奇跡(通常版) [DVD]
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 前田航基, 前田旺志郎, 大塚寧々, 是枝裕和, オダギリジョー |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 12 分 |
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
是枝裕和監督(『誰も知らない』『歩いても 歩いても』)最新作! "まえだまえだ"映画初主演!
主題歌「奇跡」と心に残る音楽をくるりが手がけ、子供たちと温かな絆を結ぶ大人たちには豪華キャスト陣が勢ぞろい!
今年最も温かい気持ちにさせられる大型作品が早くもDVD,BDになってリリース!!
九州新幹線の一番列車がすれ違う時、奇跡が起こる。そんな噂がすべての始まりだった。
あなたもきっと、誰かの奇跡。
□■仕様
【毎回映像特典】ショート予告、予告編、TVCM(
■□内容
九州新幹線全線開業の朝、博多から南下する"つばめ"と、鹿児島から北上する"さくら"、二つの新幹線の一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きて、
願いが叶う――。そんな噂を耳にした小学6年生の航一(前田航基)は、離れて暮らす4年生の弟の龍之介(前田旺志郎)と共に奇跡を起こし、家族4人
の絆を取り戻したいと願う。二人の両親は離婚し、兄は母(大塚寧々)と祖父母(橋爪功、樹木希林)と鹿児島で、弟は父(オダギリジョー)と福岡で暮らし
ているのだ。兄弟は、友達や両親、周りの大人たちを巻き込んだ壮大で無謀な計画を立て始める。
そしてその計画は、人々に思いもよらない奇跡を起こしていくのだった――。
□■スタッフ
脚本・監督・編集:是枝裕和/音楽・主題歌:くるり(SPEEDSTAR RECORDS)/撮影:山崎裕/照明:尾下栄治/録音:弦巻裕/美術:三ツ松けいこ
装飾:松尾文子/助監督:兼重淳/スクリプター:飯塚美穂/キャスティング:新江佳子/VFXアドバイザー:樋口良/スタイリスト:小林身和子/ヘアメイク:酒井夢月
制作担当:新野安行/ラインプロデューサー:藤原恵美子/制作プロダクション:白組/制作協力:ビッグエックス/特別協賛:JR九州 九州旅客鉄道株式会社
「奇跡」製作委員会(ジェイアール東日本企画、バンダイビジュアル、ギャガ、白組、衛星劇場、毎日放送、RKB毎日放送、Yahoo!JAPAN、ジェイアール西日本コミュ
ニケーションズ、ディーライツ、西日本新聞社、エフエム福岡、中国放送、熊本放送、南日本放送、J-WAVE、ジェイアール九州エージェンシー)
■□キャスト
前田航基 前田旺志郎 大塚寧々 オダギリジョー 樹木希林 橋爪功 夏川結衣 阿部寛 長澤まさみ 原田芳雄
林凌雅 永吉星之介 内田伽羅 橋本環奈 磯邊蓮登
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 90 g
- EAN : 4934569640543
- 監督 : 是枝裕和
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 12 分
- 発売日 : 2011/11/9
- 出演 : 前田航基, 前田旺志郎, 大塚寧々, オダギリジョー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B005FO0BNW
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 37,783位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,926位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
それは会話をBGMのように使い、背景の一部とするような描写を多用していること。
おかげで中盤以前は聞き取れない部分が特に多く、邦画特有のボソボソ口調もそれに拍車をかけています。
日常を切り取るということで他愛もない会話も多く、聞き取れなかったとしても大筋には支障がないのですが、後々の伏線というか状況説明として活きることもあり、聞き漏らしはいい気がしません。
本編についてですが、思春期の入り口で抱く複雑な心模様、奇跡を信じられる無垢さ、思いつきで冒険に発展するフットワークの軽さ、グループで何かを成し遂げる高揚感、総じて子供時代を追体験しているようなワクワク感があります。
特に、5000円という金額の心強さ、「意味わからん」という八つ当たりのワードチョイス、大人の言葉からヒントを得て妙案を思いついたりすぐに言葉に出してみたりという様子は本当に「子供」を体現しており笑ってしまうほどです。
計7人の子どもたちが夢を語るシーン、ヒキの多用など、ドキュメンタリーやノンフィクションを連想させる仕様もありました。
一方で大人たちの物語についてはかなり散らかっている印象があります
