ベン・ハー 製作50周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(3枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 限定版 |
コントリビュータ | チャールトン・ヘストン, ラモン・ノヴァロ, フランシス・X・ブッシュマン, ウィリアム・ワイラー, スティーヴン・ボイド, ジャック・ホーキンス |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 3 時間 43 分 |
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商品の説明
『ベン・ハー』製作50周年記念!
全編にわたり丁寧に修復・復元されたウィリアム・ワイラー監督による忘れ難き叙事詩的スペクタクルが待望の初ブルーレイ化!
初収録映像や豪華特典を収録したアルティメット・コレクターズ・エディションで登場
『ベン・ハー』―ウィリアム・ワイラー監督による忘れ難き叙事詩的スペクタクル。チャールトン・ヘストン主演、1959年にアカデミー賞(c)で作品賞、主演男優賞、監督賞ほか、計11部門受賞と、最多受賞で記録を塗り替えた。同作品は「ベン・ハー 製作50 周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション」として初ブルーレイ化。11月2日、ワーナー・ホーム・ビデオより発売予定。
本作を伝説たらしめたそのスケール感は後世のフィルム・メーカー達のインスピレーションとなった。「50年もたつのに、フィルム・メーカーや専門家たちはあの映画に畏敬の念を抱いている」と、「ベン・ハー」のドキュメンタリーを作ったゲイリー・レヴァは言う。
リドリー・スコット、アーネスト・ディカーソンなどの監督達がワイラーの作品に影響され、後に見習ったという。技術が発達した今日でも、どのようにして撮ったのか、未だに解明できないシーンもあるそうだ。『グラディエーター』を監督したリドリー・スコットは、(グラディエーターの)撮影に使ったアリーナは、それでも『ベン・ハー』のあの有名なチャリオット・レースのシーンで使ったものの6分の1のサイズにすぎなかったという。巨大な楕円形のアリーナには素晴らしい建築や彫刻が施され、制作に1年もかかった。
今回のリリースにあたり、『ベン・ハー』はレストレーション(修復・復元)されており、その費用は100万ドル。もともとは65mmのフィルムだが、これをフレームごとに8Kでスキャンしている。ワーナー・ブラザース・スタジオによる最も解像度の高いレストレーションとなる。
「このレストレーションには何年もかけている。当初は50周年の年となる2009年にリリースしようとしていたのだが、細部にわたる作業は予定よりも時間がかかった。一番の目的は、可能な限り上質なものをお届けすることだった。最終的には上手くいったと思う」と、ワーナー・ホーム・ビデオのエグゼクティブ・バイス・プレジデント(シアトリカル・カタログ部門、ジェネラル・マネージャー)、ジェフ・ベイカーが言う。
『ベン・ハー』はここ1年間保留となっていたが、ようやくリリースする運びとなった。アルティメット・コレクターズ・エディションには6時間強の特典があり、撮影中にチャールトン・ヘストンが綴った日記のレプリカや、フォトブックレットなどが入っている。
「イタリアでの撮影中に撮られたヘストン家のホームムービーも新たに発見されており、撮影の舞台裏が見られる。レストレーションが目玉でなくなってしまうくらいだ。この類では現存する唯一の映像とされており、歴史的な発見だ。ローラン・ブーゼローとチャールトン・ヘストンの息子、フレイザーがこの映像をドキュメンタリーに取り入れてくれているが、この上なく嬉しいね。このドキュメンタリーはこのセットにしか入っていないのです」
また、ファンならきっと「撮影前、撮影中、そして撮影後に何を考え、何を感じていたかが分かる」というヘストンの日記に夢中になるはず、という。
「日記はオリジナルのレプリカだ」と、ベイカー。「ヘストンの言葉を綺麗な白紙に移し替えたわけではない。色あせた紙や書き間違えもそのままオリジナルを再現したものである。できる限り本物感を保ちたかった。記念となるコレクター品です。俳優の日記を商品に入れ、プライベートを堪能させてくれるブルーレイは、これが初めてだ。しかも、ヘストンは伝説のオスカー(c)俳優だ」
ベイカーの在任中、ワーナーは多数のクラシック作品のアルティメット・コレクターズ・エディションを制作してきているが、彼はこう言う:「今回のパッケージは、美的にも、歴史的コンテンツがたくさん入っている点でも、オリジナリティの面においても、ワーナーのみならず、他のスタジオにとっても新たなゴールドスタンダードになるでしょう。劇場で初めて見た『ベン・ハー』は誰もが語る思い出である。そして50年経った今、ブルーレイで、HDリストレーションされた最高品質の『ベン・ハー』が観られる。ホリデイプレゼントには持ってこいだ」
