「おれは金はもってないけれど、金はつくるよ」この言葉は、本田技研の創設者たちの夢と情熱、そして未来への信念を象徴しています。本書では、本田宗一郎と藤沢武夫氏が戦後の混沌とした時代に、どのようにして一つの小さな町工場から世界をリードする企業へと本田技研を成長させたのかが紐解かれています。
本書に描かれる藤沢氏は、五木寛之氏に「きわめてまれな上質の、それも最上質の人間族の長老のような人物」と評される存在。彼は経営の舵取りを務めながらも、本田宗一郎と共に技術の精進を追求し、“世界のホンダ"を築き上げた。本書では、彼の生き様と経営理念が初めて明らかにされます。
藤沢氏と本田宗一郎の合力によって、本田技研はただの企業でなく、社会的責任を果たす存在となりました。彼らのビジョンは単に利益を追求するのではなく、持続可能で意義あるビジネスを築くことにありました。彼らの歩んだ道は、経営者やビジネスパーソンたちにとって貴重な教訓となり得るでしょう。
本書は、情熱と愛情、そして知恵が織りなす、人生とビジネスの指南書です。これを読むことで、私たちは情熱的なビジョンを持ち、無限の可能性を追求する力を得ることができます。本田技研の創設者たちの精神は、現代のビジネスマンたちにとって、希望と勇気、そして未来への道標となることでしょう。
Kindle 価格: | ¥509 (税込) |
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経営に終わりはない (文春文庫) Kindle版
ピラミッド型の会社組織にしない、自社独自の製品を作る、エキスパートを陽のあたる場所に出す、一企業の枠を超えて社会的責任を負う――戦後の混乱の中、天才技術者本田宗一郎とコンビを組み、経営を一手に引き受けて本田技研を世界的な企業にまで育て上げながらも、裏方に徹して表に出ることのなかった藤沢武夫が、自らの半生を振り返って書き記した経営理念。長引く不況、企業の不祥事が相次ぐ今だからこそ、経営とは何かを見つめなおすビジネスマン必読の書!
- ISBN-13978-4167130022
- 出版社文藝春秋
- 発売日1998/7/10
- 言語日本語
- ファイルサイズ858 KB
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登録情報
- ASIN : B009DECY5S
- 出版社 : 文藝春秋 (1998/7/10)
- 発売日 : 1998/7/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 858 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 192ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 40,682位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 15位自動車・機械
- - 49位車・バイク (Kindleストア)
- - 790位文春文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月24日に日本でレビュー済み
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2022年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本田宗一郎とともにホンダを作りあげた経営者の回顧録。女性観やコンピュータ観などさすがに古めかしいところもあるけれど、今にも通じる話の方が圧倒的に多い。
技術のことは本田に任せ著者は口を出さないかわりに、経営については本田は口を出さない、ある時期からはあまり話もしなかったけれどお互いにツーカーの仲であるという関係が25年間も続いた理由は色々あろうが、著者が「だれかをとっつかまえて、いっしょに組んで自分の思い通りの人生をやってみたい」「だれかの鞄持ちをして、なんとかその無名の人の持っている才能をフルに生かしてあげたい、というのが夢だった」というように、補佐的な役割を良しとしていた点が大きいのだろう。社長が2人でも、副社長が2人でも会社経営は難しかろう。
何ともかっこいいのは、二人三脚が始まって25年後に著者が会社を退こうとすると、本田も「おれもだ」と言って一緒に去ったというところ。2人とも権力とか地位にこだわらない人だったのだろう。
また「ホンダを早くやめてよかったと思うんです。……ちっとは昔のことを知っていると、ついいってみたくなる。それで恥をかくのは情けないです」というあたりの潔さもいい。ちょうど楠木建の著書で、社長や会長を辞めてからも相談役とか顧問とかで会社に残りたがる人々のことを読んだばかりだったので余計に印象深い。著者のような人は老害の対極にあると言えるだろう。
本田のエピソードでは、ヨーロッパの工場を見学してきた本田が「おれ、これ拾ってきたよ」とプラスの刻みの入ったネジを著者に見せたという話が好きである。
技術のことは本田に任せ著者は口を出さないかわりに、経営については本田は口を出さない、ある時期からはあまり話もしなかったけれどお互いにツーカーの仲であるという関係が25年間も続いた理由は色々あろうが、著者が「だれかをとっつかまえて、いっしょに組んで自分の思い通りの人生をやってみたい」「だれかの鞄持ちをして、なんとかその無名の人の持っている才能をフルに生かしてあげたい、というのが夢だった」というように、補佐的な役割を良しとしていた点が大きいのだろう。社長が2人でも、副社長が2人でも会社経営は難しかろう。
何ともかっこいいのは、二人三脚が始まって25年後に著者が会社を退こうとすると、本田も「おれもだ」と言って一緒に去ったというところ。2人とも権力とか地位にこだわらない人だったのだろう。
また「ホンダを早くやめてよかったと思うんです。……ちっとは昔のことを知っていると、ついいってみたくなる。それで恥をかくのは情けないです」というあたりの潔さもいい。ちょうど楠木建の著書で、社長や会長を辞めてからも相談役とか顧問とかで会社に残りたがる人々のことを読んだばかりだったので余計に印象深い。著者のような人は老害の対極にあると言えるだろう。
本田のエピソードでは、ヨーロッパの工場を見学してきた本田が「おれ、これ拾ってきたよ」とプラスの刻みの入ったネジを著者に見せたという話が好きである。
2022年12月11日に日本でレビュー済み
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元々、ホンダファンなのでとても良かったです。
