ブラジル産メロディック・パワー・メタル・バンドのデビュー作。
かのエドゥ・ファラスキが全面プロデュースしているだけあって、「ANGELS CRY」「REBIRTH」の頃のANGRAにクリソツです。特にイントロに続く疾走曲「Echoes Within」はメロパワ界に久々に現れたガッツポーズものの名曲で、“Carry On”や“Nova Era”に匹敵すると言っても過言ではないでしょう。この1曲の為にアルバムを買う価値はあると思います。
ただアルバム全体の出来としては今一歩で課題もある。もう2〜3曲キラーチューンが入って、歌メロのキャッチーさが補強されれば本家ANGRAを超えるのも夢ではないでしょう。
アルバムのOPチューンと今後への期待を込めて★5つで。音質と美麗なアートワークも◎。
最近の本家のプログレ志向に飽き飽きしている方にオススメです。