内容紹介
ケーナやサンポーニャとは、中南米アンデスのフォルクローレを奏でる楽器として有名ですが、山下Topo洋平は、その楽器を本場ボリビアで数多くの音楽家と共演しながら習得。
そのたしかな技術とセンスを元に、民族楽器を超えた可能性を見出し、枠を飛び越えた音楽を創造し続けています。特に、ケーナは日本の尺八に似た構造から演奏自体大変なテクニックを要する楽器です。
そんな楽器を自在に駆使し、決してアンデス音楽や南米音楽に限定されずジャンルを越えた音楽を創造しているのが、このティエラ・クアトロなのです。
山下Topo洋平の味わい深いケーナの音色を中心に、切なくも艶やかなトーンを描く上野山のピアノ、さらにアクセントとリズムを完全に楽曲に同化させている小畑のギターと海沼のパーカッション。
そこから描き出される彩り豊かな楽曲群は、都会の洗練と大自然の空気を併せ持ち、親しみやすい中に深みのある音楽が極上のアンサンブルで展開されています。
南米フォルクローレの作曲家兼ギタリストLucho Gonzalez(ルーチョ・ゴンサーレス)の唯一のカバー曲以外は、全てオリジナルで構成されているというのも、メンバーの音楽性の高さを示しています。
アーティストについて
南米の楽器ケーナ&サンポーニャを自在に操る山下Topo洋平を中心に、
エレクトーンプレイヤーとして国際コンクール優勝経験を持ち、作曲・編曲能力の高い評価を得ているピアニスト上野山英里、
ジャズ、ブラジル音楽、ブルース、ロックと幅広い音楽性をバックボーンに変幻自在のプレイを見せるギタリスト小畑和彦、
圧倒的なパーカッション・テクニックと各国の民族音楽に深く精通した高い音楽性、研ぎ澄まされた音色とセンスをあわせ持ち、
ジャンルを超えて大活躍するマルチパーカッショニスト海沼正利という、気鋭のミュージシャンたちで構成されているユニット。