内容紹介
【芥川賞候補・文學界新人賞受賞作家・藤野可織氏、文藝賞受賞作家・丹下健太 氏 、推薦作品!!】
アイスランドの荒涼とした大地にたたずむ、たった一人のエレクトロニカ・オーケストラ。豪華ゲストボーカルたちの歌声を乗せてドラマチックに展開するbio tolvaの世界!
1stアルバムとなる本作は、制作期間5年、13曲収録の大作。ピアノメインの美しい曲から変拍子の攻撃的なポストロックまで多種多様。アイスランドのラジオで流れた「illuminated」(M-4)も収録。特に「sacrifice」(M-3)は、ジャズから現代音楽まであらゆるジャンルを昇華した唯一無二の世界を描いており、既に舞台音楽として使われるなどの評価を得ている。収録曲にはメロディーの分かりやすい歌ものやダンサブルな曲が多く、実験的ながらポップさを兼ね備えている点はradioheadやbjorkに通じる大衆性がある。ゲストボーカルには、1stアルバムがスマッシュヒットを記録したBertoiaのmurmur、kilk recordsからferriら合計6名が参加し、楽曲に華を添えている。
アーティストについて
bio tolva (ビオ トルバ) : 2007年活動開始。牧野圭祐(composer)のソロプロジェクト。北欧ポストロックを基盤とし、エレクトロニカとオーケストラを融合。歌を重視し、多くの曲にゲストボーカルを迎えている。生演奏はほぼ無く、オーケストラもバンドサウンドも全て本人1人の手による打ち込み。 2008年、アイスランドのレコード店「12 tonar」(Bjork, sigur ros,mumらの出会いの場となった老舗の店)にデモを持ち込み、基本的に現地以外のアーティストは扱わない同店で異例の販売をされ、2012年にはアイスランドのネットラジオでもオンエアされた。尚、牧野は弱冠30歳でTBSの連ドラ『新参者(2010)』を手がけた新進気鋭のプロの脚本家。そのため、楽曲もストーリー性や世界観を感じさせるものが多い。