Mystery Jetsはアルバムごとに本当に色が変化しますね。
デビュー作はブレイクビーツでもなくそのまま台所用品叩いて演奏してたり
かと思えば20年前にタイムスリップしたかのようなシンセ全開のメロウなアルバム出したり
なんとも掴みどころがない自由な印象なバンドでしたが
今作はソリッドな部分と柔らかい部分を併せ持ちつつも、どっしりと地に足付いた正統派を鳴らしています。
それもメンバーがみんなアメリカ音楽に影響を受け、テキサス州オースティンでレコーディングを行ったとか。
カントリーの要素も感じさせつつも不思議なバランス感覚でUSかぶれではなく独特の空気感。
大合唱必死のロックンロールアンセム「Someone Purer」から、軽快かつ穏やかな「The Hale Bop」まで全部良いです!