国産メタルバンドGALNERYUSの7thアルバム。2011年発表。メンバーは小野正利(vo)、Syu(g)、YUHKI(key)、JUNICHI(dr)、TAKA(b)の5名。小野さんが加入してから2作目のアルバムです。
疾走感満載の前作の路線を引き継いで今作もメロディックパワーメタル路線を推し進めています。歌メロはすぐに口ずさめる程キャッチーなのに間奏になると超絶テクニック全開のプレイが繰り出されるというGALNERYUSらしさが満載の作風です。弾きまくりで暑苦しさ全開という作風から2nd「ADVANCE TO THE FALL」を思い出しました。
アニソンのようなキャッチーなメロディが良い#3「Future Never Dies」、日本語詞のバラード#8「No More Tears」、アグレッシブで雄々しいメロディを持つ#10「The Time Has Come」が特に気に入ってます。ヒロイックなOP#1「The Rising」、ブルージーな泣きのED#11「The Phoenix」の2曲は単独で聴いても成立するクオリティでした。
初回限定盤はDVDサイズのケースに入れられて、付属のDVDには当時DELUHIのLedaがサイドギタリストとして参加したツアーの東京公演から「Cry For The Dark」、「Silent Revelation」、「Whisper In The Red Sky」、「Struggle For The Freedom Flag」の4曲が収録されています。ライブの内容としてはLedaがアグレッシブで華のあるステージアクションとコーラスのたびにちゃんとマイクの前に戻るマジメさのギャップが良かったです。