「孤高の英雄」以来全く聴いてなくて、名前だけ覚えていました。
エレカシ目当てで行った今年の夏フェスで、ふらりと観たフラカンのライブに完全にやられてしまいました。
本アルバムに収録されている「ロックンロール」をそこで初めて聴き、不覚にも・・・というか、なぜか自然に泣けて来てしまった。
その時、秋に出るというこのアルバムを買おうと決めました。
40代を過ぎた彼らが落ち着いてしまうことなく、こんなロックを作り続けている事が、同世代のロック好きとしてとにかく嬉しい。
高みに行き過ぎることなく、地べたに近いところで我々の心に語りかけているところも本当に有り難い。
ロマンチック過ぎず、現実的過ぎず、楽天的過ぎず、悲観的過ぎず、難しくないけれど決して薄っぺらではない、その丁度良い感じが、私にはとても心地良いのです。
歌詞が直接心に届きます。何も考えなくても。
サウンドはとにかく飛び跳ねたくなります。
聴いていると、元気になります。
フラカンは、とても素晴らしいロックバンドだと思います。