まずは関西にこんな素敵な
音楽集団が産まれたことに驚愕。
友人の誘いで、幸運にもこの1stアルバムの
リリース記念ライブに立ち会うことが出来たのだが、
メンバー、ゲスト共に素晴らしいテクニックと
音楽性の豊かさに圧倒されました。
品格のある美しさと激しさの同居した
高度な楽曲の数々ですが、ちっとも気取ってないの。
バイオリンとリズムセクションがグルーヴに溢れ、
そこに煌めくようなピアノの音が重なり…
僕はプログレと現代音楽、オルタナティブロック、
エレPOP、一部のクラシックやジャズ、
トラディショナルフォークやミュゼットなんかも好きですが、
このAccivioはそんなあらゆる要素が見事に溶け合いかつ
難解ではなく、感性に響く“歌心”あふれる
インスツゥルメンタルミュージック。
リーダーであるバイオリンRenさんの弾く音は
豊かで深く、本当に表情豊かで絶品です。
ペンギンカフェやクロノスクワルテット、マイケル・ナイマン、
カーブド・エア、ダリル・ウェイのウルフ、
“アメリ”の音楽を担当したヤン・ティルセン、
太陽と戦慄の頃のキング・クリムゾンなんかが好きな人には
きっとお気に入りの一枚となるはず。オススメします。