内容紹介
第55回グラミー賞 ノミネート ベスト・クラシカル・ヴォーカル・ソロ
【収録曲】
1. Elle frequentait la rue pigalle(ピガール通いの女)
2. L'Accordeoniste(アコーディオン弾き)
3. ヴァイル(1900-1950):「ハッピーエンド」:スラバヤ・ジョニー - 「三文オペラ」 - 殺し屋、匕首マック
4. アイスラー(1898-1962):溝
5. アイスラー:自殺について
6. アイスラー:水車のバラード
7. ピアソラ(1921-1992):La ultima grela(最後の女)
8. ピアソラ:Oblivion - 忘却
9. ピアソラ:ブエノスアイレスのマリアより「私はマリア」
10. ボゴスロフスキー(1913-2004):Tyomnaja Notch(暗い夜)
11. アルベルスタイン(1947-):Ikh shtey unter a bokserboym(私はカロブの木の下に立つ)
12. アルベルスタイン:静かな夜
13. ジャック・ブレル(1929-1978):Ne me quitte pas(いかないで)
お元気でしたか? ウテ・レンパー様。ドイツ、ミュンスター出身の歌姫ウテ・レンパー。マレーネ・ディートリヒの再来であり、現代最高のブレヒト歌手として一世を風靡。ワイマール共和国から第三帝国にかけてのベルリン=当時最大の快楽都市の甘い毒を歌わせたら彼女の右に出る者はいないでしょう。今作での彼女は、タバコの煙とワイングラスの煌めきを映し出すキャバレー・ソングだけでなく、小粋なパリの歌からピアソラのタンゴまでを恐ろしいまでに官能的に歌います。共演を務めるフォーグラーSQがまた絶品の音を聴かせています。これはぜひ直接聞いていただかないことには始まりません!!!
録音 2012年2月19-21日 ※全てシュテファン・マルツェフ編
アーティストについて
演奏: ウテ・レンパー(歌)/シュテファン・マルツェフ(クラリネット.アコーディオン.ピアノ)/フォーグラー弦楽四重奏団