術の最高峰―――
新たに完成した最新・最高のHD修復版で。
シチリアの大地に最後の輝きを放つ、貴族たちの壮麗な落日。
滅びゆく者の美学を豪華絢爛に描く一大叙事詩。

1860年、イタリアは近代国家に統一される歴史的変革のときを迎え、山猫の紋章で知られるシチリアの名門貴族サリーナ公爵家にもその波は押し寄せていた。一方、公爵の甥のタンクレディは革命軍に参加、やがて新興ブルジョワジーの絶世の美女アンジェリカと出会い、恋に落ちる。周囲の反対を抑え、若い恋人たちの婚約を後押しするサリーナ公爵。それは、一家の存続と将来を見据えた上での決断であった―――。

 映画界の巨匠ルキーノ・ヴィスコンティの代表作にして、1963年カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた壮大なスケールの歴史的傑作。このDVDは、2010年カンヌ国際映画祭でお披露目された最新の修復版HDマスターより制作。修復にあたってはマーティン・スコセッシ監督が率いる米国のザ・フィルム・ファウンデーションが音頭を取り、本編の撮影監督だったジュゼッペ・ロトゥンノが監修を務めた。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ イタリア語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215058759
  • 監督 ‏ : ‎ ルキーノ・ヴィスコンティ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 3 時間 6 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/9/24
  • 出演 ‏ : ‎ バート・ランカスター, アラン・ドロン, クラウディア・カルディナーレ, パオロ・ストッパ, リーナ・モレッリ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ イタリア語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • ASIN ‏ : ‎ B005ADK2E6
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 59個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
59グローバルレーティング

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お客様のご意見

お客様はこの映画について、以下のような評価をしています: 作品性が高く評価されており、ビスコンティらしさあふれる重厚なつくりの作品だと高く評価しています。大舞踏会のシーンが圧巻で、品格があり、貴族のデカダンスを上手く表現していると好評です。映像美についても、原作の世界を忠実に再現した映像とキャスティング、美しい登場人物たちの描写などが素晴らしいと感じています。また、ヴィスコンティ作品の世界観や歴史的背景も理解できるようです。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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9人のお客様が「作品性」について述べています。9肯定的0否定的

お客様はこの映画について、素晴らしい作品だと評価しています。ビスコンティらしさあふれる重厚なつくりの長編映画で、大舞踏会のシーンが圧巻と感じています。また、ランカスターの演技も品格があり、貴族のデカダンスを上手く表現しているようです。

"ラジオイタリア語講座で講師が大画面で見てみたかった映画といっていたため、中古で購入。ビスコンティーらしさあふれる重厚なつくりの長編映画ですが、若き日のアランドロン(やっぱりイケメンだなぁなどと感激)、悩める貴族役バート・ランカスターの存在感であっという間に時間が過ぎてしまいます。..." もっと読む

"すばらしい映画でした。DVDを見て、原作を読んで、またDVDを見ました。" もっと読む

"いい映画でした" もっと読む

"...確かにランカスターに限れば、こちらの方が良いですね。品格もあり、貴族のデカダンスが上手く表現出来ていると思います。個人的にはヴィスコンティ作品では『若者のすべて』のほうが好きですね。" もっと読む

6人のお客様が「映像美」について述べています。6肯定的0否定的

お客様はこの映画の映像美を高く評価しています。素晴らしい映像美と生命力溢れる美青年ぶりが表現されており、貴族のデカダンスも上手く表現されているようです。また、原作の世界を忠実に再現した映像やキャスティング、美しい登場人物たちが通り過ぎるという印象があります。

"...話で、実話がベースとはいえ、やや面白さを感じられませんでした。衣装や、 舞台建築が豪華などとありますが、現代の豊かな生活を知っている者から からすれば、この程度か・・・という感じはありました。舞踏会のシーン等も..." もっと読む

"思いきって買ったヴィスコンティ作品のひとつ。貴族的で耽美な映像と登場人物にはため息が出る。若き日のアラン・ドロンがなんと美しいことか‼時代が変遷していくイタリア貴族の華麗なる日々から終末への道のりはやがて共和国になっていく伏線なのだろう。ヴィスコンティファンなら見るべし❗永久保存版です。" もっと読む

"...美しい時代のイタリアを、美しい登場人物たちが通り過ぎていきます。 映画館でリバイバル上映を見ましたのでもちろんスクリーンで堪能できればそれに越したことはないと思うのですが、毎日映画館で観られる訳もないですしね。DVDでも十分堪能できると思います。" もっと読む

