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ロマンティック・ソナタ~プレイズ・フランク、ブラームス、R.シュトラウス
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曲目リスト
1 | ヴァイオリン・ソナタ イ長調 I.Allegretto Ben Moderato |
2 | ヴァイオリン・ソナタ イ長調 II.Allegro |
3 | ヴァイオリン・ソナタ イ長調 III.Recitativo-Fantasia:Ben Moderato |
4 | ヴァイオリン・ソナタ イ長調 IV.Allegretto poco mosso |
5 | ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100 I.Allegro amabile |
6 | ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100 II.Andante tranquillo;Vivace |
7 | ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100 III.Allegretto grazioso(quasi Andante) |
8 | ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18 I.Allegro,ma non troppo |
9 | ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18 II.“Improvisation”:Andante cantabile |
10 | ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18 III.Finale:Andante;Allegro |
商品の説明
内容紹介
2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門で優勝したヴァイオリニスト、神尾真由子による2年ぶりの新録音。コンクールから早くも5年の歳月が経ち、精力的な演奏活動を続ける神尾の今の充実ぶりを封じ込めたアルバムで、19世紀末に、ベルギーのフランク、ドイツのブラームスとR.シュトラウスという、後期ロマン派の流れを体現していた作曲家3人が作曲したヴァイオリン・ソナタ3曲を収録。いずれもヴァイオリニストの基本中の基本的な演奏レパートリーであると同時に、1880年代に書かれていることでも共通点を持つ。フランコ・ベルギー派の大曲であるフランク、後期ロマン派の爛熟の極みともいえるR.シュトラウス、そしてそれら2曲とは対照的な密やかなロマンティシズムを湛えた佳曲であるブラームスの第2番と、それぞれの作品の特徴が他とは際立って異なっている点も聴きどころである。
共演者は神尾と同じ2007年のチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位に入賞したロシアのピアニスト、ミロスラフ・クルティシェフ。技巧派で知られ、神尾とのリサイタル・ツアーなどで日本を訪れている。
メディア掲載レビューほか
ヴァイオリニスト、神尾真由子の2年ぶり(2012年時)の新録音アルバム。精力的な演奏活動を続ける神尾の充実ぶりを封じ込めた作品。19世紀末に、ベルギーのフランク、ドイツのブラームスとR.シュトラウスという、後期ロマン派の流れを体現していた作曲家3人が作曲したヴァイオリン・ソナタを収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14 x 12.6 x 1 cm; 99.79 g
- メーカー : SMJ
- EAN : 4547366069266
- 時間 : 1 時間 20 分
- レーベル : SMJ
- ASIN : B0090S4BGW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 174,080位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,863位室内楽・器楽曲
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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持ち前の情熱的な演奏にいっそう磨きがかかった珠玉のソナタ集。
とくにR. Straussのソナタの2楽章は、
若い頃の胸が苦しくなるような憧れの気持ち、
そんな気持ちを思い出させてくれて、
何度でも聴き返したくなる。
技術と情熱に気品と繊細さが加わり、
今後がますます楽しみである。
最初のフランク「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」の伸びやかで艶やかな音色に魅了されることでしょう。チャイコフスキー国際コンクールでの優勝から5年の歳月が流れたのを実感する成熟ぶりにまず驚きました。
レガートの美しさ、高音の煌めき、息の長いフレーズ作り、そして最弱音から強音までのダイナミックレンジの幅広さ、どれをとっても1級品で、若くして大家の雰囲気が漂っているのは成長の証でしょう。
第1楽章は彼女の端正な演奏を聴かせてもらいました。
第2楽章の情熱的なフレーズの表現は彼女の魅力を如何なく発揮しており、楽々と弾きこなしています。
ピアノ伴奏のミロスラフ・クルティシェフは、どのようにでも表現できる多彩さと大きな包容力を感じさせるピアニストでした。神尾真由子と同様に、2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクールで最高位に入賞したという実力を知ったのですが、ヴィルトオーゾと言えるヴァイオリンとピアノの応酬が心地よく響きます。収録時は27歳で、この若い2人の魅力的な達人たちによる日本でのコンサート・ツアーは実に素敵な演奏会だったことでしょう。
ブラームスも悪くはありませんが、少し渋い選曲だと思いました。ロマンティックな演奏でしたが、彼女の持ち味であるもう少しケレン味たっぷりな演奏を期待しました。表現力の大きさと激しさが彼女の特質でしょうから。
圧巻はR.シュトラウスの第3楽章でした。彼女の本来持っているダイナミックさと才能の煌めきが詰まっています。実に挑戦的で、意欲的でした。重厚感はミロスラフ・クルティシェフの支えが功を奏し、音の幅が違います。
音が飛び交うような技巧的な箇所や、早いパッセージは、神尾真由子の名刺代わりの演奏と言えるでしょう。録音(2012年8月30日〜9月3日)状態も良く、音の粒立ちは申し分なく、ダイナミックレンジも相当なものでした。4分前後から演奏は佳境に入ります。彼女の何かに挑むかのような奏法の迫力はリスナーを虜にすることでしょう。
6分を越えると大団円に向けて、ピアノもヴァイオリンも火を噴いたような激しさで迫ってきます。決して我を忘れてという境地ではなく、空中分解寸前の激しさのような際どさが実に魅力的に映りました。