内容紹介
詩人・三角みづ紀が手にした「声」・「音楽」という絵筆の進化。モノトーンな音像にしてポエムな色彩、唄達のひと刺し。
~仲井戸“CHABO”麗市~
ファーストアルバム「悪いことしたでしょうか」から一年、激しく変化したサウンドと厚み、保たれる空気感。
ジャズロックバンドQuiのリーダーであるギタリスト林隆史、柔らかい音色で描くフレットレスベース奏者の瀬戸尚幸、ジャズをバックグラウンドとしつつ破壊的なプレイも繰り出すドラマー・パーカッショニスト井谷享志、world’s end girlfriend等でマルチに活躍するサックスプレーヤー松本健一、クラシックからロックまで網羅するクレイジーフルーティスト吉田一夫、中原中也賞詩人の三角みづ紀。
音楽の形をもって詩人としての生き様を提示する全11曲39分。
アーティストについて
1981年4月18日生まれ。鹿児島出身。
12歳より詩作をはじめる。
18歳で上京、東京造形大学造形学部視覚伝達学科卒業。
20歳の冬より1年半あまりの奄美大島での病気療養中に、現代詩手帖に投稿をはじめ、22歳で第42回現代詩手帖賞を受賞
処女詩集「オウバアキル」で第10回中原中也賞、第2詩集「カナシヤル」で第18回歴程新鋭賞、2006年度南日本文学賞を受賞。
2008年5月に第三詩集「錯覚しなければ」を刊行。
文筆のほか、ライブパフォーマンスや映画制作も行っている。
2009年6月に講談社より処女小説「骨、家へかえる」を刊行。
2010年9月、三角みづ紀ユニットファーストアルバム「悪いことしたでしょうか」発表。
同年12月には遠藤ミチロウ(ex.スターリン)還暦記念トリビュートアルバム「青鬼赤鬼」に参加。
ジャンルを超え、あらゆる表現を「現代詩」として発信し続けている。