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ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学 (PHPサイエンス・ワールド新書) Kindle版

4.1 5つ星のうち4.1 92個の評価

庭先によくいて触ると丸くなるダンゴムシにだって心も知能もある! 水が苦手なダンゴムシがとった特別な行動の意味とは?
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商品の説明

出版社からのコメント

はじめに

第1章 心とは何か―「心の定義」を提案する
心とは言葉である
日常的な心の概念
内なるわたくし

第2章 ダンゴムシの実験
会社で学んだこと
ダンゴムシとの出会い
ダンゴムシの生態と分類

第3章 ダンゴムシ実験の動物行動学的意味
心の研究と動物行動学
動物行動学における四つの「なぜ」
擬人化

第4章 「心の科学」の新展開
心とは何であったか
知能の遍在性
タコとの出会い

あとがき
参考文献

著者について

1969年生まれ。神戸大学理学部化学科卒業。同大学院自然科学研究科知能科学専攻博士後期課程修了。公立はこだて未来大学システム情報科学部複雑系科学科助手、助教を経て、現在、信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点(繊維学部応用生物学系バイオエンジニアリング課程)助教。専攻は比較認知科学、動物心理学。ダンゴムシ、オオグソクムシ、ミナミコメツキガ二などの行動実験を通し、心や意識、私とは何かを、独自の視点から明らかにしようとしている。「オカダンゴムシにおける状況に応じた行動の発現」(共著)で日本認知科学会奨励論文賞を受賞。研究室HPでは、ダンゴムシの実験の動画を見ることができる。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0079A7JXU
  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2011/3/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/3/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 5325 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 232ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 92個の評価

著者について

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森山徹
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信州大学 繊維学部 機械・ロボット学科 准教授。1969年1月19日生まれ。心には、「こころ」だけでなく、「うら」という訓読みがあります。「うら」の魅力を、ダンゴムシの行動実験などを通し、みなさんへ伝えたいと思っています。「うら」は、石などのモノにもあると考えています。一人では決して生きられない私たちは、衝突を避けることはできません。ただ、衝突しても、いがみ合う必要はないはずです。「うら」の理解は、いがみ合いをなくす処方箋になると、信じています。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
92グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一寸の虫にも五分の魂といいまして。もともと虫にも魂あるよとはいってましたが、なんか人間より下にみてました。でもこの本を読んで、私自身『心』と思っているものは脳のシナプスが作る思考経路に過ぎないのでは。とちょっとゾッとしました。事実そうなのかもしれないけども、私は自分の行動は機能が生み出すのではなく、心(自我)が生み出すと信じたい。それが人間なのかも。(虫も思ってるかもですが)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心とは何か。心と身体といういわゆる心身問題は今も、宗教・哲学・脳科学・心理学、あるいは人工知能といったさまざまな領域において議論され続けているが、著者が冒頭でいうように、未だ解決されていない難問である。
著者はずばり心をこう定義する。

心とは「状況に応じた行動の発現を支えるために、余計な行動の発現を抑制、潜在させることである」。

面白いのは、著者が、抽象的な概念として捉えられがちな「心」についてを、「行動」という身体的な観点で定義している点だ。

極めて単純化した理解だと、私という人間が、タバコを吸いたいと思ってマンションの外に出たとする。その時、思いがけず隣人と対面し(てしまい)、当たり障りのない世間話をする。顔は笑って、会話を楽しむ一方、早くタバコが吸いたい、コーヒーを飲みたいと、同時に考えてしまうことは日常でよくあることだ。そのとき抑制され、発現されない行動(欲動)=タバコを吸うことやコーヒーを飲むことを我慢していることが、ずばり心であると。今現れている行動と、隠された行動の差異が、心を形成しているのではないか、というのだ。

詳しくは、本書を読むことが一番良いが、私がふと思い出したのは、17世紀の哲学者であり、心身並行論を唱えていたスピノザである。

スピノザは人間には人間の属性=身体(延長)と精神の二種類しかなく、人間以外の個物にも、個物の数だけ、延長や精神といった属性があるとした。それは、人間以外の動物に精神があるとするばかりではなく、石にも精神があるという。スピノザは、身体と精神を区別しない。いわゆる身心並行論だが、スピノザが捉えていた精神とは、私たちが通常考えうるような「心理的」なものではない。スピノザは心をもっと違う形で捉えていた。それゆえ、スピノザが考えていた精神とは、日常知覚できる「意識」だけではなく、人間が普段知覚できない「無意識」も捉えていたとされる(フロイトもスピノザのこの考えから示唆を受けている)。精神とは何よりも身体の観念だという。つまり、スピノザの定義によれば、石という身体の観念、ダンゴムシの身体の観念があることになる。これらは、われわれが考えるような言葉で思考するものではなく、本書の著者がいうような、「行動」「モノ」であると捉えると、理解ができるような気がしてくる。

この著者が捉えている心の問題の中で、スピノザは一切言及されないが、そのような系譜の中にあると、直観的に思った次第である。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心という哲学的と思える主題に対して科学者が真剣に立ち向かうとこうなるんだなと感心しました。納得するかどうかはさておき、読み物としては面白かったです。著者の思いも伝わってきて、少し現代アート的だと思いました。
2014年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
amazon に注文しました。
(2014年3月4日)

届きました。
(2014年3月6日)

読み始めました。
(2014年3月7日)

仕切り直しで、最初から読んでいます。
この本の「第一章」、(私には)大事です。
(2014年4月7日)

この本の「第一章」は、「方法序説」だな。
(2014年4月9日)

 『ダンゴムシに心はあるのか』(森山徹/PHP研究所)
 は、出版されたときから気になっていました。
 このタイトルで、気にしないほうが難しい。

 やっと読み始めたのですが、
 この本は、『方法序説』だと思います。
 『方法序説』は、デカルトの自伝と研究の方法とが
 書かれた古典です。

 『ダンゴムシ』には、森山徹先生の自伝と研究の方法とが
 描かれています。
 何百年かたったら、デカルトの本と同様、
 「古典」扱いされているかもしれません。

 デカルトが読んだら、びっくりしただろうな。
 (2014年04月16日)
2020年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヘウレーカみて久々に思い出した(⌒∇⌒)

又読みなおそ、でもヒトがいう心は言語がセットだからな~

ZIPの法則とかも書いてあったな~最近複雑系の本と格闘しているからちょうどいいなあ~

又いつかレビュー書き直します!?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の夏休みの自由研究に使いました。迷路を作って、ダンゴムシを歩かせました。
おもしろかったですよ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心って何。ダンゴムシにも優しくできるか。
2015年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大脳が無い生物にも知能はあるはずと考える著者が、その探究
の中で、「内なるわたくし」=心と定義し、ダンゴムシにも心
があることを立証すべく、実験の成果を判り易く説明してくれ
ます。

「石の心」を含め、非常に興味深い着眼点ですし、ダンゴムシ
を愛おしく感じるようになりますし、確かに個別の判断力を
持つようです。

しかしながら、それを心と呼ぶことには抵抗を感じます。
意思や意識と呼ぶのは、駄目なのでしょうか。
心となると抽象的ですし、幅が広く、文中でも示されていたように、
感情が含まれる印象があります。
この本でいう「内なるわたくし」は、抑制された意思の気配なので、
感情面とは無縁のはずですし。

何れにしても、今後のタコやミナミコメツキガニの実験を含め、
大脳の無い生物の知能の立証を、期待しています。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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