Kindle 価格: ¥0

これらのプロモーションはこの商品に適用されます:

一部のプロモーションは他のセールと組み合わせることができますが、それ以外のプロモーションは組み合わせることはできません。詳細については、これらのプロモーションに関連する規約をご覧ください。

を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

『春と修羅』 Kindle版

4.0 5つ星のうち4.0 336個の評価

大正~昭和期の童話作家、詩人である宮沢賢治の詩集。1924(大正13)年、関根書店から刊行。生前刊行された唯一の詩集。口語自由詩。岩手の風景を詩にしたものや、妹トシの臨終「永訣の朝」などを収め、「冬と銀河ステーション」の銀河軽急便が氷をくぐって進んでいくところで終わっている。詩人草野心平に日本詩壇の天才と言わしめた詩集。
続きを読む もっと少なく読む

商品の説明

著者について

宮沢 賢治(みやざわ けんじ、1896-1933)は、日本の詩人、童話作家。岩手県花巻出身で、郷土に基づいた創作を行った。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の基礎になった。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B009IXUODS
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/9/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 375 KB
  • 同時に利用できる端末数 ‏ : ‎ 無制限
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 209ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 336個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
宮沢 賢治
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。

富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
336グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2019年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「蜜蜂と遠雷(下)」の感想を書くにあたって、ふと思いついたのが、宮沢賢治の詩「春と修羅」のパロディで書けないか、ということだった。作中で新曲「春と修羅」を演奏したのだから相応しいだろうと思ったからだ。

もちろん、賢治の科学と感性に支えられた奇跡の語彙に敵うはずもないし、何よりも彼の志にたどり着くはずもない。お遊びであり、やってみると、恐ろしく恥ずかしいものが出来上がった。言いたいのはそのことではなくて、やってみてわかったことがある。

「春と修羅」の一部抜粋

いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾しはぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
(風景はなみだにゆすれ )
  砕ける雲の眼路をかぎり
    れいろうの天の海には
    聖玻璃の風が行き交ひ
      Z Y P R E S S E N春のいちれつ
      くろぐろと光素を吸ひ
       その暗い脚並からは
        天山の雪の稜さへひかるの
       (かげろふの波と白い偏光 )
      まことのことばはうしなはれ

あの詩及びにこの詩集は、単なる「詩」ではなかったということだ。私は単に賢治がリズムをもって詩を作っていたのだと思っていた。違う。賢治は「言葉によって」ひとつひとつ「曲」を作っていたのだ。賢治の中は、明確に世界を鳴らしていた。(と思う。私には曲調まではわからない)

特に「春と修羅」はそうだし、「小岩井農場」は明らかに交響曲だし、「永訣の朝」に始まる三部作、ならびに「オホーツク挽歌」シリーズはレクイエムやそれを超える交響詩だし、「真空溶媒」や「原体剣舞連」などは、もう音符付き曲が出来上がっている気もする。オペラもある。

賢治の住み込んだ花巻の「野原ノ松ノ林ノ䕃ノ小サナ萓ブキノ小屋」には、当時では珍しいレコードが豊富にあり、賢治は毎日のように聞き、それを全く新しい言葉にしたのだ。資産家の息子だからできたのだと言われればそのとおりかもしれない。でも、そこから紡がれた詩は、言葉の神様に愛されたのだ。私は40数年前中学生のとき、写真付き賢治詩集を買って貰って擦り切れるほど読んだ。そのおかげか知らないけれども、思春期の間、その純粋性、理想家、知性に当てられて、ぐれることなく理想家或いは夢想家に育った。文学が人を変える力を持っているかどうかは知らない。けれども、成長期に出逢うそういう本は大きい。

その詩の多くは、意味が全てはわからない。だからいい。人生の大きな謎として、ずっと胸にしまいながら生きていける。

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体 )
「序」の冒頭のことば
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美辞麗句を使わないでも生きる美しさがだせるのだと、感心しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kenji's poems were hard to evaluate before he was alive, but the sharpness of their senses is truly wonderful.It is understandable that the number of fans has increased.I think it was too early in those days.In particular, once you read "Spring and Shura," you will remember as if you were struck by an electric current.It is thought that there are many difficult poems, but there are also many cute and impressive works like "Aneridatan Zelin."
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気になる詩をすぐ読めて、楽しいです。
賢治の世界が好きな人には、良いです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
序詩は心象スケッチの宣言自己の主観の正当性の高らかな宣言として、これ以上のものはない。とし子の一連の挽歌、長大な小岩井農場の心象スケッチのすばらしさ。その他の詩ものびのびとした、イーハートブーの世界がひろがっている。
2019年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詩は理解しがたい。賢治の詩は尚更。ただほとんどの詩が星空や水辺のほとりや美しく咲く花や鳥の歌声の中に、ぽつねんと生を営む賢治の存在が感じられたような気がしました。自分の存在や人生が、大きな自然界の中で蟻が葛藤するようなそんな対比。妹の死。自分の病気。色々思う所が吐き出されたのでしょう。最後迄は繰り返しなので読めませんでしたが、美辞麗句を使わないでも生きる美しさがだせるのだと、感心しました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あヽ いヽな せいせいするな
風が吹くし
農具はぴかぴか光ってゐるし 
山はぼんやり
岩頚だって岩鐘だって
みんな時間のないころのゆめをみてゐるのだ
そのとき雲の信号は
もう青白い春の
禁慾のそら高く掲げられてゐた
山はぼんやり
きっと四本杉には
今夜は雁もおりてくる

宮沢賢治の詩を読むといつだって美そのものに向かう純粋性にうっとりしてしまう。
自身に対しても大きな苦悩を抱えていたにもかかわらずあっち側の美に対してとても力強く清らかでいれたんだと。
とにかく宮沢賢治の詩を読むといつだって喜びを感じます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
春と修羅b
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート

問題を報告


この商品には、不適切な内容が含まれていますか?
この商品は、著作権を侵害していると思いますか?
この商品には、品質または書式設定の問題が含まれていますか?