もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら(通常版) [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 前田敦子, 西田尚美, 田中誠, 大泉洋, 青木さやか, 峯岸みなみ, 川口春奈, 池松壮亮, 瀬戸康史, 石塚英彦 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 5 分 |
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商品の説明
☆270万部突破(書籍255万部/電子15万部 9/1現在)の大ベストセラー”もしドラ”待望の映画化作品、DVDで登場!br ☆主演は第3回AKB48選抜総選挙第1位・前田敦子主演!!br 本編125分 音声:1.オリジナル日本語(ドルビーデジタル5.1chサラウンド)2.オリジナル日本語(ドルビーデジタル2chサラウンド)br ☆原作:岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社刊) 総合プロデュース:秋元康 脚本:岩崎夏海 田中誠 音楽:服部隆之 監督:田中誠 主題歌:AKB48「Everday、カチューシャ」(キングレコード) 挿入歌:前田敦子「Flower」(キングレコード)br ☆新米女子マネージャーが、弱小野球部を甲子園へ!?br 2009年12月に発売されて以来、現在も売れ続け、累計発行部数は270万部を突破(書籍255万部/電子15万部 9/1現在)。通称”もしドラ”と呼ばれている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著・ダイヤモンド社刊)。高校野球とドラッカー、まったく無関係と思われる二つの要素が絡み合うストーリー展開は、感動の青春小説でありながらビジネス入門書にもなっており、ティーンからビジネスマンに至る幅広い層に読まれ今だに大きな反響を呼んでいます。そのベストセラーを完全映画化した本作は、2011年夏一番の話題作として大ヒットを記録!総合プロデュースを手掛けるのは、エンターテインメントの分野において長年に亘り、数々のムーブメントを創りあげてきた仕掛け人・秋元康。メガホンをとるのは実力派監督・田中誠。出演は、日本のエンタメ界を席捲中のAKB48の中心メンバーである前だ敦子、峯岸みなみ。そして瀬戸康史、大泉洋をはじめとする注目の若手からベテランまで個性豊かな才能溢れる豪華キャスト陣が感動の青春ストーリーを盛り上げます。br [ストーリー]私たちの青春は、一冊の本から始まった。br 万年、予選一回戦負けの都立程久保高校野球部に、病気の親友の代わりにマネージャーとして入部した川島みなみ。みなみは、親友を励ますつもりで、「野球部を甲子園に連れて行く」と監督と部員の前で宣言してしまう。マネージャーの仕事の参考にと、勘違いから手にした経営学の父・ドラッカーの名著『マネジメント』に不思議と感動し、そこに書かれている教えを野球部の中で実践していく。次第にやる気のなかった部員や監督の意識・行動、さらに高校野球において長く常識とされてきた古いセオリーを変革させていく。果たして、程高野球部は甲子園へ行けるのか!?br ☆コメンタリー特典◎新撮!!①副音声コメンタリー 前田敦子×瀬戸康史×峯岸みなみ×田中誠監督◎新撮!!②副音声コメンタリー 「ドラッカー談義」岩崎夏海×田中誠
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 90.72 g
- EAN : 4988003809492
- 監督 : 田中誠
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 5 分
- 発売日 : 2011/12/21
- 出演 : 前田敦子, 瀬戸康史, 峯岸みなみ, 池松壮亮, 川口春奈
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : キングレコード
- ASIN : B005KNVX8K
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,493位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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サクセスストーリー自体はそれなりに面白かったです。
高校野球のなんたるかまで踏み込んで常識を覆す戦略をとるあたりは、
限られた時間でのスキルアップの限界も踏まえた賢い選択とうなづけます。
こんなサクセスストーリーは現実的ではないかもしれませんが、物語としてはアリと思います。
悲しいのは野球の質がひどすぎること。実写版の限界と思いますが、とても残念なレベルです。
特撮とか代役とかで何とかならないのでしょうか…
体型からして高校球児じゃないですし…
もしアニメだったら★4か5でした。
ダレることもなく、韻を踏んだフレーズと意外性がとても良かったです。
前田敦子さんが アニメキャラとかぶって違和感がない(流石にアニメ見てから年月が流れていますが)のが良かった。
