「犬神家の一族」が見たくてしょうがなかったのだが、ちょっとしたことで映画館で見ることができなかった。
映画館で初めて見た市川版金田一シリーズが、「悪魔の手毬唄」だった。犬神家よりも軽快な感じで始まるこの映画。エンディングの素晴らしさもさることながら、オープニングは何度見ても素晴らしい。この映画は市川版金田一の中でも一番の出来だ。当時はまだ市販ビデオなどもなく、あるのはサントラ。もちろんサントラは購入した。しかし、本編にあったのにサントラにない曲が一杯あった。あれ? 同じかな? と思う曲もあった。その後ビデオ、DVDなどが販売され本編を見ると(聞くと)やはりサントラと違った。映像と音楽合わせて一つの作品なのだが、音楽だけを聴きたいというときもある。そんな欲求を満たしてくれるのがこのCDだ。うれしいとしかいいようがない。安価な価格で手に入れることができる。中古品でしかも高値で出品されているときもあった。しかししばらくすると新品で安価なものが出回る。タイミングが難しいかもしれないが焦らない方がいいかもしれない。