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妻と娘の国へ行った特派員 (文春文庫) Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 43個の評価

インドシナ情勢を的確にとらえ、繊細な視線で人間の生を見つづけた報道記者・近藤紘一。ノンフィクションの真髄を味わわせる著作と爽やかなまなざしは今も多くの読者を魅了してやまない。彼はサイゴン、バンコクの特派員として東南アジアの人々の喜怒哀楽や生活につねに関心を向け、ベトナム人の妻と娘を通じてこの地域との縁はいっそう深まったが、惜しくも四十五歳でガンに斃れた。複雑な国情と厳しい風土に生きる人々のダイナミックな姿を活写したこのエッセイ集は遺作となる。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B009HO56AY
  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1989/3/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1989/3/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 276 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 283ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 43個の評価

著者について

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近藤 紘一
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
43グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2002年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は近藤紘一の遺作となった。あとがきは胃がんで入院をしていた虎ノ門病院のベッドの上で、口述筆記されたものだ。
物語はほぼ最後の特派員生活となった産経新聞バンコク支局長のときにかかれたエッセイを中心としている。しかし驚くべきはその物語の深さである。サイゴン、バンコク、パリの3部作を読んだ方なら持つであろう(読んでない方ならぜひ薦めるが)そのあまりに「やさしすぎる」印象は、同じ人間として、あるいは違う時代に生まれたものとして、怖いくらいに圧倒された。
ベトナムを再訪した近藤紘一は、政府のバーで一人の踊り子と出会う。中部の貧しい農村から出てきたという彼女の踊りの優雅さに引かれた近藤紘一は、彼女の夢を聞き、「できるなら、踊るべき場所で踊らせあげたい」!!と願うのだ・・・・・
今ではアジアの国々に出かけ、現地を旅することのできるのは特派員や駐在員ばかりではなくなった。ツアーと称して、乗り物に乗るとうに、何処へでも連れて行ってもらえる。
彼のようなやさしさを僕らが異質の、いや脅威のものとして感じるのは、自分たちができない違う文化をもった人間との、本当の交流をしているからではないか。そしてそんな風に国を超えて交流したドラマがあるからこそ、そこの彼のやさしさが浮き出て見えてくるのではないかと思った。
「何ヶ国旅をしたとしても、何も見えてはこない人がいる。日本という国しか知らなくとも、何かが見えている人がいる」
これはある特派員が国際人ということについていった言葉だ。
ここには一人の日本人が、違うところに住む人!!間とまっすぐに交流し、生きたドラマのかけらが散らばっている。そしてそれらはきっと、僕らの心のどこかに、新しい気持ちを与えてくれるのではないか。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、チト無理をしたかと思ってると、覿面の反撃に出合い、肺炎で入院する羽目になっていた。

4日目に少し息を吹き返し、筆者の遺作に出会えた。インドシナ半島の厳しくも可笑しい、人間の営みに真摯に向き合った1作といえる。改めて人生を棚卸しする日々に、オススメの共感本。
2015年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は全部で27の文章から構成されている。すべての文章は、東南アジア等で著者が見て感じたことが書かれている。著者は、新聞記者としてタイ・バンコクに駐在した時代に取材等で訪れた国々について書いたものである。
著者のバックグランドを承知している読者にとり、本書のタイトルから連想される本書の内容は、ベトナム本ということであろう。何故なら、著者の奥方はベトナム人であり、著者が特派員としてサイゴン(現ホーチミンシティ)で暮らした際に、見初めた女性である。だが、タイトルから連想されるベトナム話しという本書の期待は一部裏切られる。上述の通り、本書は東南アジア等を扱っており、ベトナムのみに焦点を当てたわけではない。27の物語の最初のものはタイであり、いきなり期待を裏切られる訳である。しかし、著者の経験の多様さと文才および視点の深みにより、当初の期待はずれ感を凌駕する、よい読後感を残す秀作に仕上がっている。東南アジアに関心がある方にはおすすめの一冊である。

本書を読んで心に残った点は、次の点である。
・著者は、今はなき南ベトナムとタイの両国に住んでいた経験を持つ。その経験に基づいた両国民の比較論は面白い。ベトナムでは、運転手も女中も仕事仲間であり、雇用者と被雇用者の違いがあれ、人として対等に付き合えた。しかし、タイでは運転手は雇用者に対して「ナイハン(旦那様)」と呼ぶ「階層固定社会」だという。なお、著者がベトナムに住んでいたのは南ベトナム時代であり、現在のように共産化する前のベトナムであるため、人間として対等に付き合えた背景に共産主義の影響はなく、それ以前の歴史や民族性に根付いたものといえる。
・タイ税制では、相続税、贈与税、固定資産税が存在しないという。本書は、1986年に新刊として発行された書物である。現在のタイの税制はどうなっているか、現時点で私は承知していない。
・この時代、バンコクの日本人学校の生徒数は約1000名いたという。驚きである。
・共産化したホーチミンシティ(旧サイゴン)に住むダンサー志望の女性との会話からにじみ出てくる「外」の世界への脱出願望は、「自由」を求める当時の旧南ベトナム国の住民の心の叫びに聞こえた。
・独立前のブルネイの様子が描かれている点は、非常に新鮮であった。
・嫌中国のインドネシアに気兼ねして中国との外交関係を樹立しないシンガポール外交が解説されており、中国人が大半を占めるシンガポールと中国の現在の関係を見ると、想像できない時代であった。
・インドの人口に占めるシーク教徒の人口は2%だけである。

著者は、ベトナム特派員としては日本で非常に有名なジャーナリストである。彼の名を世に知らしめた作品が、「サイゴンから来た妻と娘」及び「サイゴンの一番長い日」である。両方共にベトナムに関心がある方には、是非読んでもらいたい作品である。なお、本書評のタイトルは、本書の「あとがき」で、著者が自らの作品を評して述べた言葉から引用している。(2014/10/5)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沢木耕太郎と同時期に彗星のごとく現れ、短い活動期間にきら星のごとき作品群を残した名手・近藤紘一の遺作。
収録されている作品群は、いずれも雑誌掲載のものであるが、視点・文体ともに書き手の資質を感じさせるものばかりである。
また、あとがきは病床に於いて収録され、編集者がまとめたゲラを、死の直前に確認したものである。
本書を以て、近藤紘一の短いキャリアは終わった。
『ベトナムからきた妻と娘』から時系列に沿って読み、最後に本書を、そしてその次に野地秩嘉が近藤の足跡を追った『美しい昔』を読まれることをおすすめする。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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