2022年8月31日に日本でレビュー済み
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経営に終わりはない、というのはそのとおりと思う。
2021年10月5日に日本でレビュー済み
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直ぐに商品が届きました。すごく喜んでいます。
2019年3月21日に日本でレビュー済み
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本田宗一郎が「技術」、藤沢武夫が「経営」と棲み分けていたホンダの、その経営理念が詰まった一冊。
人と人との間を結びつける信頼や労わりあいの基本は家庭にあるということから、人間を判断する時にその人の家庭を見るという考え方が印象的だった。
「家庭を大事にしない人、奥さんを大切にしない男はだめです。芸術というものが人と人とのふれあいから生まれるものであるとすれば、家庭も芸術でなければならないし、経営も芸術だろうと思うんです。物ではなく心である、ロマンチストとしての私と企業経営との接点はそこにあるのじゃないでしょうか。」
人と人との間を結びつける信頼や労わりあいの基本は家庭にあるということから、人間を判断する時にその人の家庭を見るという考え方が印象的だった。
「家庭を大事にしない人、奥さんを大切にしない男はだめです。芸術というものが人と人とのふれあいから生まれるものであるとすれば、家庭も芸術でなければならないし、経営も芸術だろうと思うんです。物ではなく心である、ロマンチストとしての私と企業経営との接点はそこにあるのじゃないでしょうか。」
2019年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界のホンダといえば真っ先に本田宗一郎が思い浮かびますが、本書はその影の立役者とも言える
藤沢武夫氏の回顧録です。
「大社長の影に大番頭あり」とは良く言ったもので、大社長・本田宗一郎を支える形で、本田技研設立から
大躍進までを、文字通り大番頭として支えた記録です。
ともすれば情熱が先行して、暴走しがちな宗一郎氏をうまく舵取りしながら、ホンダという会社が
いかに大きくなったかが垣間見れます。
一般人が「ホンダ」といえば、今ではトヨタに次ぐ大企業という認識しかありませんが、その裏には
倒産の危機に瀕したり、リコールに悩まされたり波乱万丈の歴史があり、一貫して「諦めない姿勢」がDNAとして
刻み込まれた結果であることがよくわかりました。
また知られざる「鈴鹿サーキットの成り立ち」や「労働組合とのやり取り」など、各エピソードに
垣間見られることは「良心に従って誠実に行動した結果である」と理解しました。
最近のホンダはすっかり「すました優等生」になり、ともすれば面白みのかける企業になってしまったように
思えますが、その生い立ちは本田宗一郎氏と藤沢武夫氏の並々ならぬ情熱によって
「人として情熱とぬくもりのある企業」であったのです。
個人的には、会社が成長する過程で藤沢氏が銀座の事務所に篭り、各社の有価証券報告書からホンダのあるべき姿を
考えていた点や、不況の時に進んで投資を行ったこと、またインフレ時に他社が価格を上げる中、ホンダのみが
大量生産を増進し、価格を下げたことなどが印象に残りました。
私も知将・藤沢武夫氏を見習って、会社として大きな夢を叶えられるよう努力したいと主ます。
藤沢武夫氏の回顧録です。
「大社長の影に大番頭あり」とは良く言ったもので、大社長・本田宗一郎を支える形で、本田技研設立から
大躍進までを、文字通り大番頭として支えた記録です。
ともすれば情熱が先行して、暴走しがちな宗一郎氏をうまく舵取りしながら、ホンダという会社が
いかに大きくなったかが垣間見れます。
一般人が「ホンダ」といえば、今ではトヨタに次ぐ大企業という認識しかありませんが、その裏には
倒産の危機に瀕したり、リコールに悩まされたり波乱万丈の歴史があり、一貫して「諦めない姿勢」がDNAとして
刻み込まれた結果であることがよくわかりました。
また知られざる「鈴鹿サーキットの成り立ち」や「労働組合とのやり取り」など、各エピソードに
垣間見られることは「良心に従って誠実に行動した結果である」と理解しました。
最近のホンダはすっかり「すました優等生」になり、ともすれば面白みのかける企業になってしまったように
思えますが、その生い立ちは本田宗一郎氏と藤沢武夫氏の並々ならぬ情熱によって
「人として情熱とぬくもりのある企業」であったのです。
個人的には、会社が成長する過程で藤沢氏が銀座の事務所に篭り、各社の有価証券報告書からホンダのあるべき姿を
考えていた点や、不況の時に進んで投資を行ったこと、またインフレ時に他社が価格を上げる中、ホンダのみが
大量生産を増進し、価格を下げたことなどが印象に残りました。
私も知将・藤沢武夫氏を見習って、会社として大きな夢を叶えられるよう努力したいと主ます。
2021年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
町工場から、戦後の混乱期を経て、生き残り、成長し、世界企業へと羽ばたいたホンダ。
その成功の鍵は、従業員・経営者の「熱い心」や「あきらめない姿勢」「時の運」といったエンジン部分だけではなく、天才技術者・本田宗一郎氏と、名脇役にして天才経営者・藤沢武夫氏の両タイヤが、悪路を先陣を切って突き進んだ賜物と思い知らされました。
重役とは「未知への探求をする役」であって、決して「後始末ばかりしている掃除屋であってはならない」として、重役一同を大部屋に集めたシーンは、実感として心に突き刺さりました。
その成功の鍵は、従業員・経営者の「熱い心」や「あきらめない姿勢」「時の運」といったエンジン部分だけではなく、天才技術者・本田宗一郎氏と、名脇役にして天才経営者・藤沢武夫氏の両タイヤが、悪路を先陣を切って突き進んだ賜物と思い知らされました。
重役とは「未知への探求をする役」であって、決して「後始末ばかりしている掃除屋であってはならない」として、重役一同を大部屋に集めたシーンは、実感として心に突き刺さりました。
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M Wilson
5つ星のうち1.0
One Star
2017年4月5日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
this book was in Japanese and I did not notice it.....I don't read Japanese