夏雪ランデブー 第1巻 初回限定生産版【DVD】
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 福山潤, 松尾衡, 冬馬由美, 大原さやか, 中村悠一 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 45 分 |
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商品の説明
河内遙の大人気コミックが待望のTVアニメ化!
低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊! 奇妙で切ない、純情三角ラブストーリー!
【初回特典】
●原作・河内遙描き下ろしイラストケース
●特典CD:葉月役・中村悠一&島尾役・福山潤がパーソナリティのラジオ番組「葉月・島尾のラジオランデブー」(ゲスト:島尾ミホ役・冬馬由美)
●ポストカード
【通常特典】
●キャラクターデザイン:谷口淳一郎描き下ろしイラストジャケット
●第1話先行試写会舞台挨拶(【ゲスト:中村悠一・大原さやか・福山潤】
●花コトバ【葉月】(音声特典)
●次回予告(2話)
【ストーリー】目つきは悪いが純情一途な花屋のバイト青年・葉月(はづき)亮介。彼がひそかに想いをよせるのは、店長の島尾六花(ろっか)。一目惚れした六花の花屋に通い詰め、バイト募集を機にそこで働くことに。念願叶ったものの、8つ年上の彼女は恋愛を諦めている様子。目の前にいるのに何もできない自分に歯がゆさが募るばかり。ある日、とある用事で花屋の2階の彼女の自宅に呼ばれて行くと、そこにはなんと上半身裸の男。予期せぬ事態に半ば憤り、半ば呆れる葉月だったが、意外な事実が明らかに。その男は六花の同棲相手ではなく、すでに亡くなった彼女の旦那の幽霊(島尾篤)だという。六花には見えないらしい島尾(幽霊)は何かと葉月の恋路の邪魔をし、葉月もそれに屈せず押しの一点張りで頑張るがなかなか埒が明かない。そんな中、島尾(幽霊)が切り出した予想外の提案とは・・・
【スタッフ】
●原作:河内遙「夏雪ランデブー」(祥伝社・フィールコミックス) ●監督:松尾衡 ●キャラクターデザイン・総作画監督:谷口淳一郎 ●音楽:村松健 オープニング・テーマ:松下優也「SEE YOU」(EPICレコードジャパン) エンディング・テーマ:Aimer「あなたに出会わなければ~夏雪冬花~」(デフスターレコーズ) ●アニメーション制作:動画工房
【声の出演】●葉月亮介:中村悠一 ●島尾六花:大原さやか ●島尾篤:福山潤 ●島尾ミホ:冬馬由美
1~2話収録/45分/カラー/16:9/日本語リニアPCMステレオ/片面1層/日本/2012年
2012年7月5日より毎週木曜25:15~フジテレビ“ノイタミナ" にて放送 ほか各局でも放送!
※商品仕様は変更になる場合がございますので、ご了承ください。※初回特典は数に限りがございます。ご注文はお早めに。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 181.44 g
- EAN : 4988104074058
- 監督 : 松尾衡
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 45 分
- 発売日 : 2012/10/19
- 出演 : 中村悠一, 大原さやか, 福山潤, 冬馬由美
- 言語 : 日本語 (PCM)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B008M4JX3Q
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,810位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 14,933位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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し原作の存在を知ることが多く、今期の「夏雪ランデブー」もその一つでした。本作特有の切なさを孕んだ不思議な物語は、開放感
