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キツツキと雨 ブルーレイ 豪華版 [Blu-ray]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, Blu-ray |
コントリビュータ | 臼田あさ美, 沖田修一, 小栗旬, 高良健吾, 山崎努, 役所広司 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 9 分 |
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商品の説明
無骨なキコリと気弱な映画監督のちょっといい出会い―。
『南極料理人』の沖田修一監督が贈る、クスリとわらってちょっぴり泣けて、気づいたら元気が出てる`ほんわか'ムービー!
◆役所広司&小栗旬 2大俳優待望の初共演!
ふたりの出会いが生み出す、小さな奇跡とそこそこな幸せ。
◆山崎努、高良健吾、伊武雅刀、臼田あさ美、古館寛治、嶋田久作、平田満ら、クセ者ぞろいの豪華キャストが集結!
◆第24回東京国際映画祭審査員特別賞受賞、
第8回ドバイ国際映画祭最優秀男優賞、最優秀脚本賞、最優秀編集賞受賞!
◆120分以上の特典映像を収録! 沖田監督ファン、キャストファン必見の特典映像満載!
◆脚本の守屋文雄書下ろし短編小説など大満足の封入特典!
【映像特典】
<本編ディスク>*Blu-ray
・オーディオコメンタリー(監督・沖田修一、脚本・守屋文雄、古館寛治)
<特典ディスク>*DVD
・撮影密着メイキング
・公開直前特番(役所広司・小栗旬・沖田修一三者対談、沖田監督のルーツをたどる、など)
・未公開シーン
・完製披露~初日舞台挨拶映像集
・UTOPIA予告編
・予告編集
【封入特典】
・UTOPIA台本
・UTOPIAチラシ
・守屋文雄・書き下ろし短編小説「田辺幸一の撮影日記」
・ブックレット(24p予定)
【ストーリー】
出会うはずのない二人が出会ったら・・・新しい今日が、森の中から始まった。
木こりの克彦が暮らす長閑で小さな山村。そこへ突然やってきたゾンビ映画の撮影隊に、住人たちは戸惑い気味。
ひょんなことから無理やり手伝わされる羽目になった克彦は、強引な撮影スタッフと“使えない若いスタッフ"に振り回されて爆発寸前。
一方、克彦のなかで“使えない若者"にされてしまった新人監督の幸一は、持ち前の気の弱さで現場をまとめきれずにパニック寸前。
偶然出会った木こり60歳と新人監督25歳。初めは距離を置いていたふたりが、克彦は撮影を通して映画の面白さに気づき、幸一は克彦と接することで本来の自分らしさを取り戻していく。
そしてふたりの交流は、いつしか村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。
【キャスト】
岸克彦:役所広司 田辺幸一:小栗旬
岸浩一:高良健吾/麻生珠恵:臼田あさ美/鳥居助監督:古館寛治/篠田カメラマン:嶋田久作
ゴマ満春:平田満/石丸:伊武雅刀
羽場敬二郎:山崎努
【スタッフ】
監督/脚本:沖田修一『南極料理人』
脚本:守屋文雄
主題歌:星野源「フィルム」
*仕様などは変更する可能性もございます。ご了承ください。
(C)2011「キツツキと雨」製作委員会
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 539.77 g
- EAN : 4988111142139
- 監督 : 沖田修一
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, Blu-ray
- 時間 : 2 時間 9 分
- 発売日 : 2012/7/20
- 出演 : 役所広司, 小栗旬, 高良健吾, 臼田あさ美, 山崎努
- 販売元 : 角川書店
- ASIN : B007UXQ4IC
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,890位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 809位日本のコメディ映画
- - 2,265位ブルーレイ 日本映画
- - 4,349位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
お色気なし
あんまり考えることなくゆったりと見れる作品
細かなお笑いあり
中学生以上なら楽しめると思う
役所広司や小栗旬の演技秀逸
平凡な日常がいろんな人たちとの出会いで色々と変わっていくという人間ドラマ
やや古めの作品だが今でも楽しめる作品です
ベテランの木こりの仕事風景や、映画撮影の大変さや面白さなど、色々興味深い内容でした。
コメディなので、笑いどころも沢山ですが、ほろっと感動できるところも多々あり、すべての年齢層の方に楽しんでいただける、素晴らしい映画に出会えたと思っています(^^)
沖田修一監督の別の作品も観たくなりました!
