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ニューヨークのとけない魔法 ニューヨークの魔法 Kindle版
- ISBN-13978-4167717223
- 出版社文藝春秋
- 発売日2007/2/10
- 言語日本語
- ファイルサイズ2553 KB
- 販売: 株式会社 文藝春秋
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商品の説明
抜粋
この本を読んだ文春文庫編集部の池延朋子さんが、「人間ってこんなふうに生きられるのだなあ、という思いでいっぱいになる」と言ってくれた。
「切ないような、どこかに何か大切な忘れ物をしてきたのに、その場所がどこなのか、忘れ物が何なのかわからないような焦燥感や、ずっと忘れていた十代の頃特有の胸が苦しいような甘酸っぱい感情が、読んでいるうちに胸をひたす」とも。
それはきっと、ここに登場する人たちの多くに、"子ども"の部分が強く残っているからなのだと思う。
日本では、小さな子どもでさえ、今をのんびり楽しんではいられない。早く大人になりなさい、とお尻をたたかれる。小学校高学年にもなると無邪気さは消え、妙に覚めていて、言うこともすることも自分たちの親のようだ。そして、大人たちは、ちょっと前までは自分たちも小さな子どもだったのに、体裁を整えることばかりに気を取られ、あの純粋さやひたむきさや素朴さをすっかり忘れてしまった。
この本が出版された翌年の九月、ワールドトレードセンターがまるで地面に吸い込まれていくように、一気に崩れた。その跡地にも、ニューヨークの人々の心にも、大きな深い穴がぽっかり空いた。
この本に登場する人たちの人生も変わった。
同時多発テロの翌月、ローズマリーが急死した。東京からニューヨークに戻る私たちのために、アパートに風を入れ、夕食を用意しておいてくれた、あの六十代の友人だ。癌に冒されていたことを、私を含め、家族以外、誰も知らなかった。その後、夫のジャックも、あとを追うように亡くなった。
「夫婦の会話」に登場するピーターは、医療ミスで首から下が不随となった。自分で食事も排泄も寝返りもできず、一生、車椅子の生活を強いられることになった。死にたいと思った、という。 でも、ユーモアと笑顔は今も変わらない。
大きな悲しみや苦しみもたたえた街なのに、ニューヨークは"子どもの魅力"を色濃く残したままだ。だから私は今また、飛行機に飛び乗り、この街がもっとも"子どもの魅力"に溢れるホリデーシーズンに、タイムカプセルに乗るように、私の中の"子ども"を取り戻すためにやってきた。
ニューヨークの魔法は、いつまでもとけない。
著者について
東京生まれ。青山学院大学卒、ニューヨーク大学大学院修士号取得。新聞記者を経て、ノンフィクション作家・エッセイスト。高校、大学時代に1年間ずつアメリカ中西部に留学し、1985年よりニューヨークに住み始める。今も、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続けている。
登録情報
- ASIN : B009DEDF06
- 出版社 : 文藝春秋 (2007/2/10)
- 発売日 : 2007/2/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2553 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 317ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 155,873位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,242位海外旅行ガイド (本)
- - 3,245位旅行ガイド・マップ
- - 7,180位歴史・地理 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
★「ニューヨークの魔法」シリーズ(全9巻、文春文庫)
第1弾『ニューヨークのとけない魔法』
第2弾『ニューヨークの魔法は続く』
第3弾『ニューヨークの魔法のことば』
第4弾『ニューヨークの魔法のさんぽ』
第5弾『ニューヨークの魔法のじかん』
第6弾『ニューヨークの魔法をさがして』
第7弾『ニューヨークの魔法の約束』
第8弾『ニューヨークの魔法のかかり方』
第9弾『ニューヨークの魔法は終わらない』
【岡田光世の公式サイト】
Website http://okadamitsuyo.com
Blog http://okadamitsuyo.com/blog
公式Facebook https://www.facebook.com/okadamitsuyo
YouTube https://www.youtube.com/user/crystalblueberry3
Twitter https://twitter.com/okadamitsuyo
Instagram http://instagram.com/okadamitsuyo
【プロフィール】
東京生まれ。青山学院大学卒、
ニューヨーク大学大学院修士号取得。
読売新聞米現地紙記者を経て、作家・エッセイスト。
高校、大学時代に1年間ずつ、アメリカ中西部に留学し、1985年よりニューヨークに住み始める。今もニューヨークと東京を行き来しながら、執筆を続けている。
★その他の著書
「奥さまはニューヨーカー」シリーズ(全5冊、幻冬舎文庫)
第1弾『奥さまはニューヨーカー』
第2弾『奥さまはニューヨーカー』See you later, alligator.
第3弾『奥さまはニューヨーカー』Shotgun Wedding
第4弾『奥さまはニューヨーカー』Nine Ninety-Nine
第5弾『奥さまはニューヨーカー』Going Home
「泣きたくなるほど愛おしいニューヨークの魔法のはなし」(清流出版)
「ニューヨークを探して」(大和書房)➡加筆、文庫化『ニューヨークの魔法をさがして』(文春文庫)
「ニューヨークが教えてくれた幸せなことば」(中経出版)➡加筆、文庫化『ニューヨークの魔法のことば』(文春文庫)
「ニューヨーク日本人教育事情」(岩波新書)
「アメリカの家族」(岩波新書)
「タイツ男の非日常英会話」(幻冬舎)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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しれない。NYのエピソードも、NYにいれば日々体験する事で特に珍しいものではないが、これもNYを
知らない人には楽しめるかもしれない。シリーズらしいが、名だたるコラムニストが書いたNYのコラム/
エッセイに比べると深い情感というものがなく、独りよがりな面もあり、リピートして読もうとは思わない。
さくさくっとポテトチップス一枚の軽さ。軽いがこころに染みる話も多い。
時々ビターな味だったりする。これがまたいい。この本に出てくるニューヨーク人の
優しさは、逆にニューヨークで暮らすことのきびしさを感じさせる。多くの人種が
おりなす大都会ではきっと文化の衝突も多いのだろうと思う。
だからちょっとした一言がこんなにもこころをなごませてくれる。
それぞれのエピソードにしゃれた英語の言い回しが添えてある。
こんなのをinteresting and instructiveと言うんだろうな。
最近子供たちから、英語で昼食はランチ、夕食はディナーと簡単なのにどうして
朝ごはんはブレックファーストと難しいのと質問されて答えることができなかった。
この本を読んで、ブレックファーストとはfast(断食)をbreak(破る)ことだと
教えられた。勉強になった。
日本でも気さくな外国人観光客の方たちに道を尋ねられ、拙い英語で焦って応対してしまう私ですが、この本を読んでいたら、観光客の皆さんがニューヨーカーでなくても笑顔で様々なお礼を言ってくれた姿を思い出したりして、案外身近な所にも素敵な事はあるなぁと改めて感じました。岡田氏のように気の利いた言葉が使えたら楽しいだろうなぁと思います。
この本は、ショートストーリー仕立てな所がいいですね。英語のいろいろな言い回しに、英語圏の文化もかじれて楽しかったです。
なぜ、今頃(2015.5月ごろ?)この本を取り上げたのか、趣旨が理解できません。
高校生なら感銘を受けるのかも。
本の状態は良く、気持ちよく受け取れました。
温かい気持ちに満たされる良質エッセイ。