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十五少年漂流記　〔完訳決定版〕 (創元SF文庫) Kindle版

ジュール・ヴェルヌ (著), 荒川 浩充 (翻訳) 形式: Kindle版
4.5 5つ星のうち4.5 173個の評価
すべての形式と版を表示
夏休みを、ニュージーランドの港で帆船に乗って遊んでいた少年たち。だが、舫綱がほどけ、船は外洋へと流れ出してしまった。嵐に遭いながらも、南太平洋を漂流した一行は、やがて見知らぬ島に流れ着く。十五人の少年たちを待ちかまえるさまざまな冒険の数々。勇気と情熱への熱い想いを若者たちに伝えるメッセージとして描いた、巨匠ヴェルヌ不朽の名作。完訳決定版。
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  1. ISBN-13
    978-4488606053
  2. 付箋メモ
    Kindle Scribeで
  3. 出版社
    東京創元社
  4. 発売日
    1993/8/27
  5. 言語
    日本語
  6. ファイルサイズ
    22609 KB
  7. すべての詳細を表示
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B007TAKKD6
  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (1993/8/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1993/8/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 22609 KB
  • Text-to-Speech（テキスト読み上げ機能） ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 456ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 173個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

Airi
5つ星のうち5.0 完訳版
2023年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十五少年漂流記は子供の頃に、何十ページしかない絵本で物語を理解していました。
ですが、省略された絵本の物語の中には、500ページにも及ぶ色濃い冒険物語があると知り驚いた一方、少年たちの成長や友情を絵本以上に体感し、記憶に残る最高の小説になると読んで感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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KSE
5つ星のうち4.0 難しいことはすっ飛ばす軽快な流れで、楽に読める冒険記
2021年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独特の語り口と、大人にとっては若干都合の良すぎる展開に片目を瞑りつつ、それでも楽しく最後まで読み切ることができました。子供の時に感じたほどの興奮はないにしても、飽きずに最後まで読めるというのは、やはり世紀を超えて愛されてきた物語なのだなぁと感じます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Yasuo
5つ星のうち5.0 リーダシップやプライド、協調性など物語を通じて教えてくれる
2023年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
15人の少年が船で流されて無人島に漂着する。有名な古典であるが、読んだことがなかった。話の筋としては、都合よく地図や物資を入手できたりと都合よく進むのだが、その中にワクワクする冒険があり、少年たちの成長があったりして読ませる作品となっている。黒人少年に選挙権がないなど現代では許されない差別の描写もあるが、そこを含めて現代において仲間たちと組織だって生活するにはどうすればよいのか、リーダシップやプライド、協調性など物語を通じて教えてくれる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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兼定
5つ星のうち5.0 何回読んでも面白い。
2018年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の時から何回読んだでしょうか？本も、おそらく何回も買い直している筈。
今回は、子供達に残したい、読ませたいと思い購入しました。
自分には、是非とも子供の間に、読ませたい本の一冊です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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take3
5つ星のうち4.0 懐かしい 記憶がよみがえります
2012年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めての Kindle本でしたので、本の内容以前に 日本語・縦書き に対する「段組・体裁」などに興味が行きました。　実際には、文字サイズの変更でも気になるような乱れもなく、10ページも読む内に 本の内容に引き込まれていきました。　懐かしい記憶が蘇ります。　子供の時に読んだ ・・・ という方に、特にお勧めです。 惜しい点は、挿絵の解像度が低いため拡大に耐えられないのが残念。
寝る前に布団の中で読んでも、kindle paper white の方が、文庫本より読みやすいです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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よしお
5つ星のうち5.0 少年時代を懐かしめる名作
2017年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の頃学校の図書館で夢中になって読んでいたのを思い出して購入しました。
大人になった今でも、とてもワクワクさせられる内容で楽しめました。
役に立った
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tanabata
5つ星のうち5.0 大人のかた向けの『十五少年漂流記』としてはダントツでおススメの文庫
2020年4月20日に日本でレビュー済み
『十五少年漂流記』は言わずと知れた少年向け冒険小説の定番。
なので、本作は大人向けの文庫本だけでも４種類あります。
・角川文庫版・・・・・全２７１ページ
・新潮文庫版・・・・・全２８５ページ
・創元ＳＦ文庫版・・・全４６５ページ
・集英社文庫版・・・・全５４４ページ

