どれもタイトルの「BEER」にふさわしい雰囲気の、ちょっと驚いてしまうほど良いアレンジばかりです。
コンセプトアルバムとしても、アレンジCDとしても素晴らしいです。
1、3、6、7曲目がジャズ系、2、4、5曲目がケルト系です。お国は違えどどちらもBeerで流れるジャンルなので統一感があります。8曲目は…なんだかアジア系?
どの曲もうるさすぎないので何かの作業中にゆったり聴くにも良く、じっくり聴きこむにもとても良いCDです。
さまざまなアレンジのCDを連続リリースしているSQシリーズの一枚なので、正直ハズレを引く覚悟で買ったのですが、
どこからどう聞いてもアタリなCDでした。思いのほか長く楽しめそうです。
FFのテーマは、原曲は壮大な雰囲気なのですが、このアレンジは軽快で楽しくなるアレンジです。意外なアレンジながらなぜかしっくりきます。
ライブアライブ西部編のテーマ曲がゆったりとしたジャズ系アレンジになって、しかもハマっているのには驚きました。
それからほかの方も書かれている通り、やはり聴きごたえのあるのがFF6のスピナッチ・ラグ〜キャラメドレーです。
どのキャラのテーマもしっかりBeerアレンジなのですが、ちゃんと原曲が残っていてとてもよかったです。
そのほかもどれも良いアレンジばかりでした。アレンジのコンセプトを順守している事が良い方向に働いているように思います。
ボーナスディスクも全3曲で50分超えというのには驚きました。こちらはBeerアレンジではなく、ピコピコ系や打ち込みが主です。
こちらも良アレンジ揃いで、一曲目はとてもきれいなアレンジで、メドレー2曲はとにかく長く、聴きごたえがあります。
わずかな差額でこれがついてくるのは間違いなくお得。
同シリーズのほかのCDよりも高値な上に曲数も少ないにも関わらず、個人的にはほぼ文句の出ないCDでした。買ってよかったと思っています。