佐藤春夫先生がにゅっと序文で出てきてオッ!ってなった門弟三千人ニキ顔広いね
韻を踏んでて読みやすい。酒に対する執着すごいけど、星の巡りや牛・乳香などのオリエンタルな言い回しから、豊かなイスラームの世界を感じることができました。これ無料なの!?読んでけ!!読んでけ!!
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ルバイヤート Kindle版
セルジューク朝期ペルシアの学者・詩人、ウマル・ハイヤームの詩集。底本は「ルバイヤート」[岩波書店、1949(昭和24)年]。「ルバイヤート」とはペルシア語で「四行詩」を意味する「ルバーイイ」の複数形で、直訳すると「四行詩集」という題。それはペルシア語詩の形式の一つである。エドワード・フィッツジェラルドの英訳から一躍名の知られるようになった神秘的詩集。
- 言語日本語
- 発売日2012/9/27
- ファイルサイズ303 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
過去を思わず未来を怖れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数々。十一世紀ペルシアの科学者、オマル・ハイヤーム著。ペルシア詩の最も美しい作品。
登録情報
- ASIN : B009IY9J0G
- 発売日 : 2012/9/27
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 303 KB
- 同時に利用できる端末数 : 無制限
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 78ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: 無料タイトル - 706位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 95位評論・文学研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安い早い、面白かった。トレンド3月
2023年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふとしたタイミングで読んでいます。
頑張りすぎたり気にしすぎたりがどうでも良いこととと思えます。
いつかは死ぬのだから、今を楽しまずしてどうする?
をお酒を題材に語ってくれています。原語は音も魅力的かもと感じます。
頑張りすぎたり考えすぎたりする人にこそおすすめです。
頑張りすぎたり気にしすぎたりがどうでも良いこととと思えます。
いつかは死ぬのだから、今を楽しまずしてどうする?
をお酒を題材に語ってくれています。原語は音も魅力的かもと感じます。
頑張りすぎたり考えすぎたりする人にこそおすすめです。
2022年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本は読むけど、詩は読まない人間の感想としては、特に面白くはなかったです。著者がイスラム教徒なのに酒いいのかよ(笑)というだけの本かなと
2023年11月1日に日本でレビュー済み
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作者のオマル・ハイヤーム(1048- 1131年)はセルジューク朝期ペルシアの詩人。ペルシア語で「四行詩」を意味するルバーイイの複数形がルバイヤートだそうで、この書にはルバーイイが143編収められています。
この岩波文庫以前の邦訳は英訳版からの重訳でしたが、昭和22年のこの小川亮作訳が初の本格的なペルシア語原典から直接翻訳したものになります。
訳者による巻末の60頁超に及ぶ長大詳細な解説によれば、「オマル・ハイヤームはイスラム文化史上ユニークな地位を占める唯物主義哲学者であり、無神論的反逆をイスラム教に向け、烈々たる批判精神によって固陋な宗教的束縛から人間性を解放し、あらゆる人間的な悩みを哲学的ペシミズムの純粋さにまで濾過し、感情と理性、詩と哲学との渾成になる独自の美の境地を開発したヒューマニスト思想家であった」(151頁)。
したがって、イスラムが禁忌の対象とする飲酒を大いに楽しむ詩編があったり、死後の世界に思いを馳せるのではなく、今生きるこの瞬間を最大限味わうことを称揚する言葉がそこかしこに綴られます。
(101)
たのしもうよ、生滅の宿にいる身だ
ああ、一瞬のこの命とて虚無だ!
(108)
かくも尊い一瞬(ひととき)をたのしくしよう、
命の実効(しるし)はわずかにこの一瞬。
(109)
世の現象も、人の命も、けっきょく
つかのまの夢よ、錯覚よ、幻よ!