初期段階で試写に参加したフレイザー・ヘストンはベイカーに一筆書いた:「こんな素晴らしいレストレーションを見るのは初めてです。人生を変えるような素晴らしい体験でした。まるでワイラー監督と一緒に観る初号試写のようだが、それよりも素晴らしい。
映像は鮮明でシャープだが、他のHDバージョンに見られるようなギザついた感じはない。ピクセルではなくフィルムの感触が伝わってくる。色は鮮やかだが、抑えるところは抑えており、やりすぎた感じはない。特に黒味が素晴らしかった。サウンドトラックも、ダイアログが綺麗に拾われており、スコアも豊かな音色で、効果音もクリア。それだけでも聞き応えがありました。早く友人や家族に見せたいです」
【映像特典】
DISC1:
・予告編集
- 1959年 ロウズ・シアター特報(1分)
- 1959年 オリジナル劇場予告編(3分)
- 1961年 ジェネラル・アクション予告編1(3分)
- 1961年 ジェネラル・アクション予告編2(3分)
- 1969年 70MM リバイバル予告編(4分)
DISC3:
・ 「ベン・ハー」1925年版(143分)
・ ビハインド・ストーリー
- チャールトン・ヘストン 家族のメモワール(60分)
- ベン・ハー:映画史を変えた伝説(58分)
- ベン・ハー:メイキング(58分)
- ベン・ハー:映画を旅する(5分)
・ 未公開シーン集
- スクリーン・テスト集
レスリー・ニールセンとチャザーレ・ダノーバ(7分)
レスリー・ニールセンとイエール・ウェクスラー(音声なし)(12分)
ジョージ・ベイカーとウィリアム・ラッセル(6分)
ハイヤ・ハラリート(音声なし)(5分)
- ニュース映画集
映画の歴史を作る(1分)
ベン・ハー ブロードウェイへ(2分)
西海岸の歓迎(1分)
VIP オープニング(1分)
ベン・ハー 日本へ(1分)
オスカーに好かれたベン・ハー(3分)
- 1960年アカデミー授賞式 ハイライト(14分)
【音声特典】
DISC1:
・ 映画歴史家T・ジーン・ハッチャーとチャールトン・ヘストンによる音声解説
・ ミュージック・サウンドトラック
DISC2:
・ 映画歴史家T・ジーン・ハッチャーとチャールトン・ヘストンによる音声解説
・ ミュージック・サウンドトラック
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 557.92 g
- EAN : 4988135870292
- 監督 : ウィリアム・ワイラー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 限定版
- 時間 : 3 時間 43 分
- 発売日 : 2011/11/2
- 出演 : チャールトン・ヘストン, スティーヴン・ボイド, ジャック・ホーキンス, ラモン・ノヴァロ, フランシス・X・ブッシュマン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Mono), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B005CLCU0K
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 56,388位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 170位外国の史劇映画
- - 4,543位外国のアクション映画
- - 5,189位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ストーリー構成も画面から伝わる臨場感も、リメイク版とは比べ物にならない。
何度でも観たくなる名作です。
我家の永久保存版になりました。
思い切って見て、満足してます
付言。恥ずかしながら、ベン・ハーは実話だと思っていた。フィクションなんですね。知らなかったわぁ。
出演∶チャールトン・ヘストン、スティーヴン・ボイド、ジャック・ホーキンス、ハイヤ・ハラリート、ヒュー・グリフィス、マーサ・スコット、キャシー・オドネル、フランク・スリング、サム・ジャッフェ、フィンレイ・カリー、テレンス・ロングドン、アンドレ・モレル、ジョージ・レルフ、マリーナ・ベルティ、ジュリアーノ・ジェンマ、クロード・ヒーター
ナレーション/フィンレイ・カリー
監督∶ウィリアム・ワイラー
1950年代〜60年代前半、ハリウッドでは、巨大予算を掛けた史劇スペクタクル大作が花盛りだった。『クォ·ヴァディス』『聖衣』『十戒』『スパルタカス』『エル·シド』『クレオパトラ』など、映画史に残る大作は多い。その手のハリウッド映画の傾向として、莫大な予算を掛けていることをより強調する、というか見せびらかす撮り方をする作品が多い。きらびやかで高価な衣装 · 豪華な調度類 · 贅沢な作りの建造物(セット)……。
