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インディ・ロック界で最も忙しい男の異名を取るスペンサー・クルグ(Wolf Parade/Sunset Rubdown)の新プロジェクト「ムーンフェイス」 遂に全てのしがらみから自らを解き放った天才の閃きに満ちた、10年代のアート・ロック史上に残るであろう傑作デビュー・アルバム。 2010年発売のEPでは、副題通りスペンサーの声+ヴィブラフォンとドラムのみによるスティーヴ・ライヒ色濃厚な20分にも及ぶドラマティックなトラックを披露。本作のアルバム・タイトル『Organ Music not Vibraphone like I'd Hoped』は、モントリオールの自宅にて再びヴィブラフォンを基盤に据えた作品をとの当初の計画と異なった内容となったことに因んで。ムーンフェイスでは移ろい行く自らの興味の赴くままに創作活動を行うと公言するスペンサーが、今回作品の核として選び取ったのはダブル・マニュアル・オルガン。そして完成したのは、Wolf ParadeともSunset Rubdownとも、勿論Swan Lakeとも異なる、自ら「ポップとドローンの奔流の間のどこか」と評した圧倒的に独創的なサウンド・スケープ。オルガンによるレイヤー、シンプル&クールなビート、そして揺るぎなき強靭なスペンサーの声で構成された本作は、Cluster、Harmonia、Neu!らのクラウト・ロック勢やSuicideの無機的なクールネス、スティーヴ・ライヒ、テリー・ライリーらミニマル・ミュージック、ジム・モリソン&レイ・マンザレクのコンビネーション、Panda Bear/Animal Collectiveら最新型サイケデリアを想起させる。トータル5曲なれど、最短で6分40秒と聴き応え充分な、スペンサーのキャリア史上最も野心的であると同時に最もメロディアスなアルバム。 北米でのリリースは、最新作が全米初登場2位を獲得したBon Iverをはじめ、Dinosaur Jr、Black Mountain、Okkervil River、そしてSunset RubdownとSwan Lakeを輩出するなどUSインディ界最良のレーベルのひとつに成長したJagjaguwar(ジャグジャグウォー)。 Sunset Rubdownはかねてより大ファンを公言していたOGRE YOU ASSHOLEの招きにより09年に初来日。そのお返しとばかりに昨年のWolf Paradeの北米ツアーには、夏に日本でのレーベル・メイトであるmoools(18公演)、秋にOGRE YOU ASSHOLE(18公演)を前座として起用。盟友OGRE YOU ASSHOLE、mooolsをはじめbloodthirsty butchersの吉村秀樹&田渕ひさ子などアーティストの信奉者も多い。
「スペンサーがWolf Paradeのステージから降りて、白衣を着て、科学の実験をしながら歌っているような、アルバム。 5曲だけど、とても聞きごたえがあった。とても良いアルバム」 --出戸学(OGRE YOU ASSHOLE)「スペンサー節の、スペンサー音による、スペンサー美メロのためのアルバム。Wolf Paradeの醸し出すあのメンバー間の絶妙な丁々発止もよかったのだけれど、やっぱり一人の才人が好き放題作ったこういうアルバムっていつも名盤が多いですよね! さすが鍵盤王子! よっ!この色男!!」 --酒井泰明(moools)
盟友Arcade Fireと並ぶカナダを代表するグループWolf Paradeのフロントマンとして、現代のプログレ/アート・ロックとも謳われたSunset Rubdownの絶対的リーダーとして、あるいはDan Bejar(The New Pornographer, Destroyer) & Carey Mercer(Frog Eyes)とのSwan Lakeの一員として、スペンサー・クルグ(Spencer Krug)は、2000年代最初の10年間のインディ・ロック界において最もリスペクトを受けたアーティストの一人という賞賛に値する。天才的なソングライター、卓越したキーボード・プレイヤー、そしてデヴィッド・ボウイも引き合いに出される個性的なヴォーカリストである彼が、商業的にも批評的にも大成功を収めたWolf Parade、Sunset Rubdownの両ユニットすら凍結して新たにメイン・プロジェクトとして挑むソロ・ユニット。