"...確かにランカスターに限れば、こちらの方が良いですね。品格もあり、貴族のデカダンスが上手く表現出来ていると思います。個人的にはヴィスコンティ作品では『若者のすべて』のほうが好きですね。" もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年4月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    Netflixの山猫を観て、もう少し前の映画も観たくなりました。(それも、ネットで知りました)
    そして、、少し違いがありますから、原作を読みたくなるわけです。
    好みのものを見つけると、色々と広がる感じが楽しいです。
    音楽にも、かなり興味が湧きますね♪
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年11月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ラジオイタリア語講座で講師が大画面で見てみたかった映画といっていたため、中古で購入。ビスコンティーらしさあふれる重厚なつくりの長編映画ですが、若き日のアランドロン(やっぱりイケメンだなぁなどと感激)、悩める貴族役バート・ランカスターの存在感であっという間に時間が過ぎてしまいます。
    イタリア統一戦争の時代背景を知ったうえで鑑賞すれば映画をより深く楽しんでみることができます。比較的わかりやすい発音のイタリア語が用いられているので語学学習される方にもおすすめです。

    中古品でありながらブックレットがよい状態で付属していてよい掘り出し物だったと思います。販売者さんに感謝です。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年9月1日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    地獄に堕ちた勇者共、などヴィスコンティシリーズは出演者が大変綺麗に
    取れていて、見ていてうっとりするので、期待して購入。
    ですが、世界大戦前の、現代化寸前、要は落ちぶれた貴族の
    話で、実話がベースとはいえ、やや面白さを感じられませんでした。衣装や、
    舞台建築が豪華などとありますが、現代の豊かな生活を知っている者から
    からすれば、この程度か・・・という感じはありました。舞踏会のシーン等も
    本当にシチリアの田舎で撮っているので、現代のファッションショー等を見ている
    私達からしたらやや刺激にかける・・・。
    とはいえ老貴族、村の名士、村の中心者、バート・ランカスターの発言は
    大人からすればイチイチ実感、痛感できるので教養映画に当たるのかもしれません。
    「変わらない(生活をする)為に、変わらなければいけない」
    等は現代にも通じるエッセンスなのでしょう。家族の絆や、村社会との繋がりの良さを
    感じさせる、三丁目の夕日めいた実感、小津安二郎作品等を見た後と同じ感じ心に残りました。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年9月16日に日本でレビュー済み
    映画の中には「風と共に去りぬ」など、歴史に詳しくなくても楽しめるものも多い。しかしこの「山猫」は別だと思う。歴史に詳しい人もこの映画をみているはずで、「内容は難しいです」とはっきりいってくれればよいと思うのだが・・。 (このDVDは中古でも5000円はする。昭和のご婦人はアランドロンが出ていればそれだけでよいのかもしれないが・・・)

     これは1860年ごろのイタリア/シチリアが舞台。ガリバルデイ/赤シャツ隊の第1次遠征(ガリバルデイの栄光)から2年後の第2次遠征(ガリバルデイの没落)までの話である。丁度この頃日本は、幕末~明治維新の激動の時代であった。後述するがガリバルデイの栄光と没落は、どうしても西郷隆盛とだぶってしまう。私は歴史家ではないが、自分なりに分かりにくいところを考えてみた。

