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一命 スタンダード・エディション [DVD]
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フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 瑛太, 市川海老蔵, 満島ひかり, 三池崇史, 役所広司 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 6 分 |
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商品の説明
2011年カンヌ国際映画祭 [コンペティション部門]出品
2011年―
カンヌ国際映画祭で、一本の日本映画が熱狂に包まれ、上映された。
それは前年、ベネチア国際映画祭で「十三人の刺客」が絶賛され、今や世界注目する監督の一人となった三池崇史監督、待望の新作「一命」。
怒濤のストーリー展開、
鬼気迫る役者陣の演技、
緊張感あふれる独特の映像美、
そして衝撃の結末に、
世界の映画関係者、ジャーナリストは騒然となり、
終映後のスタンディング・オベーションは鳴りやむことがなかった。
世界41カ国にて公開決定
世界を震撼させた日本映画の最高峰がここに
なぜ、男は、切腹を願い出たのか。
そこに、秘められた真の目的とは何か―。
【ストーリー】
17世紀。戦国の世は終わり、平和が訪れたかのようにみえた江戸時代初頭、徳川の治世。
しかし、その下では大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で【狂言切腹】が流行。
それは裕福な大名屋敷に押し掛け「庭先で、切腹させてほしい」と願い出ると、面倒を避けたい屋敷側から職や金銭がもらえるという、都合のいいゆすりだった。
そんなある日、名門・井伊家の門前に一人の侍が、切腹を願い出た。
名は津雲半四郎。家老・斎藤勘解由は、数ヶ月前にも同じように訪ねてきた若浪人・千々岩求女の、狂言切腹の顛末を語りはじめる。
武士の命である刀を売り、竹光に変え、恥も外聞もなく、切腹を願い出た若浪人の無惨な最期を―。そして半四郎は、驚くべき真実を語りはじめる。
【キャスト】
市川海老蔵 瑛太
満島ひかり 竹中直人 青木崇高 笹野高史 中村梅雀 / 役所広司
【スタッフ】
監督:三池崇史『十三人の刺客』
原作:滝口康彦(講談社文庫刊「一命」収録「異聞浪人記」より)
脚本:山岸きくみ
音楽:坂本龍一『ラストエンペラー』『シェルタリング・スカイ』
エグゼクティブプロデューサー:中沢敏明『おくりびと』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
エグゼクティブプロデューサー:ジェレミー・トーマス『ラストエンペラー』『戦場のメリークリスマス』
撮影:北信康
照明:渡部嘉
録音:中村淳
美術:林田裕至
装飾:坂本朗、籠尾和人
衣装:黒澤和子
編集:山下健治
音響効果:柴崎憲治
制作:セディックインターナショナル
制作協力:OLM 楽映舎
製作:映画「一命」製作委員会
配給:松竹
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 82 g
- EAN : 4527427653221
- 監督 : 三池崇史
- メディア形式 : 色
- 時間 : 2 時間 6 分
- 発売日 : 2012/4/13
- 出演 : 市川海老蔵, 瑛太, 役所広司, 満島ひかり
- 販売元 : アミューズソフトエンタテインメント
- ASIN : B006Y2HQ9G
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 32,548位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,018位日本映画 (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
時代は関ヶ原の合戦から大坂の陣を経て、武士の力を必要としない平和な世の中になりつつあった
頃の話です。
ある日、井伊家の屋敷に津雲半四郎(市川海老蔵)という浪人が切腹をさせてくれとやってきます。
家老の斎藤勘解由(役所広司)が直々に応対し、以前訪れた狂言切腹の浪人の話をし、狂言切腹ならば
思いとどまるよう説得します。しかし、津雲はその話を聞き終わるや否や様子が一変します。
実はここに大きな伏線が存在していて、「武士は食わねど高楊枝」の言葉に代表されるようなかつての
武士道を賛美するようなそんな武士の時代ではなく、身分にこだわることなく、人が人らしく生きる時代へ
と変わりつつあることを暗示した内容をこの部分でほのめかしています。
武士の復権をかけて傲慢な態度や行動で民衆というものを侮った結果として、この後間もなく九州では
「島原の乱」が勃発する。そんな時代の流れに翻弄された武士たちの生き方を、この作品は問うたものと
なっている。とても重い内容ながら見応えのあるものでした。
