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なぜ勉強するのか? (SB新書) Kindle版
「なぜ微分積分を勉強しなければならないの? 文系に進めば、そんなもの学んだって何の役にも立たないじゃない」と子どもから訊かれて、あなたはどう答えますか。この問いに合理的に答えられれば、勉強に対する子どものモチベーションは飛躍的に上がります。
●目次
第1章 すべてに通じる理解力、想像力、表現力
第2章 明晰に、論理的に、分析的に
第3章 正しい学習法
第4章 世界に通用する論理
第5章 未来をよりよくするために勉強する
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2006/12/11
- ファイルサイズ1777 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者からのコメント
どんな意味があるのか、子どもに説明することができますか。
勉強することの意味を子どもにわからせるのはとても大切なことです。
受験勉強がまったく無駄な知識の詰め込みだと思い込んだら最期、
子どもにとって勉強は苦しみの対象となってしまいます。
無意味なことの繰り返しは、過去において、一種の刑罰でもあったのです。
勉強することの意味を子どもから訊かれ、合理的に答えられれば、
子どもの勉強に対するモチベーションは飛躍的に上がります。
実際、ぼくの娘たちがそうでした。
作家になる前、塾の講師や家庭教師をした経験があり、
子どもに勉強も教えましたが、
同時に、勉強することの意味も徹底的に教えました。
おかげで、娘たちに「勉強しろ」と叱る機会は一度もありませんでした。
言われなくても、自主的にやるからです。
勉強して手にいれた知識そのものが役に立つのではありません。
将来有効となる能力とは、「理解力」「想像力」「表現力」の三つです。
数学や外国語、歴史、理科など、さまざまなジャンル、
ようするに別角度からのアプローチを経て、
この三つの力を養うのが勉強の本質なのです。
ほとんどの仕事はこの能力によってなされます。
あるいは、子どもが成長して、大きな困難にぶつかったとしても、
この能力が養われていれば、上手に克服することができるでしょう。
さらに、この能力は、小金を稼ぐためにのみ役立てるべきではありません。
社会に貢献し、人類が進歩するための貴重な一助となるためにこそ、能力を高め
なければならない、とそこまで言ってあげると、
子どもの目は断然と輝き始めます。
勉強へのモチベーションを高めるためには、
明るい未来を提示することもまた必要です。
出版社からのコメント
◎著者より
化学式を覚え、歴史の年号を暗記することに、どんな意味があるのか。
あなたは、子どもに説明することができますか。
勉強することの意味を子どもにわからせるのはとても大切なことです。
受験勉強がまったく無駄な知識の詰め込みだと思い込んだら最期、
子どもにとって勉強は苦しみの対象となってしまいます。
無意味なことの繰り返しは、過去において、一種の刑罰でもあったのです。
勉強することの意味を子どもから訊かれ、合理的に答えられれば、
子どもの勉強に対するモチベーションは飛躍的に上がります。
実際、ぼくの娘たちがそうでした。
ぼく自身、作家になる以前、塾の講師や家庭教師をした経験があり、
子どもに勉強も教えましたが、
同時に、勉強することの意味も徹底的に教えました。
おかげで、娘たちに「勉強しろ」と叱る機会は一度もありませんでした。
言われなくても、自主的にやったからです。
勉強して手にいれた知識そのものが役に立つのではありません。
将来有効となる能力とは、
「読解力、理解力」「想像力」「表現力」の三つです。
数学や外国語、歴史、理科など、様々なジャンル、
ようするに別角度からのアプローチを経て、
この三つの力を養うのが勉強の本質なのです。
ほとんどの仕事はこの能力によって為されます。
あるいは、子どもが成長して、大きな困難にぶつかったとしても、
この能力が養われていれば、上手に克服することができるでしょう。
さらに、この能力は、小金を稼ぐためにのみ役立てるべきではありません。
社会に貢献し、人類が進歩するための貴重な一助となるためにこそ、
能力を高めなければならない、
とそこまで言ってあげると、子どもの目は断然と輝き始めます。