    <ガリバルデイの目指したものは?>→フランス革命を範とした「万民平等」「国民主権」の共和国家建設。
    <ガリバルデイーはなぜサルデイーニャ王国と共闘したのか?> →サルデイーニャ王国が「万民平等」「国民主権」の憲法を掲げる、当時としては先進的な国家だったから。
    <冒頭のシーンでサリーナ侯爵の屋敷に転がっていた兵隊の死体は?>→カリバルデイは第1回シチリア遠征で上陸後すぐナポリ国王軍とカラタフィーミの戦い(ナポリ王国との天王山の戦い。ほとんどのイタリア人はこのカラタフィーミの戦いを知っているらしい・・)を行い勝利する。この戦いで傷つき、侯爵の敷地まで逃れてきたもののついに力尽きたナポリ(両シチリア)国王軍の兵士であろう。
    <この時代貴族の結婚は?>→貴族の結婚は貴族どうしの間で行われ、市民との結婚はあり得ない時代。貴族どうしの結婚は当然いとこ婚が多くなり、子供達は幼い頃から大の仲良し。舞踏会でははしゃぎ過ぎて、サリーナ侯爵から「まるでサルのようだ」と言われる始末。アンジェリカは父が市民階級だが、母はなんと農奴階級出身。とんでもない格差婚だった。周囲には反対する人も多かった。
    <頻回に登場するピローネ神父について、彼はガリバルデイのことをどう思っていたのか?> →フランス革命では教会はどうなったか?を考えたい。→教会は金権利権の巣窟であり、広い土地に農奴をただ働きさせていたことから、教会は革命の敵とされた。神父は投獄ないし国外追放となり、逆らえば殺害、よくて土地没収(農奴所有の禁止)の憂き目にあった。ピローネ神父も内心戦々恐々だったに違いない。
    <タンクレデイー/アランドロンのガリバルデイー軍参加について> →ガリバルデイの目指すところはナポリ国王を倒すことであり、シチリア貴族にとっては自分達の庇護者を失うことになる。サリーナ侯爵は「何考えているだ、こいつは!!」とはじめ内心思ったに違いない。
    <タンクレデイーが眼帯をしていた理由>→戦闘中に爆弾が至近距離で炸裂。爆風で目をやられたから。
    <サリーナ侯爵の「我々は山猫であり、獅子であった。山犬や羊がとってかわる。山犬や羊すらも自らを地の塩と信じ続ける」の意味は?> →新しい国は「万民平等」「国民主権」の国であり、選挙では貴族も平民も1人1票。これまで貴族は隔絶した世界~自らの縄張り~の中で孤高の生活をしていたが(山猫や獅子)、これからは選挙で選ばれた議員たち(山犬や羊)が世の中の仕組みを決めていく。地の塩とは聖書/山上の垂訓からの引用で「塩は腐敗を防ぐことから、社会や人々の腐敗を防ぎ正しい方向に導く指導者のこと」であろう。
    <サリーナ侯爵は、「山犬や羊も自らを地の塩と信じ続ける・・」と楽観的、肯定的な発言をしたのはなぜか> →これはシチリアにやってきたガリバルデイが、住民に乱暴狼藉を働かず、同じ目線に立って住民に接したことが大きいのではないか? これまでシチリアの征服者はギリシャ人、ローマ人、ゲルマン人、イスラム教徒、フランス人(シチリアの晩鐘)・・と、すべて力と恐怖による服従を迫ってきた。すなわち「上から目線」の支配者たちばかりであった。でもガリバルデイは違った。彼がつくる国家ならば期待してもいいのではないか・・と思ったからに違いない。
    <舞踏会の中で出てくるパラビッチーニ大佐は何者か?「ガリバルデイに一撃を加えてやった」とは?> →ガリバルデイは第2回のシチリア遠征で、(政府の猛反対を無視し)ローマ教皇領の制圧を目指した。このためパラビッチーニ大佐率いる政府軍から反逆者としてアスプロモンテで征討され、戦犯捕虜として収監されてしまう。 
    <パラビッチーニ大佐の「フランスやフランス大使に操られていることを・・」という言葉の意味は>
    →イタリア統一の過程で、最大の敵はオーストリアだった。オーストリアは北イタリアを領有し、イタリア中部3州は各々オーストリアに忠誠を誓う大公が支配し、ナポリ王国(両シチリア王国)は代々王妃がオーストリア/ハプスブルグ家から輿入れしていた。サルデイーニャ王国単独ではオーストリアに太刀打ちできず、フランスの助力が絶対必要であった。金権利権にまみれたローマ教皇は確かにガリバルデイの敵であったが、当時ここを警備していたのはフランス軍。サルデイーニャ政府としてはガリバルデイの侵攻はフランスとの衝突を引き起こす可能性があり、許すことはできなかった。
    <ラストのサリーナ侯爵が空を見上げるシーンについて> サリーナ侯爵は、舞踏会の席であのガリバルデイが「笑いものにされている」ことに胸を痛めていたことには間違いないと思う。わずか2年の間にいかに世の中が、そして人の心がかわってしまったのか! そのときふと見上げた天空には太古の時代から悠久の時を刻む星空が・・・。それは自らが間もなく旅立つ死後の世界を象徴するものであったと思う。

     以上、わたしが想像する内容です。恐縮ですが書かせて頂きました。ガリバルデイは「カラタフィーミの戦い」で栄光をつかむも、「ローマ教皇領への侵攻」をめぐって政府と対立し、「アスプロモンテの戦いで」政府軍に敗れ去りました。同じころ日本でも西郷隆盛が「鳥羽伏見の戦い」から維新を成し遂げるも、「征韓論」をめぐって政府と対立し、「西南戦争」で自刃します。両者の打算なき純粋な生きざまが重なっているように思えてしかたありません。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2021年6月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    すばらしい映画でした。DVDを見て、原作を読んで、またDVDを見ました。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2020年8月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    いい映画でした
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年7月30日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    思いきって買ったヴィスコンティ作品のひとつ。貴族的で耽美な映像と登場人物にはため息が出る。若き日のアラン・ドロンがなんと美しいことか‼時代が変遷していくイタリア貴族の華麗なる日々から終末への道のりはやがて共和国になっていく伏線なのだろう。ヴィスコンティファンなら見るべし❗永久保存版です。
    17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2015年5月9日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本物の貴族のエキストラを使ったとのことですが、今まで映画で観た舞踏会のシーンの中で最も感銘を受けました。
    19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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