しかし、彼は、作品にも、自分にも自信が無く、撮影から、逃げだそうとする。
一方で、木こりの克彦は、2年前に、妻を失い、幸一と同じくらいの年の息子と二人暮らしで、仕事にも熟練している。
克彦は、ひょんな縁から、この映画撮影に関わり、さらに、この作品の台本を呼んで、非常に感動してしまう。
そして、まさに、助監督と同じ役割を果たすまでになる。
ゾンビとは、何なのか?
生きながらに、死んでいる者である。
だから、現実にゾンビがいるとしたら、映画の中のゾンビのように、「はっきりとした明快な」メイクをしているわけではない。
それは、人間としての感受性を失った者である。
仕事ができるとか、地位があるとか、お金があるとか、それは、一切関係ない。
克彦も、幸一も、一見、表から見ると、生きているようだが、実は、ゾンビだったのである。
彼らは、ゾンビ映画に、真剣に関わっていくことで、自分自身を、生き返らすのである。
克彦は、息子と同じ年の幸一と関わることで、初めて、息子と、出会うのである。
そして、熟練の木こりとして働くことだけでなく、それを加えて、人間として、生きることの意味と出会うのである。
幸一は、「映画作家」としての意味を、老人の豊かな感受性の中に見出す。そして、自分が、ゾンビになっていたことに気づく。
映画撮影とは、監督を中心として、各担当者の間に、心の交感というか、流れができたときに、「何か」を、生み出すのだ。
それは、古典としての、小津安二郎や溝口健二の映画の中に、見られるものだろう。
ラストシーン撮影で、雨がやむというのは、沖田監督の『滝を見にいく』と同じく、一種、おとぎ話的な、様相を加えている。
ゾンビ映画撮影とは思えない、爽快感を残しているのは、見事と言えよう。
日常の中に、活き活きとした、感受性を失わないならば、雨が降ることはあっても、歓びを失わないだろう。
そんな、思いを感じさせる、映画だった。
いい映画だと思った。面白い。
この映画はレビューにも愛されていて、いいレビューがいくつも並んでいる。
だからぼくが付け加えられることはわずかだが、それを綴ってみる。
この映画の序盤の面白さは、木こりと映画作りのふたつの生き様の対比にあり、ふたつがぶつかりあい、ちぐはぐな行動をとってしまうおかしさにあるだろう。
映画撮影隊で年長のスタッフがあくせくしているなか、はるかに年若い青年・小栗旬が特殊にぼんやりして・働かない存在であることに、木こりの役所広はいら立ちを隠せない。
この青年こそ撮影隊を率いる真のリーダー・映画監督だと、観客は木こりに先立ち気づく。あとは木こりの役所広司が、この青年・小栗旬の正体に気づくまでのすれ違ったやりとりを楽しむばかりだ。
若干25歳で映画監督をつとめることになったこの青年・小栗旬は、おそらく学生映画・自主製作映画で一躍注目を浴び、商業映画に初めて起用されたのだろう。年長のベテランのスタッフの睨みが効くなか、及び腰な感じでこの撮影に参加している。前半ではチーフ助監督の古館寛治が、後半ではカメラマンの嶋田久作が、監督・小栗のひよっこぶりをしきりに揺すぶる名配役になっている。
迷惑げに思いながら撮影を手伝い始めた木こりの役所広司は、しかし次第に、映画撮影に魅了されていく。
その変異の、いくつか仕掛けられたきっかけは、直接映画を観て確認してほしい。しごく素朴な、映画への原始的な悦びが、役所を襲っていく。そこもみどころだ。
個人的にとても好きなので書いてしまうが、湯船につかっていた役所がゾンビの演技をするところは絶妙におかしかった。
この映画では前半と後半で二度露天風呂のシーンが登場する。湯に浸かっているのは役所と小栗だけである。このふたりの距離の取り方、誘惑の仕向けが、ふたつのシーンで逆転していて面白い。ちょっと分かりやすい説明的なシーンではあるが、見どころであるのは確かだ。だから最初の露天風呂のシーンでふたりのやりとりがどうなっているか、注意して観ておくと、二度目の入浴シーンがもっと楽しめる。
前半部だけ個人的なみどころを書きました。
後半部の面白さは、みなさんそれぞれでご確認ください。
最後にこれだけは言っておきたい。
これは周到に巧みに細部を積み重ねた映画だ。
徹底して技術に裏付けられた映画である。
おそらくほぼすべて計算されている。
こう言うと鑑賞を敬遠してしまうひとがいるかも知れない。
漠然と雰囲気的に観るのもいいけれど、たまには演出の技量を堪能するのもいいかも知れない。