プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
渦になる
詳細はこちら
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
曲目リスト
1 | WHIRLPOOL |
2 | 退屈しのぎ |
3 | スクールフィクション |
4 | Girl meets NUMBER GIRL |
5 | The SEA |
6 | 夜が明けたら |
7 | 足首 |
商品の説明
内容紹介
一度触れたら、その場から動けず、それと同時に感情の深淵な場所にまで響き、掻き乱し、染み入り、満たす旋律が鳴っている。どうしても刻みつけなければならない瞬間だけを、全身全霊で深呼吸するように閉じた込めた歌。そこに繊細かつ鮮烈な色と匂いと景色をつける2本のギター。静謐な音像を汚さないまま躍動し、歌がたどり着くべき場所まで導いていくリズム。無垢な少年と成熟しきった女性が声帯の震えとともに渾然一体となったような、忘れがたき声色。
きのこ帝国が結成されたのは、2007年。同じ大学に通っていた、佐藤(Gt,Vo)、あーちゃん(Gt)、谷口滋昭(Ba)、西村”コン”豪人(Dr)の4人から成る。結成の翌年からライヴ活動を開始し、以降ライヴハウス・シーンで特別な存在感を放ち続けている。これまで2枚の自主制作アルバムをリリースし、本作『渦になる』が初の全国流通盤となる。出身地も音楽的なルーツもバラバラの4人が、全曲の作詞作曲を担う佐藤の歌を中心に据えて融合していき、ポスト・ロック、シューゲイザー、オルタナティヴ・ロックを昇華したサウンドスケープを確立していった。だが、きのこ帝国の楽曲はジャンル云々の切り口では到底語り尽くせない吸引力をたたえている。彼らがこれまで大切に育んできた楽曲と最新曲で構成された——つまり、バンドの“これまでとこれから”がパッケージされた——本作『渦になる』の7曲を聴いてもらえば、筆者の言いたいことは十二分に理解してもらえるだろう。
静寂と轟音。荒涼と熱情。透徹と歪み。憎しみと切なさ。傷みから滲み出てきた、優しさ。行き場のなかったはずの情念が切り開いた、解放。部屋、海、空。そして、ここで生きるか、死ぬか。きのこ帝国というバンド名からは、ちょっと想像もつかない音楽が、ここでリスナーを待っている。文/三宅正一(ONBU)
アーティストについて
Gt,Vo 佐藤|Gt あーちゃん|Ba 谷口滋昭|Dr 西村”コン”豪人
2007年結成、2008年から本格的にライブ活動を開始。
ポストロック、シューゲイザーに影響を受けたサウンドで下北沢、渋谷を中心にライブ活動を展開中。2011年3月にリキッドルームで行われたkilling Boyのイベントでのオープニングアクトや劔樹人氏(神聖かまってちゃん、撃鉄Mg/あらかじめ決められた恋人たちへ)が企画するイベント「Killyour T.V 2011」への出演、台湾版ナンバーガールと評され注目を集めている台湾の4人組バンド透明雑誌(TOUMING−MAGAZINE)のJAPAN TOURに参加するなど、ライブ活動で知名度が急上昇中。
また2nd自主制作アルバム「夜が明けたら」はディスクユニオン週間インディーズチャートで3位を獲得する。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 1 cm; 72 g
- メーカー : DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
- EAN : 4514306011029
- 時間 : 43 分
- レーベル : DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
- ASIN : B007IT8A5S
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,143位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,290位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
「許す」というワードがよく出て来るが、キリスト教における原罪意識みたいなものにがんじがらめにされ、もがいているように感じられる佐藤の言葉。いつか、この平凡なシューゲイズサウンドを抜け出せたとき、きのこ帝国は始まるだろう。
これからが楽しみだ!
日本の心に潜む闇を描いたかのような詩が心に刺さります。
夜に布団に潜って聴くと実に冷たい、身体の芯まで冷えるような音が心地よかったり、悲しかったり…
自分はマイブラも大好きでよく聞きますが、そんなに似てはないというか、シューゲイザーはあまり感じませんね笑
まあそんなことは気にせずいい音楽は何も考えずに楽しめばいいのではないでしょうか。
とりあえず聴くたびに涙が自然と溢れます。
作曲者の方がこれまでにどのような経験をされてきたかは憶測でしかないですが、決して楽しい思い出ばかりで溢れている訳ではないことは容易に想像できます。
そういった悲しみを音楽として、詩としてここまで表現できることに驚愕しました。
解散してしまい残念ですが…
ステージ上でたかれるスモークの向こうから聞こえてくるようなギターの音色とフィードバックノイズ。感情のまま奔流する2本のギター。ボトムを支えるベースとタフにリズムを刻むドラム。もやの中、凛として立ち現れるフロントマン佐藤のボーカル。最初聴いた時には、ボーカルが気負いすぎてトゥーマッチのように感じたが、何度か聴く内に、世界観が壮大なきのこ帝国の楽曲は、佐藤のボーカルがあってこそなのだと思うようになった。
シューゲイザーに影響を受けた静かに聴き入るタイプの楽曲だけでなく、「スクールフィクション」や「Girl meets NUMBER GIRL」のようなアップテンポのオルタナギターロックの曲もあるのがきのこ帝国の強みだろう。
歌詞も含めた表現力が卓越している。音数の少ないところは研ぎ澄まされて、盛り上がるところでは音の洪水がなだれを打って押し寄せてくる。
「退屈しのぎ」という曲では、ベースとドラムだけをバックに歌われる箇所が気だるい。ギターが入ってくる箇所がやるせない。その中でどこか達観した視点からの歌詞が歌われる。音楽が粟立っている。自分の退屈も消えていきそうだ。彼らが主催するライブイベントの名前も「退屈しのぎ」というらしい。
「Girl meets NUMBER GIRL」はタイトルのとおり、ナンバーガールの音楽を連想させる。ベース以外のメンバーはナンバーガールが好きらしい。「耳を通って脳に青が刺さる」という歌詞。ナンバーガールの音楽は、鋭角のギターが脳を突き、まさに脳に青が刺さるという感じ。中高生の時期に初めて音楽に夢中になる時のあの青い気持ちが、この曲には刻まれている。
このアルバムのハイライトは「夜が明けたら」だろう。クリーンなトーンのギターのアルペジオで始まり、歌詞は犯した罪が許されるか、許されないかについて逡巡する。この曲の主人公は決して罪は許されないと歌う。しかし、曲の最後で、「夜が明けたら 許されるようなそんな気がして 生きていたいと、涙が出たのです」と歌っている。この部分の歌唱は、表情豊かに様々なグラデーションを経て絶望から希望まで至る聴きどころだ。そして、夜明けをせかすように急いでドラムが鳴り、「ほら夜明けだ」と歌い、唐突にこの曲は終わる。
このアルバムは悩みや「許される/許されない」について歌った曲ばかりだ。しかし、その中で佐藤さんは「生きたい」、「生きろ」と力強く歌い放っている。バースのクリーンなギターや盛り上がりの音の氾濫に身を委ねていると、佐藤さんと同じく悩むこともある自分だけど、自分の存在は確かに許されていると感じる。
まず始めに聴くべきは2013年に発売された1stフルアルバム『eureka』だろう。『渦になる』のネクストステージの音楽が鳴らされている。『eureka』を気に入ったのならば、このアルバムもぜひ聴いてみてほしい。
たまにマイブラのような音出してますが。
内容は極々普通のロックです。