例えば、本来なら薄暗いはずの室内シーンでも、撮影所のような明るい照明の下で、これ見よがしにキレイに写すのだ。(いや実際、撮影所のスタジオなのだが……(笑)) この『ベン·ハー』も他の大作映画と同様に巨額の製作費を掛けているが、夜間や室内などのシーンでは、(それなりに)リアルに薄暗く撮られており、わざとらしさはない。もちろん、この撮影当時の機材やフィルムの感度では、リアルさに限界はあるが…。(キューブリックの『バリー·リンドン』('75)のように、中世の頃の照明のみで撮るなどは不可能です)
昔から、娯楽映画の仕事というのは、"ウソ"を"ホント"らしく見せること。観客も"ウソ"と知りつつ楽しんでいるので、多少のわざとらしさは付き物だが、この作品は、金が掛かっていることを必要以上に見せびらかさず、どのシーンもなるべくリアルに自然に見えるように作られている。ウイリアム·ワイラー監督のこだわりだろうか? もちろん、大きな見せ場では、誰が見ても"凄い金の掛かったシーン"とわかる超スペクタクルを存分に見せてくれてます。
[物語] ベツレヘムの星の下、馬小屋で救世主が誕生する。そして、20数年の歳月が過ぎた。ローマ帝国の統治下にあるユダヤの地に、新しい総督が赴任することになる。ユダヤの王家の血を引くジュダ·ベン·ハー(ヘストン)は、新総督より先乗りして来たローマ軍の新司令官メッサラ(ボイド)とは幼馴染み。少年時代を共にその地で過ごした二人は久々に歓喜の再会を果たす。
ローマ帝国の支配下に置かれるユダヤの民の間では、征服者ローマからの解放をもたらす救世主の出現が囁かれ、反抗の機運が高まっていた。反逆の芽を摘み取りたいメッサラは、王族のジュダを抱き込もうと画策するが、ジュダは「同胞は裏切れない」と断り、旧友同士は決裂する。そして、新総督の隊列が入国する日、隊列を道沿いの屋上から兄ジュダと見物していた妹ティルザ(オドネル)の手元の屋根瓦が崩れ落ち、総督にケガさせてしまう。
ジュダと妹と母ミリアム(スコット)は、反逆罪で逮捕される。メッサラは見せしめのために、ジュダをローマでの奴隷労働に送り、母と妹は地下牢送りに処す。ローマへの護送中にローマ兵から虐待され水も与えられないジュダに、救いの飲み水を与えてくれる不思議な男がいた。ローマ兵は、その男を咎めようとするが、男の顔を見た途端、兵はたじろぎ何も言えなくなるのだった……。
3年数ヶ月後、ジュダはローマ海軍のガレー船の旗艦の漕ぎ手として奴隷労働していた。新任の総司令官アリウス(ホーキンス)は、その立派な体躯と、境遇にめげず誇り高さを失わないジュダに目を留め、剣闘士に抜擢しようと考える。そんな時、マケドニア軍との海戦で旗艦は大破する。ジュダは、海に転落したアリウスを救い、海戦はローマの大勝に終わる。英雄となったアリウスは、ジュダに感謝し、自由を与える。
戦車(チャリオット)レースの御者の名手となって第二の人生を得たジュダは、アリウスの養子に迎えられる。だが、母と妹の消息が気がかりなジュダは、父にいとまを乞い、消えることのないメッサラへの復讐心を胸に、故郷へと旅立つ。故郷では、司令官として盤石の力を持ったメッサラが、4頭立て戦車レースでも連戦連勝の御者となっていた。ジュダは、名馬を持ちながらローマ人に連敗中を嘆くアラブの族長イルデリム(グリフィス)と手を組み、メッサラに勝負を挑む……!!
……長いようだが、ここまでで物語の半分強である(何しろ、4時間弱の長尺なので…)。前半一番の見せ場は、ローマ軍vs.マケドニア軍の大海戦シーンだが、CGがない時代なので、船上·船中は実物大のセット。多数の軍艦の間を無数の弓矢や、投石機が放つ火の玉が飛び交う戦闘シーンのロング·ショットはミニチュアのはずだが、とてもそうは思えない迫力と芸の細かさだ。
最大の見せ場は言うまでもなく、映画史に名高い壮大な競技場の大セットで行われる戦車レース(チャリオット·レース)。各国代表の4頭立て戦車と選りすぐりの御者と駿馬が揃い、CGもミニチュアもないド迫力のガチンコ·アクションだ。最初の公開から10数年後、高校生の頃に大劇場でのリバイバル上映を見た時は、あまりにも凄いスペクタクルに圧倒されたものです。CGがあれば何でも出来るけど、『ベン·ハー』を超えるガチンコ·アクションは、もう絶対作れないだろうなぁ。
この映画、スペクタクルだけが売りの見せ物映画では終わらない。チャリオット·レースのシーンが終わってもまだ話は続く。業病にかかり"ライの谷"(ハンセン病患者収容所?)に落とされていた母と妹の運命は……? 信仰とその教義を反逆として裁かれる救世主と信徒たち……そして起こるのは……? イントロで、主人公ジュダ·ベン·ハーと直接関係のない"救世主誕生"から始まった映画の結末は……?
[余談] 昔、初めてみた時、メッサラの脇にいる側近(従卒?)の俳優が、のちのマカロニ·ウェスタンの人気スター、ジュリアーノ·ジェンマにソックリなのに驚いたが、調べたら本人でした(笑) イタリアのチネチッタ·スタジオで撮影してたそうで、駆け出しの無名俳優だったイタリア人のジェンマが、セリフなしの役で出てたらしい。
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van de verkoper ( uiterst tevreden )
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