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白い巨塔 [DVD]
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フォーマット | ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト, ドルビー |
コントリビュータ | 小川真由美, 田村高廣, 滝沢修, 山本薩夫, 田宮二郎, 東野英治郎, 船越英二 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 30 分 |
「カラオケ行こ!」Blu-ray & DVD 予約受付中
8/7発売。Amazon.co.jp限定特典はクリアしおり&ポストカード付き。現在特集ページでは岡聡実役の齋藤潤さんからのコメント動画を公開中! 特集ページをチェック
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商品の説明
誤診という名の殺人! 田宮二郎主演、医学界の腐敗を暴く巨匠・山本薩夫渾身の大作。人の命を救うはずのメスが、野望のためにみがかれる! 医学界の封建的な人間関係、派閥抗争などを、野望に燃える浪速大学医学部第一外科助教授、財前五郎を中心に描く。監督:山本薩夫 原作:山崎豊子 脚本:橋本忍 出演:田宮二郎 小川真由美 東野英治郎 滝沢修 船越英二 田村高廣 特典●特報 ●予告篇 ©1966角川映画
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83 g
- EAN : 4988111288783
- 監督 : 山本薩夫
- メディア形式 : ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト, ドルビー
- 時間 : 2 時間 30 分
- 発売日 : 2012/10/26
- 出演 : 田宮二郎, 小川真由美, 東野英治郎, 滝沢修, 船越英二
- 言語 : 日本語 (Mono)
- 販売元 : 角川書店
- ASIN : B0093T4DZW
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,985位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 507位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月9日に日本でレビュー済み
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財前五郎役は唐沢版と岡田版をみましたが、田宮財前は圧巻です。当時の年齢はおそらく30代と思われますが、野望まるだしでふてぶてしさ?は圧巻です。見て損はありません。お勧めしたいです。
2023年11月2日に日本でレビュー済み
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白い巨塔のような、どろどろとした、且つ政治が核となる作品は、観る人を惹きつける力が凄まじい。登場人物各々の魅力が画面を通じ大いに伝わってくる。
恋愛映画ばかりが公開される近頃、作品の味わいというものを失ってしまったのではないか。
恋愛映画ばかりが公開される近頃、作品の味わいというものを失ってしまったのではないか。
2023年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この古い映画は、ある層にはアナクロに、古く感じられるのかも知れません。ですがそれは、この映画には本来古さが潜んでいる、この映画製作時に於いても古い物、古くから在るものに目を凝らす為の映画なのだからと思うのです。
例えば音楽、BGMとして聴かれるそれはまるで時代劇かの様な、深刻さが内包されている様に思うのです。画面の多くは中高年同士の下世話な権力ゲームにおける会話が大半を占めるにせよ、それは戦争などではなくポストを巡る闘争にも拘らず。例えば現在のテレビ・ドラマは権力闘争などにコミカルさを必ず挟み込む、視聴者や観客が一段上から見下ろす感覚を失わせない為に、視聴者や観客のコンプレックスを刺激しネガティヴな反応を生まない為に。ですがこの作品は、例えば石山健二郎の下品な振舞に笑いの感覚が発生しても、それを深刻な問題としてとらえ直すような意図をBGMは果たしています。
この映画に出てくる人物はデフォルメされた、大袈裟な印象を生みます。権威主義、出世主義、小心者、科学主義、理想主義、ですが皆欠点があり、事態を解決に導くには個人としては決定的な武器を持たない。縦型の権力構造と相互依存に基づく組織維持、これは江戸時代から明治期を経て保たれてきた社会の構造で、時代劇的なBGM、総回診の画面作りなどは、製作当時のおける現在の医療現場がそうした古い構造をモデルとして見せるには新しいサンプルだったのだと思われるのです。出てくる人物は皆中高年で、田宮二郎だけが若さ、エネルギーが有る為に異分子的に見える。ですが田宮は老人たちに頭を下げ続けなくてはなりません。ストーリーの進行上段々を牙を抜かれて行く印象が有るのです。それは男性間の問題で、敵対しつつも同じシステム内の人物を完全に貶めない、融和的な余地を残すのです。
田宮は愛人がいます。小川真由美は田宮のコンプレックスを見抜いている。母子家庭の地方出身の経済格差、婿養子入りによる経済的優位性と内実よりレッテルを優先させなくてはならない余裕の無さ、多くの他者に嫌われる性格、そしてそれらを凌駕する医師としての技術の高さと行動力。小川はそうした欠点を刺激しながら性的に同格となる事で、自身の権力欲を満足させる。この小川と対照になるのが藤村志保です。彼女は最初から田宮を嫌悪し、それを田村高廣に告げる。田村の不幸を予言し、父親の東野英治郎を批判する。これは彼女が理想主義的ではあるが、男性間の権力構造には介入できない、言葉だけの存在で有る事を示すのだと考えられます。権力に対し影響力を持つ為には小川の様に性的でなくてはならないのです。故に彼女は独身を守る。
映画は前半選挙、後半裁判と言う医療とは少し離れた領域を巡るものです。その2局面は当事者だけでは物事を都合良く決定できないゲーム性が有り、それは明治以降欧米から持ち込まれた方法ではあります。ですが結果は権力の構造を変化させることは無いと言うストーリーになっています。田宮の勝利は、前半対立した滝沢修のよりその大きな声音、大きな権威、中央性によって補完された事になっています。その上で東野の回診を反復する。