と儚さを共に感じさせる夏の季節にぴったり嵌り、毎話観終える度胸を一杯にしてくれます。
若くして夫を病で亡くし、2人の想い出の詰まった花屋を切り盛りする三十路の未亡人・六花。彼女に一目惚れし一常連客からバイ
トの地位を獲得した20代の青年・葉月。彼の恋路を邪魔するのは、妻を残し先に逝った後悔から六花の家に居続ける亡き夫・篤の
霊。物語は彼らを中心に実世界と現実の時間軸から離れたファンタジー的世界とを往来しつつ3人の想いの行方を描きます。
最近のアニメに多い派手なアクションやせわしない会話とは対極と言える落ち着いたテンポと、丁寧な画創りが印象深い作品です。
物語は主に上述の3人で展開され密室劇にも近い創りですが、人物が絞られる分一人毎の密な心理描写が見処となっています。
例えば六花。第1話で受けた印象は割り切りの良いさばさばした女性というものでしたが、頭を過る篤との日々や、一途に迫る葉月
に不意に涙を見せる不安定な心の揺れは私の中の六花のイメージを徐々に変えていきました。
私はアニメを鑑賞した後原作を並行して読み進めていますが、原作で複数のコマにわたり描かれる表情の些細な推移を秒単位で
すくい取るシーン等、後追いで原作を読むと逆にアニメのこだわりに気づかされます。
本アニメの楽しみの一つとも言えるのが花の描写。物語を通し登場する花は、篤と六花の想い出の証でもあり、葉月と六花を結び
つけるきっかけともなったもの、言わば作品全体を表す象徴の様な存在です。花屋のスペースや諸風景に色鮮やかに描かれる花
は息を呑む程に美しく、ともすれば篤の死に囚われ暗くなりがちの物語に光をもたらします。
声優陣の力演にも注目。松尾監督によれば、オーディションはその場で幾通りもの演技変更を要求する方法を採りキャストを厳選
したとのこと。結果的に選ばれたのは著名な作品に多数出演実績のある人気声優の方々ですが、彼らの実年齢に比較的近い役
ということもあり、他作品とは一風異なる落ち着いた語り口を披露します。先に声を収録しそれに合わせ作画するプレスコ方式を採
る本作、自然な息遣いと独特の間が、深夜のラジオドラマを聴いている様な静かな緊張をもって心地良く響きます。
作品の世界観と強くリンクしたOP/ED曲の採用も素晴らしい。OPの「SEE YOU」は篤から見た六花への想いを、EDの「あなたに出会
わなければ -夏雪冬花-」は六花から篤への想いを表現している様で、物語と一体で心に残り高揚を煽ります。
派手さは無くとも人の心の機微をじっくり描く本作の様なアニメがもっと増えてほしいなと思います。何も萌えキャラや予算をかけた
戦闘アクションが含まれる作品だけがアニメではない。大人の世代に達したアニメファンにお薦めしたい良作です。
私は福山さんが好きで出演されると知り、リアルタイムで観てました。
商品の説明にもあるように一途な青年と病気で夫を失った花屋の店長、そして亡くなった夫の幽霊の三角関係のラブストーリー。
プレスコで収録され、よりリアルに近い間や喋るペース…すっかり見入ってしまいました。
ラブストーリーではありますが、ほとんどラブラブな感じはなく、切ないシーンや店長の旦那さんとの思い出のシーンなんかが結構あります。
OPやEDも歌詞が素晴らしく、聞くだけで泣いてしまいます。
もう…本当に言葉ではあらわせないほど素敵な世界観で、この作品はぜひ多くの人に観てほしいです。
涙なしでは観られない、本当に素晴らしい作品です。
テレビコマーシャルで旦那と思しき男性に寝取り宣戦布告を敢行しているシーンを偶然目にし「うへぇー今度は愛憎劇かよ・・・亭主むっちゃガンバレ」と
少しの抵抗を感じながら視聴に臨みました。
物語はテレビコマーシャルから連想した昼どら的内容とはちょっぴり同異があり
現実世界ではあまりお目にかかれない幽霊が登場する何ともフィクションチックな
設定でした。つまり、ヒロインである花屋の店長は若き未亡人ということです。
なので、生者である男性二人が一人の女性を巡り攻防戦を繰り広げるわけではなく
文明人らしいもっと静かな方法で決着を試みています。簡単に言えば