勉強へのモチベーションを高めるためには、
明るい未来を提示することもまた必要です。
レビュー
どんな意味があるのか、子どもに説明することができますか。
勉強することの意味を子どもにわからせるのはとても大切なことです。
受験勉強がまったく無駄な知識の詰め込みだと思い込んだら最期、子どもにとって勉強は苦しみの対象となってしまいます。
無意味なことの繰り返しは、過去において、一種の刑罰でもあったのです。
勉強することの意味を子どもから訊かれ、合理的に答えられれば、子どもの勉強に対するモチベーションは飛躍的に上がります。
実際、ぼくの娘たちがそうでした。
作家になる前、塾の講師や家庭教師をした経験があり、子どもに勉強も教えましたが、同時に、勉強することの意味も徹底的に教えました。
おかげで、娘たちに「勉強しろ」と叱る機会は一度もありませんでした。
言われなくても、自主的にやるからです。
勉強して手にいれた知識そのものが役に立つのではありません。
将来有効となる能力とは、「理解力」「想像力」「表現力」の三つです。
数学や外国語、歴史、理科など、さまざまなジャンル、ようするに別角度からのアプローチを経て、この三つの力を養うのが勉強の本質なのです。
ほとんどの仕事はこの能力によってなされます。
あるいは、子どもが成長して、大きな困難にぶつかったとしても、この能力が養われていれば、上手に克服することができるでしょう。
さらに、この能力は、小金を稼ぐためにのみ役立てるべきではありません。
社会に貢献し、人類が進歩するための貴重な一助となるためにこそ、能力を高めなければならない、とそこまで言ってあげると、子どもの目は断然と輝き始めます。
勉強へのモチベーションを高めるためには、明るい未来を提示することもまた必要です。 --著者からのコメント
本書は「子どもをもつ親」の方々に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
親が口うるさくけしかけなくても、子どもが積極的に勉強するようになるヒントがたくさん盛り込まれているからです。
とはいえ、本書は小手先の薄っぺらいテクニック本ではありません。勉強することの先にある、たくましく生き、そしてよりよい社会をつくることに対する根本的な理解を伝えようとしています。
「理解力」「想像力」「表現力」「論理」など、さまざまなキーワードとともに、ときには脳死や遺伝子組み換え食品の例題を交えながら、ともに考え、答えを導き出すための思考回路を、手取り足取り、わかりやすく説いています。
主夫として二人の娘さんを育て上げ、塾講師や家庭教師を経験した著者が、自らの実体験と深い見識の両輪から、勉強の本質を伝えます。 --出版社からのコメント
著者について
1957年、静岡県浜松市生まれ。
慶應義塾大学文学部仏文科卒。
90年、デビュー作の『楽園』(新潮社)が日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。
その後、『リング』『らせん』『ループ』『バースデイ』(以上、角川書店)が
計800万部のベストセラーとなり、一大ホラーブームを巻き起こす。
著作は世界20ヵ国語に翻訳されている。
また、“文壇最強の子育てパパ"の異名の通り、
2人の娘を育てあげた経験から、
政府の諮問機関「少子化への対応を推進する国民会議」や
東京都青少年問題協議会の委員などを歴任。
作家になる前、塾の講師や家庭教師をして
子どもたちに勉強を教えた経験もある。
登録情報
- ASIN : B007HEXO46
- 出版社 : SBクリエイティブ (2006/12/11)
- 発売日 : 2006/12/11
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1777 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 117ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 351,279位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 857位SB新書
- - 15,491位日本文学
