彼らが停滞した日本のロックシーンを変える! 今インディーロックシーンで最も注目すべきバンド、Lillies and Remains待望の1年ぶり新作はCover Album!停滞した日本のロックシーンに変革をもたらすべく、2006年活動を開始したLillies and Remains。日本人が今まで鳴らせなかったリアルなNew Wave~Post Punkサウンドを見事なまでに鳴らし、コアな音楽リスナー、業界関係者を中心に強烈なインパクトを与え続けてきた彼ら。前作となる2nd Album「Transpersonal」以来1年ぶりとなる新作はCover Album!過去にもLoveやBauhausらをカバーしてきたリリーズ、今回は全曲新録の11曲をカバー。彼らのルーツとも言えるGang of Four, Killing JokeといったPost Punk勢、The Smiths, Monochrome Setらのネオアコ勢はもちろん、今回はBritney Spearsのカバーも披露!また注目すべきは日本のNew Waveレジェンド、ヒカシューの楽曲をカバーし、リリーズ史上初となる日本語楽曲にも挑戦している。
アーティストについて
2006年、KENTが中心となり京都にて結成。デビューEP「Moralist S.S.」でリアルなNew Wave~Post Punkサウンドを見事なまでに鳴らし、コアな音楽リスナー、業界関係者を中心に強烈なインパクトを与え一気に話題となる。彼らの楽曲は、エッジーなギターを核とした不敵なサウンドが特徴。15歳の頃から作曲を始めたというフロントマンKENTは、楽曲に一聴必殺の多彩なフックを仕掛けており、そのキラーチューンの数々はどれも一瞬でその場の空気を変える圧倒的な存在感を放っている。デビューアルバム「Part of Grace」ではダークで鋭い雰囲気の中にも天才的なPOP感覚を高いレベルで披露し、その評価を確固たるものとした。The Great Escape、Liverpool Sound Cityといった海外のフェスティバルにも参戦し、国内外問わずそのスタイリッシュな佇まいとクールかつアグレッシブなパフォーマンスでじわじわと人気を拡大している。
80年代ポストパンク〜ネオアコにずっぽしはまった私にとって、このカバーアルバムは正真正銘の奇跡でございます。killing joke,Echo&Bunnymen,The Smiths,The Monochrome Set,The Pale fountains・・・もう涙ちょちょ切れ・・、鳥肌ゾックゾクの1枚でございます。こうやって自分たちが生まれる前の音楽に真摯に向き合っている彼らの姿勢に本当に敬意を表します。個人的にはエコバニの「The Cutter」、ペイルファウンテンズの「Jean's not happening」、デペッシュモードの「Everything Counts」がベスト!!なんたって私が当時リアルタイムではまりまくった曲ですからね。当時でさえ共感する仲間が乏しかった音楽におよそ30年経った今、それも現代の若い才能が新たな命を吹き込んでくれるとは・・・。
とはいえ、このアルバムは全曲がカバー曲ではありますが、サウンドは思いっきりLillies and Remainsです。Jean's not happeningがめっちゃクールに仕上がってます(笑)。それに今回はLillies史上初めて日本語で歌ってる曲があります。まさかまさかのヒカシューでございます(笑)・・・いや当時の日本ニューウェイブ黎明期を語るには絶対かかせないバンドをカバーするあたりに彼らの抜け目のなさとセンスを感じるわけで・・。何度も言いますが鳥肌ゾックゾクですよ。80年代前半に中学高校時代を過ごした英国音楽中毒野郎共は全員聴きやがれ!!