「チャンスを一回やるから、それで無理だったら手を引いてもらおう」という大人な解決策でございます。
死去した存在である者に対して寝取りを宣言し実行する(ただ、実際は惚れた女性が未亡人だっただけで)
今作品により「未亡人と結ばれたらあの世で浮遊している元旦那には寝取りと感じられるのだろうか」という
自分史上にはかすめもしなかった全く新しい破天荒な視線を発生させることができました。
「女房が幸せならそれでいい」や「そもそも死後の世界等あるわけがない」という根本を否定する意見もありそうですが
とにかく作者の一隻眼には驚愕した。この設定により「旦那VS馬の骨」と「死者VS命ある者」二つの構図を一度に味わえるのだから。
幽霊設定で既存設定にゆがみを生じさせ視聴者を引き付ける。自分もこの旦那が幽霊であることに深い興味を覚え、最終和まで鑑賞する原動力となった。
しかし、初めの方こそ表現や関係性が明白で単純にみていられたのだが、中盤以降の後半部分になると遠回しな暗喩表現が多く皮相の見しか持たぬ自分には一知半解且つ冗長に感じられ「んで、結局どーなのよ」とせかす気持ちに軍配が上がり前半ほど楽しむことがかなわなかった。
けれど、ラストは明確な選択とはっきりしたまとまりを見せてくれたのでほっとしています。このエンドが原作通りなのかは自分のあずかり知らぬところです。
声優起用・演技ともに欠点はなく、作画も俗にいう神回はないものの常時安定した動きを見せてくれました。
各登場人物の過去も掘り下げられてますので物語に浸かれる深さが確保されています。
言えば、主人公の現在の立ち位置、学生なのかそれともプータローなのかそこら辺を紹介してもらいたかったです。
寝取り寝取られの愛憎劇は自分の早とちりでした。ノイタミナ枠に相応しい「ノンエロス・イエスCEROA」作品。
つまり、逆を言えば深夜のノイタミナ枠でなくとも放映できそうな内容であります。
今期は何やら豊作だったようであまり知名度が上がらず埋もれてしまった作品ですが、決して駄作ではありません。愛憎劇とはまた違った女性の葛藤を見ることができます。
ヒロインがむしろ主人公なところもあるので、特に女性なら男性よりも肩入れして見れる分おすすめですかな。
一般人が見そうなとれんでぃドラマっぽいものをアニメ化すりゃいいんじゃね!
そんな単純思考で作られたアニメ
通常のドラマは「凡庸な主人公」でも演じる人が凄まじい倍率を勝ち抜いた
「非凡な役者」だから何とか成立している
ただの「絵」で感情移入させるには、それ用の手練手管が必要なのだ
この作品は主人公が何をやってて、どう生活して何を食ってて、どんな人なのかもロクに描写されない
ただヒロイン的な女に惚れるだけの存在の時点で感情移入しようがない。(羽海野○カ氏のアニメが受け入れられたのはそこを重視してるから
だから普通の視聴者もこれは見ないでしょうね
個人的に素直な感想を書かせてもらいます。
まず、私はまったく予備知識無く作品を観ました。
そこで第一話にすっかり心を鷲掴みにされたんです。
ネタバレはしたくないし、私も今後最終回を見守るまで原作は我慢しておこうと思っているので、内容には触れません。
でも、30代独身の私にはたまらなく切なく、愛おしさを感じる作品です。
単純な恋愛物とは全然違います。アニメ的要素も多分に含まれているので、実写にするのは難しいでしょう。
声を当ててる方たちのナチュラルな演技もすばらしいです。
つぶやき、ささやき、独白、全てが良い意味でチカラを抜いて話していて真実味があります。
DVD発売を知って、ガンダムユニコーン以来、買ってしまおうと思っている私にとっては貴重な作品です。
アニメにありがちな現実離れした思考回路の人物はおらず、葉月・六花・島尾それぞれに共感できる、だからこそ切ない。
とても人間味のある登場人物ばかりで、ふとした呟きや心の声に共感し、はっとさせられます。
すべてのキャラを愛しいと思えるような、素晴らしい作品だと思います。
また、手や花の描写がとても繊細で、丁寧に作られている作品なのだと感じました。
葉月役の中村悠一さんは二枚目役や熱い役も出来ますが、こういった平凡な役もよく似合っているように思います。(同時期の氷○の影響もあるかもしれませんが…。)
他の声優さんの演技も心にすっと沁みる好演です。