このゲームはなかなかの良作である。
買って損はないかと。
まずストーリー構成が面白くて逸品。
物語開始直後に原子力研究所で火災が発生する。
主人公は施設内で目覚めるが何故か記憶がなく…
そしてあろうことか出口が閉ざされてしまう。
途中で合流した生存者たちと脱出を図る主人公たちだが殺人の犠牲者を発見してしまう。
閉鎖空間で一体誰が…
疑心暗鬼に陥る主人公たち。
…と、テンポの良いの展開で物語に引き込まれてしまう。
オマケに序盤に謎や伏線を大量に張り巡らし気になって夜も眠れない仕様。
おかげで睡眠不足の日々が続く…
序盤で風呂敷を広げまくったにも関わらずストーリーは破綻せず綺麗にまとまって終わるのも Good.
しかし残念なところもある。
終盤の終盤で突然物語のテンポが悪くなってしまうのだ。
一度読んだ文章を何度も読み返えす作業を繰り返させられる…
物語の構成上仕方のないことだとしても前半のテンポが良かっただけにここだけは残念…
しかしそれらを鑑みても個人的には近年稀にみる Xbox 360 アドベンチャーゲームの秀作だと思う。