(127)
人生はその日その夜を嘆きのうちに
すごすような人にはもったいない。
(130)
さあ、一緒にあすの日の悲しみを忘れよう、
ただ一瞬のこの人生をとらえよう。
日本人にも馴染みがある仏教的無常観に近いところがなきにしもあらずですが、オマル・ハイヤームは安定させることのできない人生の虚無感を突き詰めるのではなく、むしろ古代ローマの詩人ホラティウスの詩にある「Carpe diem (その日を摘め)」に通じる、人生の悦びを徹頭徹尾享受する姿勢のほうが近いといえるでしょう。
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作者のオマル・ハイヤーム(1048- 1131年)はセルジューク朝期ペルシアの詩人。ペルシア語で「四行詩」を意味するルバーイイの複数形がルバイヤートだそうで、この書にはルバーイイが143編収められています。
この岩波文庫以前の邦訳は英訳版からの重訳でしたが、昭和22年のこの小川亮作訳が初の本格的なペルシア語原典から直接翻訳したものになります。
訳者による巻末の60頁超に及ぶ長大詳細な解説によれば、「オマル・ハイヤームはイスラム文化史上ユニークな地位を占める唯物主義哲学者であり、無神論的反逆をイスラム教に向け、烈々たる批判精神によって固陋な宗教的束縛から人間性を解放し、あらゆる人間的な悩みを哲学的ペシミズムの純粋さにまで濾過し、感情と理性、詩と哲学との渾成になる独自の美の境地を開発したヒューマニスト思想家であった」(151頁)。
したがって、イスラムが禁忌の対象とする飲酒を大いに楽しむ詩編があったり、死後の世界に思いを馳せるのではなく、今生きるこの瞬間を最大限味わうことを称揚する言葉がそこかしこに綴られます。
(101)
たのしもうよ、生滅の宿にいる身だ
ああ、一瞬のこの命とて虚無だ!
(108)
かくも尊い一瞬(ひととき)をたのしくしよう、
命の実効(しるし)はわずかにこの一瞬。
(109)
世の現象も、人の命も、けっきょく
つかのまの夢よ、錯覚よ、幻よ!
(127)
人生はその日その夜を嘆きのうちに
すごすような人にはもったいない。
(130)
さあ、一緒にあすの日の悲しみを忘れよう、
ただ一瞬のこの人生をとらえよう。
日本人にも馴染みがある仏教的無常観に近いところがなきにしもあらずですが、オマル・ハイヤームは安定させることのできない人生の虚無感を突き詰めるのではなく、むしろ古代ローマの詩人ホラティウスの詩にある「Carpe diem (その日を摘め)」に通じる、人生の悦びを徹頭徹尾享受する姿勢のほうが近いといえるでしょう。
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2019年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I could sit here and wax on about this book forever, but in short: READ IT. READ IT NOW. READ IT!
Once I began reading, I could not stop until the last page. I say that this book should be on the must read list of anyone who has the slightest interest in humanity or history. I believe that this book is definitely classic literature.
Once I began reading, I could not stop until the last page. I say that this book should be on the must read list of anyone who has the slightest interest in humanity or history. I believe that this book is definitely classic literature.
2020年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これからのキャリアについて悩んでいた際に、先輩から紹介された一冊。
ペルシャの詩人の詩集ということで、身構えて読み進めた。しかし、4行詩ということもあってスイスイと読み進められた。
「この永遠の旅路を人はただ歩み去るばかり、帰って来て謎をあかしてくれる人はない。」
この詩がとても響いた。色々なことに悩んでしまうが、将来を危惧しすぎず、目の前のことに向き合うことが大切だと気がついた。
読むタイミングによって感じることは様々であるから、何度でも読み返したい一冊だ。
ペルシャの詩人の詩集ということで、身構えて読み進めた。しかし、4行詩ということもあってスイスイと読み進められた。
「この永遠の旅路を人はただ歩み去るばかり、帰って来て謎をあかしてくれる人はない。」
この詩がとても響いた。色々なことに悩んでしまうが、将来を危惧しすぎず、目の前のことに向き合うことが大切だと気がついた。
読むタイミングによって感じることは様々であるから、何度でも読み返したい一冊だ。