太古の昔のセイバートロン星では、創造神プライマスと邪神ユニクロンの巨大な神たちが戦いを繰り広げていました。
プライマスはユニクロンを倒すため、12人の最初のトランスフォーマー「プライム」を生み出し戦いに勝利します。 ユニクロンは宇宙に追放され何億年も眠り続ける事となります。
その間にユニクロンは地表に覆われ、その上ではトランスフォーマーとは違う進化を遂げた有機生命体が繁栄していました。彼らは自分の星を「地球」と呼ぶのでした‥
まさかのユニクロン=地球!!
G1オリジンのユニクロンは、星にトランスフォームする最強最大のトランスフォーマーでした。 「星帝」の二つ名で呼ばれ、星喰い星の誰もが恐れる宇宙の厄災のような存在です。
プライム版では、セイバートロンに伝わる神話上での荒ぶる神にされています。 長年の間に地球と化したユニクロンは復活を遂げようとしますが、それは地球上の生物の絶滅を意味します。
今回の商品のガイアユニクロンはユニクロンの姿を模した複製品で、岩や土で形成されたゴーレムのような存在で何体も同じ物が登場します。ユニクロン復活を阻止しようとするトランスフォーマーの前に立ちふさがります。
商品のロボットモードは非常に再現度が高いです。 劇中同様、岩の様なモールドもあり、今までの商品とは違った趣です。
可動は全体的に良いですが、足首だけは固いうえ、軸可動なので踏ん張りポーズはむずかしいです。
ひじ、ひざももう少し動けばよかったかもです。
岩っぽい右手は縦の分割されているので、割って両手に着けることができます。右手の鍵爪はそれ自体がアームズマイクロンになっています。 また、顔はすごく小さいにも関わらず、シャープで細かく造形されています。
色は宣材写真はメッキでピカピカでしたが、実際はそれほどハデではなく、緑のメッキはオミットされていました。しかし、こちらの方が劇中に近くて個人的には好みでした。
そして、ビーグルモードはスペースクルーザー。 宣材写真でお気付きの方も多いと思いますが、顔に相当する部分があり、
「ユニクロンの頭」を思わせる形状をしています!
G1オリジンのユニクロンは、サイバトロン叡智の結晶、マトリクスの力で倒され体は爆散します。しかし、首だけは休眠状態になり衛星の様に宇宙をさ迷います。
これはそのオマージュになっています。(劇中、ガイアユニクロンは変形しないので玩具オリジナル変形ですが。)何とも心憎いツボを押さえています。
オプティマスとメガトロンに合体出来るとの事ですが、私は両方もっていないので確認していません。
もっとも劇中、ユニクロンはオートボットとメガトロンと両方と対立するので、何故合体するのか、良くわからないですが‥。
でも、合体ギミック自体はプレイバリューとして楽しそうですね。
アームズマイクロンのボグはモグラからクローに変形します。ガイアユニクロン同様、全体的に岩を思わせる形状をしています。 また、クロー状態はユニクロンの左手そのものなので、今までのアームズマイクロンより重要度が高いです。
ユニクロン自体、商品化の機会が少なくこのギミック、完成度は中々のものです。 またマニア心のツボもしっかり押さえています。
放映中のトランスフォーマープライム自体が面白いので、自然とオモチャにも手が伸びてしまいます。困ったものです。(笑)
品番 | AM-19 |
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個数 | 1 |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
対象性別 | 男性 |
メーカー推奨年齢 | 5歳以上 |
発売日 | 2012/9/29 |
商品モデル番号 | AM-19 |
製品サイズ | 20.32 x 12.07 x 22.86 cm; 439.98 g |
ASIN | B008XCPKI4 |