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ノスタルジア (双葉文庫) Kindle版

3.7 5つ星のうち3.7 68個の評価

平野繭子はかつて、親子ほど年の違う妻子ある作家・仙波雅彦と愛し合っていた。彼の突然の死から15年──。彼女の前に雅彦の息子を名乗る人物が現れる。父親と生き写しの彼に衝撃を受けつつも徐々に惹かれていく繭子。そして物語は思いもよらぬ結末が……直木賞作家が描く、耽美で幻想的な世界が堪能できる一冊。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

小説家の死から15年。孤独と寄り添いながら生きる女のもとに、彼の息子から手紙が届く。小説家とよく似た息子は、彼女の封印されたはずの記憶の扉を開いていくが。『小説推理』連載に加筆。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B009A71N00
  • 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 (2002/12/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/12/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 307 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 268ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 68個の評価

著者について

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小池 真理子
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1952(昭和27)年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。

1996(平成8)年に『恋』で直木賞、1998年に『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年に『虹の彼方』で柴田錬三郎賞を受賞した。代表的な長編作品に『狂王の庭』『虚無のオペラ』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『ストロベリー・フィールズ』がある一方、短編の名手としても知られ、『水無月の墓』『夜の寝覚め』『雪ひらく』『玉虫と十一の掌篇小説』といった短編集も多数発表している。また、エッセイ集に『闇夜の国から二人で舟を出す』などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
68グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年1月13日に日本でレビュー済み
大好きな本の一つです。
幻想なのか現実なのか、

存在しないのに、存在する場所に行くあの
文章がとても素敵。
読んでるだけで、映像として頭に鮮明に想像出来る。

同じような恋をしていたからかもしれない。
何気ない生活の中の言葉や言い方。

この本の人間がかわす会話は、

とてもリアルだ。

幻想であるはずなのに、だからこそ
その中でのリアリティが生々しい。

自分の今までに一致するたくさんの描写。
実際に経験しなきゃ分からないだろうと思う

小池真理子さんってどんな恋を今まで
どんな人としたのかしら・・・って
知りたくて、詮索したくなる。(笑)

自分自身が感じなければ表現できないであろう
些細な描写。言い方。雰囲気。
何もかもグッサリ曝け出して
小気味ヨイほどリアルで。艶かしい。

ノスタルジックなあの幻想の数々の料理屋も
家も建物、そして恋したお互いが全てであった
その人も。

アリはしないもののに温度や空気、
湿度、そういったリアリティーを
読み手に温度として感触として伝えてくる。

文字のぎっしりつまった紙の束でしかない
本の中からそうした感触がリアルに感じる。

勿論、それは幻想なのだけれど。

本来あるものではないものに、五感を刺激させてしまう文章に腑抜け・・・です。。

無いものに質感を感じるとれたから。
見事だと思う。

儚さ、や、終わり、や、生、死、

その持つ意味を知っているから恋することが
とても素敵なんだと。輝くのだと。

この人の書く本にはいつもそんなものを感じる。

終わりがあるからこそ輝けるものなんだということ。

作者は女であることを本能でその性を堪能しているんだろうなぁ・・・って思ったりもする。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は面白くて、現実感があったのに、後半からファンタジーになったから、さーって読み飛ばしました!
別にファンタジーじゃなくて現実で良かったのに!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公たる妹は奔放に生きて、不倫上等、仕舞いには元彼の息子の亡霊と恋をする。

一方その姉は一家を守る事に固執し、男を避け、四十後半まで独り身を通す潔癖な女。

姉はボンキュッボンのグラマーなエロい身体をした処女。妹に対しては不義を罵り、常に嫌味を云いつつ、家に戻ってくる事を強要しようとしている。
一方の妹は、その姉を煙たがりつつも、家を捨てられず、実家に度々訪れながらも近所に一人で住んでいる。

面白いのは、奔放な妹の体形には一度も触れずに、潔癖な姉の体形には度々触れて、巨乳だの巨尻だのウエストは細いだの、様々に表現されていて興味深い。それだけエロい身体をしつつも処女なのがまた面白い。

ただ、お節介の度を越した姉を、拒絶しない妹に不自然さを感じた。普通なら縁を切っているレベル。

恋愛モノかと思いきや、幻想怪奇な物語であったのも記しておかねばならない。

死者とか霊とかの話が好きで無い方は、やめておいたほうが吉。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月27日に日本でレビュー済み
ファンタジー小説とは知らずに、普通の恋愛物語かと思って読み始めました。俊之の手紙の文章や、会った後の言動がウザくキモくて、こんな男に恋する女性が本当にいるのか?と思っていたのですが、そもそも俊之は幽霊で普通の人間ではなかった、ということで納得しました。結局、最もウザいと思っていた千春が一番まともな人だったんですね。それでも、繭子と俊之の感情描関係や、ラストシーンの幻想的な描写には引き込まれるものがありました。全体的にはおもしろかったです。
2017年8月26日に日本でレビュー済み
この方の作品をそれほど読んではいないのですが、この内容なら半分の長さでいい、と感じました。この作家さんのさくひんを読むなら短編のほうが良いのではないかな?かなり前半でオチも分かってしまいましたし…;
文章は美しく、丁寧で、映像が思い浮かんでしまうほどですが、私はどこかに「お粗末さ」を感じてしまいました。
なんだろう?生命力というか「命」のもつカオスが感じられないというか…性と死を書くのなら、「生」も書いて欲しかった。この作家さんは死の美しさは書けても「生」の躍動は書けないのではないだろうか?と思ってしまいました(えらそうですみませんが;)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小池真理子さんの作品はあまり読んだ事が無かったのですが「夏の吐息」を読んで面白かったので、帯の後ろで紹介されていたこの本を購入しました。
冒頭から風景がまるで映画を見ているように浮かんできてあっという間に引き込まれました。
最終的には「あぁ、やっぱりそう言う事だったのか。」と言う感じの終わり方ですが、ゆっくりとした時間の流れのようなものが心地よくて、時を置いてしばらくしたらもう一度読み返すだろうなぁと思うほどハマッてしまいました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月25日に日本でレビュー済み
初出 単行本 2000

解説では幻想恋愛小説とある。小池さんの作品では珍しく犯罪の匂いがない。ただ登場人物が早く死んだりはするが。
幻想の意味はネタばれになるので控えるが、異界との逢瀬とでもいうのだろうか。
いつもながら小池さんの状況描写と心象表現は読者を作品に引き込む。
人が死なないので、安心してある意味読み終えると事が出来た。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これもkindle本で読んだのですが、一気に読んでしまいました。おもしろかった!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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