子供が両親どちら似かを気にする、自分の世界を大事にしろというあまり褒められた内容ではない教えを説く、セカンドライフを活気あるものに変えようとする、自分が破れた夢を応援する、子供よりパチンコ優先、すべて違う人物の話だから驚きです。そして存在感が強すぎて介入を期待してしまう長澤まさみ、阿部寛、樹木希林…。子どもたちのバーターとするにはすこし主張と広げた風呂敷が大きい、
群像劇調、表面的な部分が多く、不完全燃焼と言わざるを得ません。
大筋は感動的ですが、枝葉の部分である大人たちが完成度を下げていると言っても過言では有りません。
主役であって何の不思議もない阿部寛や長澤まさみがほとんどちょい役と言ってもよいくらい。
名優の橋爪功や樹木希林は少し出番が多いが、それでも本当にわき役。
夏川結衣も出番は少ないよね。
大塚寧々は母親だからちょっと多いか。
贅沢と言うほかはないでしょうが、それだけに子供たちがうまくなかったらタイトルロール倒れとも言われかねません。
それでも主役の二人が「まえだまえだ」だから、かたくなるような部分はない。
子供たちが主役というと、名作「スタンド・バイ・ミー」が思い起こされるが、あちらはかなり険しい世界を歩いていく。結構自然の危険がある。
こちらはJRを利用していくのでそういう危険はないが、それにしても小学生を呑気に旅に出すもんかなあって思う。
大人たちがまるっきり気にしていない。
もちろんそれも含めてのドラマなんだってこと。
ありえないだろうという奇跡を求めて出かけるのだから、いろいろが都合よく出来ていても仕方がない。
奇跡は起きていたのかいなかったのか、レビューでも意見が分かれていますね。
別に奇跡は起こらなくてもいいと思います、映画の中では。
もし見た人たちが起きたと思うならば起きたのでしょう。
見た人の心が温かくなったのであれば、奇跡は起きたのですよ。
私としては、奇跡は見た人の心の中に起こるものだと思います。
一つ残念だったのは、イヌが死んでしまったらしいこと。
「前よりも冷たくなった」というような発言があったからなあ。
動物だけは死なせないでほしい。
前田前田の兄弟が主演
前田兄弟は、本作の中でも兄弟の設定です!
前田兄弟は芸達者であり、(本作では福岡に父と2人で住んでいる設定の)前田兄弟の弟が特に芸達者だと思いました。
(前田兄弟の兄は母と共に鹿児島市に住んでいる設定)
2回見返したら、やはり奇跡は起きていた!
前田前田の兄が(男の子の友達)2人を連れて合計3人で鹿児島市から熊本の農村地帯に赴きます。
一方、前田の前田の弟が(男の子1人、女の子2人を連れて)福岡市から合計4人で熊本の農村地帯に赴きます。
小学生の男の子5人、女の子2人…合計7人が(示し合わせて)熊本の農村地帯に集合するのです。
他の方も指摘しておりますが、リバー・フェニックスのアメリカ映画「スタンドバイミー」と少し雰囲気が似ています。
さて、熊本の農村地帯において、小学生の男の子5人、女の子2人…合計7人は夜を迎えてしまい、巡回中の警官に不審がられて大ピンチを迎えます。
ところが、女優志望の(福岡組の)1人の女の子が苦し紛れに飛び込んだ農村の家が(たまたま)その女の子の母の実家であり、女の子の祖父母に7人の小学生は夕食をご馳走になった上に一晩泊めて貰います。
女の子の祖父母はその女の子を自分達の孫であることに完全に感付いていますが、女の子の方は…泊めてくれたのが祖父母であるとには全く気付いてはいない様子です。
何故なら…女優志望の女の子の母親は、両親とは絶縁関係にあり、その女の子の祖父母とその女の子は面識が無かったからです。
その女優志望の女の子を内田 伽羅さん(父は本木雅弘、祖母は樹木希林)がとても好演していて、(ある意味)前田兄弟と同等に印象的でした。
本作は…橋本環奈、女優:平祐奈のデビュー作
他に…(福岡から熊本まで)前田前田の弟と同行した女の子の1人に小学6年生の時の橋本環奈が出演しています。
加えて、前田前田の弟の福岡市の小学校の同級生で子役の女優役に小学6年生の平祐奈(サッカーの長友選手の義妹、女優平愛梨の妹)が出演しています(恐らく共に映画デビュー作)。
加えて…鹿児島市に住んでいる設定の前田前田の祖父役の橋爪功が非常に好演しています。
最後に…この映画がエンディングを迎えた後に…更なる複数の「奇跡」が生じるものと予想します。
本作は、そのような「奇跡」が信じられる…そのような余韻を遺してくれる映画です。
可愛い奇跡の積み重ねで冒険は順調に…
そして子供たちは一歩大人に近づいた、そんなお話。
大きな奇跡が起きるかはエンドロール以降の視聴者の妄想にゆだねる、
的な中途半端な終わり方は、すっきりしないのであまり好きではありません。
ファンタジックなオチにしろ、現実的なオチにしろ、オチまで見せてほしかったですね。
あの日は本当は震災の後で、こんな冒険は出来なかったはず。
今は景色が変わってしまった西駅(一般名鹿児島中央駅)、桜ヶ丘の長年営まれたシャトレー玉屋あと、灰まみれの掃除の時間、桜島と風向き、イラッとしないほどよい鹿児島弁、都会からの転入生との距離感、都会っ子の地方っ子に対する空気感…
上手く描かれてるなぁ。
お元気な希林さんに会えたり
この時の環奈ちゃんが千尋を演じたら?とか色々思いながら…
「誰も知らない」がとても好きだったので、じっくり気持ちを描くこの作品もとても見応えありました。