上記を見てお分かりのとおり、角川版と新潮社版は、創元ＳＦ版と集英社版に比べて明らかにページ数が少ない。しかも角川版、新潮社版のほうが活字も大きく１ページあたりの収録文字数が少ないにもかかわらずです。
だから、角川版・新潮社版は、創元ＳＦ版・集英社版のざっくり半分程度の抄訳版と考えて間違いありません。
さらに言えば、分厚い創元ＳＦ版・集英社版の両者の間にもページ数に差があって、巻末の解説 (あとがき) ページを除くと、創元ＳＦ版の最終ページが４６０ページ、集英社版の最終ページが５３０ページ。その差は７０ページ (※)。

(※) ただし創元ＳＦ版には素晴らしい挿絵が１２ページ分あるので、実際の差はじつに８２ページ (！) です。おそらく集英社版だけが４文庫中、唯一の完全完訳版 (←変な日本語ですが) だと思われます。その意味では集英社文庫版『十五少年漂流記』は貴重です。

私は、大人になってからは分厚い創元ＳＦ版・集英社版だけしか読んでいません。抄訳版 (角川版・新潮社版) も気になって本屋さんでパラパラとめくって拾い読みしてみたんですが、やはりディテールの描写がかなり省略されている印象です。テクストが半減しているので当たり前ですが。

結論を言えば、やっぱりページ数の多い創元ＳＦ版・集英社版が面白いです。
とりわけ創元ＳＦ文庫版が私の中では『十五少年漂流記』翻訳文庫の王者です。集英社版より多少短いものの、じゅうぶん完訳の感触はある(※)し、１２枚の挿絵に描かれた少年たちも可愛いし、レビュアーさんの評価も４文庫のなかで１番高いし (星５個が８０パーセント！) で、私が読み返した回数も集英社文庫版より断然多いです。

(※) 創元ＳＦ文庫版と集英社文庫版を読み比べてみても、創元ＳＦ版のほうが表現を省略されている感じはありません。つまり集英社版の翻訳はよく言えば懇切丁寧、やや冗長の感が否めません。

永遠の少年文学の傑作『十五少年漂流記』を大人のかたが読むんだったら、私は創元ＳＦ文庫版を断然おススメします。
ちなみに、小学生向けにリライトした少年少女向けバージョンの本では、教育的配慮で、差別的表現や残酷なシーンにかなり手心が加えられているようです。

例えば、１５人の少年ちゅう唯一の黒人モコに対する人種差別的表現は少年少女向けバージョンでは、ほぼ完全になくなっているし、少年たちが住処で暮らすのに不可欠な灯油を手に入れるために海岸でライフルによるアザラシの大量殺戮を敢行する場面も、かなり手心をくわえた表現になっております。

でも、本作はそんな点をも含めての世界文学なんだし、大人のかたが読めば、
「いまから１３０年以上前のあの当時、温厚篤実な作者ヴェルヌでさえ、なんの悪気もなく知らず知らずのうちに黒人を差別していたのだな」とか、
「天然資源が有限であることもよく認識されておらず、動物保護意識も浸透していなかったあの当時、人間は神の与えたチャンスを無駄にせず、獲れる時に獲れるだけの獣を獲る！というのが、キリスト教下の西洋人の自然な発想だったのだな」などなど、文化人類学的な発見も多々あるはずです。
40人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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秋葉純次郎
5つ星のうち4.0 見習うこと
2013年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
19世紀の小学生たちが二手に分かれて討論会をしていたことに驚き。ディベートは小学校から習う技術だ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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