求女が井伊家に来るのがもっと早ければ、息子も死なずに医者に見せるのが間に合って、命を賭けた求女のお願いを聞き届けてくれてきちんとお金をくれた井伊家を逆恨みする事は無かったはず。
介錯人2人の武士にあるまじき卑劣な振る舞いは良くなかったが、それとは違い家老のおじさんは礼を尽くしたと言える。
介錯人の3人の内、1人は最初に問答無用で切り捨てられそうだったのを止めてたし最初からお金を渡して帰した方が良いのではと言ってた。その人が直接切腹した描写は無かったけど、おそらく切腹せよと下された様子だったので可哀想だった。
特に求女を蔑んで切れない竹光による切腹で苦しんでいるのに介錯せず罵声を浴びせていた介錯人の沢潟彦九郎は、最後は周りから言われる間もなく自ら黙って腹を切ったから、時間が経って自らの行いを反省していたのかもしれない。
もう1人も求女の切腹を見て、その壮絶な覚悟に自らの卑劣な振る舞いを反省して求女を見習って素直に腹を切ってた様子だった。
そういう面で彦九郎の心情といつか本音が気になった。
時代考証を云々するような映画ではない。狂言切腹を防ぐためにいっぺんホントに切腹させる?、というかそもそも食い詰めたから切腹させてくれ、は?。仇討ちや城の改修にさえ口を出した当時の幕府が、果たして大名屋敷内でこんな勝手を許したのか疑問だが、まあ物語としてはアリだなと仲代達也の「切腹」で感じた違和感はそのままだった。が、話の流れのせいか何か不自然。
死ぬほど困窮しても武士を捨てられないのにはそれなり理由があるだろうに、その辺の詰めが甘く話に重みが無い。
その為だろう。いっぱい本読んでるくせにシノギの知恵が足りないとか、腕が立つなら師範なり用心棒なりで家族を養えとか、もっと早くに刀を竹光に替えて生活の足しにしていればとか、観ていてイライラしているのが手に取れるようなレビュー投稿が目立つように感じた。私も同感です(実際竹光でも強かったよね)。
きっと浪々の身としては大名家に召し抱えられることが唯一無二。商人になるとか百姓として生きるとかはもってのほか。今で言えば正社員ならOKだが派遣やバイトに身をやつすくらいなら食い詰める方がマシ的な感覚がなんかしっくりこない理由かもしれない。
大立回りの前に、海老蔵が井伊家というか武家社会の面目を「くだらん、実にくだらん」と言い捨てるが、そのくだらないものを大事にしたが故にあんたらも困窮してるんだよと、功利的な現代の私なんぞは考えてしまいます。
ともあれ、あざとい殺陣はさすが歌舞伎役者!楽しめました。
けど、脚本がダメ。
どういう意図なんだろ?愚かな武士の姿を描いた作品?
世間の無常さを描いたのとは違うよな…
世間は変わっていくもの、それに順応できなかったタイプの武士(海老蔵)
世間に背を向けてひっそりと暮らすも、
結果的にそれが全ての引き金になったわけで…
海老蔵は武士でそれなりに食って行けるのに
あえてその道は選ばず、傘を作って日銭を稼ぐ
通りすがりの若者に病気がちな娘を嫁にやり苦労をかける
自分がちゃんとした仕事してそこそこ稼げば娘に薬も買ってやれただろうし
娘婿に何かしらの仕事も紹介できただろうに…
結果、娘婿は死なないで済んだのに逆恨みもいいところだよな。
娘婿が持っていた竹の刀を見て、お金を懇願する姿を見て
全てを察した役所広司が小判を持たせたのは最大の温情だと思う
これ以上、何を求めるって言うんだよって話。他人に手間取らせといて
ちょんまげ切られて切腹した二人もいい迷惑だったな…。
あと、三池監督にしては血の少ない作品だった。
実際の史実は知りようもありませんが、当時泰平の世に入り、武士の実戦経験が薄れていたことは理解できます。
また、狂言切腹というのが実際にあったのかも知りませんので、フィクション前提ということになりますが、私の感想としては、一番許せないというか卑怯なのは役所広司氏扮する井伊家家老であると思います。
確かに狂言切腹は一種の詐欺であり、井伊家がそれを許さず「武士に二言はない」として切腹を強要したのは方針としては理解できます。
ただし、他人の生命を奪う武士には必ず他人への共感というか思いやりが自然に生まれます。何故かというと他の生命を自分の手で奪うことにはどんな場合でも必ず罪悪感が伴うからです。思いどおりの切腹を強要するにしても、その背景や事情を考慮してそれなりの処置をするのが当然ではないでしょうか。
ましてや市川海老蔵氏扮する暴れん坊将軍並みに強い武士に家来をさんざん倒され、家宝というか象徴である鎧兜まで壊されたのに、当主にごまかしをする家老は絶対許せません。第一、もともとの自分の武士としての信条にもとっているではありませんか。当然、それこそ切腹して責任をとるべきです。
まあ、確かに瑛太氏扮する若い武士の生活があまりにも悲惨というか、あれほどの廃屋に近いあばら屋に住まなくてはならないのかとか、市川海老蔵氏扮する浪人があれほどの剣術の達人にも関わらず傘貼りしか仕事がないのかとか、疑問は感じますが、全体的にはよい作品ではないかと思います。
そこに観賞後に不満ができてしまう。オリジナルのエンタメとした演出が好感が持てるのはそこにあると思う。
青年の生活の実状と武士の誇りと面子を対比するのなら、結末として他の演出があってもよかったと思う。豊かさと人間としての生き様が時代として変わってきている今も
十分に楽しめる作品なのだが、やはりあのアクションシーンの演出はいただけない。