- - 17,123位歴史・地理 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まず、問答形式なので、セミナーを聴いているかのように、とても平易に書かれており読みやすい。勉強は「理解力」「想像力」「表現力」をつけ、ひいては社会をよりよくするため」という主張も理解できる。「特攻」に見る日本とアメリカの国民性の違いや、子供には「競争」より「協力」、「武士道」は日本の文化ではない、日本は「母性」社会、国際的に通用する日本人を作るのに必要なのは英語ではない、等の主張も面白い。
当然だが、本書に書かれているのは著者の思い・考えであり、論証されているわけではない。だが、とても説得力があるし、自分を含む今のオトナやメディアや学校が、大人として、子供たちを導く責任を果たしていないことに愕然とする。小学校くらい以上の子供を持つ方、および教育に携わる方は、ひとつの考え方として読む価値のある良書だと思う。
それらがいかに役立つか、あるいは力が不足しているとどのような状況を招くか、いろいろと述べられています。
これまで自分の中で漠然と捉えていたことのいくつかを的確に表現してくれているので、すっきりしました。
ただ、そこそこ社会に出て種々経験してきたからこそ、筆者の主張が理解でき・賛同できるという面があると思います。
経験が少ない人(子供)に、これらの力が大事であることを理解させるのは簡単ではないことの方が多いでしょう。
スポーツの世界でよくあるように、訓練を積み、良いも悪いも経験して成長したからこそ基本が大事であると確信できるが、その域に達していない人にはその大事さが理解できないといった問題と似ていると思いました。
今の自分と、もっと勉強した自分を比較できるのなら、良い説明が思いつくかもしれないですねぇ。
しかし、論理的にと説く2章には疑問を拭えない。骨格上の発声機能と言語の獲得は別問題と言うが、これは脳に偏った見方ではないか。戦争中の非合理な意思決定を非難するが、社会科学の組織の理論では合理的なプレーヤーたちのせめぎ合いが全体として非合理な結果を生むことが示されている。ここは批判的に読む練習として良いかも知れない。
3章はまた良い。英語教育の改革案(早期化より内容)に賛成。妬みのために教員が夏休みも出勤しているという話には私も失望する。クレーマーの親たちのせいでいい人材が教師にならなくなり、結局我が子の首を絞めるという負の連鎖を考えなければならない。
4章には和算は他の学問と接点が無いとか、農耕民族だから神に祈るくらいしか出来ないといったおかしな記述もある。西洋に偏った見方にも驚かされる。基本的な主張は素晴らしいが、バランスをとるため加藤徹氏の「漢文の素養」「漢文力」などと読み比べるのも良いだろう。
なぜなら・・・
まさにその通りだと感じました。
この後、もう一度読み直したいと思います。
題名から小学生、中学生に勉強する意味を教えたく、読ませるために買いました。大人がいまさらこの題名で買うとは思えないですからね。自分が考えていたものとはほど遠く、勉強が将来役に立つ職業はたくさんあるのにその事にはほとんど触れないです。話は何度も脱線するし、よくありがちな日本は遅れ、欧米万歳だし、過去がそうだからなんですか?アマゾンの点数に疑問符がつきます。
まあ、読めば至極当たり前のことが書かれてある。
「社会をよりよくするために」勉強する。
そのためには「理解力」「表現力」「想像力」が必要で、それらを身につけるために勉強が必要なのだという。
おっしゃることはもっともだ。
だけど、そんな立派なことを子供に言っても分からないよ。(分からないから受験もダメだったんだろうけどねー)
しかもインタビュー形式で、基本的に自分の知識の自慢と若い頃の苦労話と子育ての自慢話がベース。(確かに頭はいいみたいだけど・・・)
筆者は小説家なんだから、インタビュー形式なんて安易な方法とって欲しくなかったなあ。
一体この本はどのレベルの人を読者として想定していたのだろう?
帯には子供に聞かれて説明するときの為に、みたいなニュアンスで書かれていたが、少なくとも小学6年生の私の子供に説明する為の本としては為にならなかった。言葉が立派過ぎる。
定年後にもう一度勉強しようと思う方や大学生くらいの、ある程度知識と教養を体得された男性がターゲットの本ではなかろうか。
小中学生の子供を持つ男親がターゲットだとすれば、相当偏差値の高い子供を持つ男親向けだな。
結局のところ、どこかに答えがあるのかも、という考えからして誤りかもしれない。