ちょっと、感激ものです。
二晩続けて見ちゃっいました。 個人的にはおすすめ。
感動できるコメディカルな作品。
試合のシーンでは、ほとんど緊迫感を感じない。
また、野球経験者や野球好きからすれば、
非現実的な点も多いので、
イライラして視聴することになるかもしれない。
因みに、ドラッガーのマネジメントのことを学べるシーンが
原作では少なからずあったもの、
本作の映画では、ほとんどないと感じた。
・涙活評価
5段階評価で最低のD。涙活不向き。
実際には、涙は数粒流したが、
小説で泣いたシーンを重ね、本作で目頭が熱くなっただけであり、
恐らく、映画だけでは泣けないだろうと感じた。
原作の小説が良かっただけに、期待も大きかったが残念でしかなかった。
・良い点
加地のシーン、慶一郎のピンチ時のシーン、文明のリード時のシーン、夕紀のシーンなど、
個人的には感動できる泣きポイントは原作を想起させ目頭が熱くなった。
特に、夕紀のシーンは涙を流せた。
・悪い点
野球で感動を与えることが顧客に提供できるベネフィットになっているが、
少なくとも、本作で一番感動できるであろうシーンは感動のkの字もないと感じた。
個人的に一番感動できるシーンで終始スローでコメディ感を感じたところ。
涙腺が一気に枯れ、相当ガッカリ。
また、原作と比較しストーリーが違う点。
物語の内容が大きく変わる内容ではないが、違和感を感じる。
キャストについても、野球経験者でないからか試合では特に違和感を感じた。
エンディングも某アイドルグループの曲だが、
最後に台無しにされた上で追撃された気分。
綺麗なハッピーエンドでは無いので、
個人的にはもう少し静かな曲にしてほしかった。
映画はアマゾンプライムで初めて視聴しました。内容は良かったと思いますが、今回レビューの中に特典DVDが良かったという書き込みがあり、マネジメント理論の解説か何かがあるのか気になったのでBDを購入してみました。(個人的には、買わなくても良かったかなという感想ではありますが)
本作の原作について、「本」のレビューにも目を通してみました。以下の『』の中の内容はそのトップレビューの文言を参考にして写したものです。
『マネジメントとは組織の目的を果たし、人材を最大にいかしやりがいを持たせ、社会もより良くしていくための影響を与えるためのもの。
マネジメントをする前に、組織の目的を顧客のニーズを基に決めなければならない。
顧客とは、組織を成り立たせてくれている人たちのこと。従業員もその中に入るので、従業員のニーズも汲み取らなければならない。
マネージャーは顧客や従業員のニーズをくみ取り(マーケティングして)、組織の目的を定め、顧客と従業員を満足させ、社会もより良くするのが仕事である。
組織の役割はマーケティングとイノベーションであるから、常にニーズをくみ取り、未来に向かって新たなものを創造していかなけれはまならない。
努力ではなく、成果を重視し、成果を出したものには人事で報いることで、組織の求める成果を明示することが大切である。(プラグマティズム)
従業員に働きがいをもってもらうために、強みをいかした人材配置によって責任を持たせ、定期的なフィードバックと学習を行い、必要な道具を揃えることも必要である。
専門家と従業員との仲立ちをすることで、専門家と従業員双方のコミュニケーションを円滑にするのもマネージャーの役割である。』
映画ではこのエッセンスを、マネージャー”みなみ”の問いかけに仮託し、解説・実践していきます。
マネージャーの資質、顧客=高校野球に関わる人、野球部の定義=顧客に感動を与えること=甲子園を目指すこと、新しい練習方法の導入、イノベーション(専門家(顧問)による新作戦の提案)、マネジメントの広がり(他の部、学校、地域)。
これらが物語のキモと言えるパーツになりますが、これらが物語の進行と共に影響し合い連動していくのが見ていて気持ちがいい。本がベストセラーになったのもうなずけるというものです。
本作を進めるにおいて最も重要なポイントは、マネージャーの資質でしょう。
映画の中にテロップとして流れる文言。
「マネージャーにできなければならないことは、その殆どが教わらなくても学ぶことができる。しかし学ぶことのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。」
本作はこれに始まりこれに終わる物語です。
レビューの書き込みの中に後半、ただのご都合主義の野球映画になっているという批判的な書き込みもありますが、この映画の本質は主人公がドラッカーに出会い、何より資質としての「真摯さ」を持っていたことを表現することにあったのではないかと思います。
この映画は何かを伝え、自分の何かを変えてくれる力を持った作品のひとつではないかと思っています。
「真摯にひたむきに」生きることの大切さとか・・・。
途中いろいろなイベントやエピソードが描かれます。
その一つ一つが意味を持って描かれていることにも好感が持てます。
蛇足ながら最後のゲームで一つの局面を打開したのは、自分たちが立てたイノベーションを否定することでもありました。これもまたイノベーションとも取れるものであり、私の頭の中には日本の伝統的な考え方「守破離」も浮かびました。
いい作品だと思います。ただ☆を一つ減らしたのは、映画としての壮大感にやや欠けることで、テレビドラマ的な印象を受けたことです。内容的には満点だと思います。