ある意味悲喜劇的アンサンブルとしては完成されたものではあるはずなのですが、ここで観る笑いには嫌悪が潜んでいます。それは女性の視点、女性の限界が自覚されているからではないかなと。ですが映画の製作者はそれを本当に理解していたのかはBGMの深刻さと、藤村志保の深みの無さから疑問に感じます。
藤村志保は働いていない、働く女性は看護師か芸者ばかりなので、この映画で見る社会は半世紀以上前の日本であることは間違いないのです。そして彼女たちの内面がフォーカスされることが無い事だけは明らかなのです。
全く関係ありませんが田宮二郎の演技には、ますだおかだの岡田圭右の話術を連想させるところが有るなと感じ、ちょっと集中できなかったことを告白します。
例えば音楽、BGMとして聴かれるそれはまるで時代劇かの様な、深刻さが内包されている様に思うのです。画面の多くは中高年同士の下世話な権力ゲームにおける会話が大半を占めるにせよ、それは戦争などではなくポストを巡る闘争にも拘らず。例えば現在のテレビ・ドラマは権力闘争などにコミカルさを必ず挟み込む、視聴者や観客が一段上から見下ろす感覚を失わせない為に、視聴者や観客のコンプレックスを刺激しネガティヴな反応を生まない為に。ですがこの作品は、例えば石山健二郎の下品な振舞に笑いの感覚が発生しても、それを深刻な問題としてとらえ直すような意図をBGMは果たしています。
この映画に出てくる人物はデフォルメされた、大袈裟な印象を生みます。権威主義、出世主義、小心者、科学主義、理想主義、ですが皆欠点があり、事態を解決に導くには個人としては決定的な武器を持たない。縦型の権力構造と相互依存に基づく組織維持、これは江戸時代から明治期を経て保たれてきた社会の構造で、時代劇的なBGM、総回診の画面作りなどは、製作当時のおける現在の医療現場がそうした古い構造をモデルとして見せるには新しいサンプルだったのだと思われるのです。出てくる人物は皆中高年で、田宮二郎だけが若さ、エネルギーが有る為に異分子的に見える。ですが田宮は老人たちに頭を下げ続けなくてはなりません。ストーリーの進行上段々を牙を抜かれて行く印象が有るのです。それは男性間の問題で、敵対しつつも同じシステム内の人物を完全に貶めない、融和的な余地を残すのです。
田宮は愛人がいます。小川真由美は田宮のコンプレックスを見抜いている。母子家庭の地方出身の経済格差、婿養子入りによる経済的優位性と内実よりレッテルを優先させなくてはならない余裕の無さ、多くの他者に嫌われる性格、そしてそれらを凌駕する医師としての技術の高さと行動力。小川はそうした欠点を刺激しながら性的に同格となる事で、自身の権力欲を満足させる。この小川と対照になるのが藤村志保です。彼女は最初から田宮を嫌悪し、それを田村高廣に告げる。田村の不幸を予言し、父親の東野英治郎を批判する。これは彼女が理想主義的ではあるが、男性間の権力構造には介入できない、言葉だけの存在で有る事を示すのだと考えられます。権力に対し影響力を持つ為には小川の様に性的でなくてはならないのです。故に彼女は独身を守る。
映画は前半選挙、後半裁判と言う医療とは少し離れた領域を巡るものです。その2局面は当事者だけでは物事を都合良く決定できないゲーム性が有り、それは明治以降欧米から持ち込まれた方法ではあります。ですが結果は権力の構造を変化させることは無いと言うストーリーになっています。田宮の勝利は、前半対立した滝沢修のよりその大きな声音、大きな権威、中央性によって補完された事になっています。その上で東野の回診を反復する。
ある意味悲喜劇的アンサンブルとしては完成されたものではあるはずなのですが、ここで観る笑いには嫌悪が潜んでいます。それは女性の視点、女性の限界が自覚されているからではないかなと。ですが映画の製作者はそれを本当に理解していたのかはBGMの深刻さと、藤村志保の深みの無さから疑問に感じます。
藤村志保は働いていない、働く女性は看護師か芸者ばかりなので、この映画で見る社会は半世紀以上前の日本であることは間違いないのです。そして彼女たちの内面がフォーカスされることが無い事だけは明らかなのです。
全く関係ありませんが田宮二郎の演技には、ますだおかだの岡田圭右の話術を連想させるところが有るなと感じ、ちょっと集中できなかったことを告白します。
2023年10月6日に日本でレビュー済み
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続白い巨塔も見たかった。昔見たけれどもう一度見たい。
2023年8月7日に日本でレビュー済み
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結末が気に入らないという人もいるかもわからないが大変現実的かと。田宮二郎は仕掛け人も良かった。惜しい人だ
2023年2月26日に日本でレビュー済み
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ぶっちゃけ2時間ちょっとでまとめるには無理がある
のですが上手にまとめてあると思いました。
本作があってこそ、後のTVシリーズが洗練されてより
素晴らしい物になったのかなとも思います。 原作が
良いからホントのめり込みます(最終TVシリーズを除く)
のですが上手にまとめてあると思いました。
本作があってこそ、後のTVシリーズが洗練されてより
素晴らしい物になったのかなとも思います。 原作が
良いからホントのめり込みます(最終TVシリーズを除く)
2023年3月2日に日本でレビュー済み
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Very good story
2023年9月18日に日本でレビュー済み
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古い映画だが、田宮二郎と小川真由美の演技が抜群によい。原作の雰囲気をよく出している。
手術シーンも迫真!
ただ、第1審の終わりまでを1つの映画にまとめているので、早回し感があるのは否めない。
つぎはTVドラマ田宮二郎版をみたい。
手術シーンも迫真!
ただ、第1審の終わりまでを1つの映画にまとめているので、早回し感があるのは否めない。
つぎはTVドラマ田宮二郎版をみたい。