【特典について】
・オーディオコメンタリー
第1話のみ収録で、今回は湊智花役・花澤香菜さんと、三沢真帆役・井口裕香さんの2人が担当。
2巻以降の巻も、1話分のみ収録で、ローテーションで主演声優2人が担当します。
・特典CD-ROM
WEBラジオで放送されていた、「慧心学園ロウきゅー部!」の第2回目と3回目を収録。
注意して欲しいのは、こちらの特典は「CD」では無く「CD-ROM」の為、パソコンで無いと視聴出来ない点。
(ラジオの収録時間が長過ぎて、通常のCDではデータが入り切らない為に、CD-ROMでの収録になったのでしょう)
・特典小説収録ブックレット
初回盤のブックレットにのみ、原作者蒼山サグ氏書き下ろしのショートストーリー(8P)が特典として掲載されており、
タイトルは、「慧心学園初等部6年C組学級新聞 号外用取材メモ」。
こちらの特典小説初登場のキャラクターで、智花達のクラスメイト兼新聞係の山中尋乃ちゃんが、
女バスメンバーにインタビューする様子が、一人称兼インタビュー形式で描かれる。
各巻一人ずつインタビューを行い、その中で各キャラクターのバスケや仲間、昴に対する想いが語られる内容となっています。
1回目のインタビューは当然智花が担当しているのですが、尋乃ちゃんも思わず引いてしまう程、昴への想いが暴走するシーンは、爆笑必至ですw
ブックレット後半には、今巻収録の1・2話の内容紹介と、智花・昴・美星のアニメ用キャラ設定がカラーで収録。
他、特典映像としてノンテロップOP・EDとプロモーション映像が収録
【本編について】
各巻2話収録で、今巻では、昴と慧心学園女子バスケ部との出会いから、
昴が女子バスケ部を勝たせる事を決意するまでを描いた、1・2話を収録。
原作小説から色々と削られているシーンはあるものの、原作未読の人間が見ても問題無い様に纏められており、
(実際自分が原作小説を読んだのは、アニメ1期が終わった後でしたが、初見でアニメ本編は問題無く楽しめました)
アニメオリジナルのシーンも、原作を補完する形で、違和感無く描かれています。
バスケシーンの作画については、1期後半になると、かなりガタついてくるのですが、
前半の段階では、TVシリーズとしては、綺麗且つ丁寧に描かれており、今巻収録の1・2話で言うと、
練習シーンでのドリブル描写等において、各キャラの上手さの違いをしっかり動きで表現しており、
智花だけ明らかにドリブルが低い&早く描かれていたり、真帆と紗季が他の4人の中でも、
ちゃんと運動神経が良い&物覚えが良いのが伝わる様にアクションが描かれていたりと、各キャラの能力差がキチンと描かれています。
(作画が大変なバスケで、あからさまな説明台詞で説明するのでは無く、きちんと『動き』で各キャラの能力差が描けているのは、大変良かったです)
特に2話後半での昴と智花の1on1でのバスケシーンは、大変気合が入っており、智花の超小学生級プレイヤーという設定にしっかり説得力を与えてくれています。
又、原作でもそうでしたが、このシーンで智花が思わず負けず嫌いな素の自分を出してしまうシーンは超萌えますw
(ネタバレになるので詳しくは書きませんが)ドラマ的にも、2話後半は大変盛り上がるパートで、自分がこの作品にハマったのも、
2話後半での、歩道橋の上での昴と智花のやり取りが切っ掛けだったりします。
精神的に堕ちた状態になっているキャラクターが、再起するドラマはやはり燃える。
表面的なイメージで、ロリコンな人じゃ無いと楽しめない作品と思っている人も多いと思いますが、
(まぁ、実際その手の人向けのサービスシーンもしっかり描かれているんですがw)
スポ根としてのドラマもしっかりと描かれているので、萌え&燃えな作品が好きな方には大変オススメな作品です。